老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ブログ etc....

2017-01-31 10:28:30 | 俳句
        

薔薇は好きな花のひとつ。
このオレンジがかった濃い黄色が最も好きである。
春夏秋冬と四季に咲いているが、難しくて詠めない。

    💌    温室に咲ひて十八娘のごとき薔薇

昨日は、色々の方のブログを覗いた。
今までは決まった人のブログしか覗かなかった。

今年ちょっとだけ決心をしたことがある。
今までは夫に連れられてあちこちと二人三脚みたいにくっついて行動をしていたが、これからは機会があれば一人でぼつぼつと視野を広げようと思う。
一人で外に出るのがおっくうだったけれど、引きこもりを脱出だ。
老けていた気の若返りを計り、色んなことに興味を持って楽しもう。
ブログだって、違うジャンルを覗いてみようと思ったのはそんな気持ちからである。

シニアのジャンルを手始めに読んだ。
もう、身体の事ばかり。
私が若い時から抱えている病気を遅まきながら追いついてきての嘆き節。
おいおいおい、みんな頑張れよ。病に負けんなよ ((+_+))

中にはカントリスキーに挑戦をしている元気な強者。
陶芸を玄人はだしでやっている人。文章が上手い、評論家みたいな人。
前向きの人には思わず脱帽をする。そんな人の多さに感心を払いつつ、ブログを趣味としているのは同じだとあらためて思う。   (^。^)he-.。o○

こんな笑を誘う人もいた。
しりとり俳句でもしようと、しりとりのコーナーを覗いてみたが、どこも(つまらない)ところばかりだった、とさ  (*´ω`*)
私が参加しているところも覗かれたのかな~。スイマセン。



昨日のしりとり俳句から。
これでも類想、類句、月並にならぬように苦労はしているつもりだけれど。

    💐    凍滝はもすこし先と先導者

    💐    地図開き残るは三ケ寺冬遍路

月並みと私も思う。
    💐    門燈を消し忘れある今朝の雪

    💐    月冴える野良猫の目のらんらんと

自分で言ったら興ざめだが、季語は動かないように注意を払っているつもり。

    
    
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眼鏡立て

2017-01-30 14:26:51 | 俳句

       

昨今は眼鏡をかけたまま眼鏡を探している。
ふっと気がついて苦笑をする。日常茶飯事とまではゆかぬが多い。

       

テレビの横、机の上。パソコンの周辺とこの眼鏡立てを置いている。
置き場所を決めておけば、どこへ置き忘れたか探さぬとも眼鏡はあるのだけれど、そこへ置かぬことも多くて、眼鏡、眼鏡と探すことになる。

端切れで作った。
友達がこんな眼鏡立てをもらったから、同じようなのを作ってと持って来た。
それを参考に何十個か作った。
端切の布とボール紙があれば簡単に仕上がる。
友達、自分用、余ったのを知り合いに配った。

又、作らなければ。
少し汚れが目立ってきた。


連歌に頭を使って、俳句はおざなりに。
連歌は初心者というより勉強をしてないなので、全く歯がたたない。
それでも、楽しい、暇つぶしになるので末席を穢している。
その内おいおい解ってくると思いつつ毎日挑戦をしている。
捌く先生は迷惑と思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。


ぼつぼつと投句したしりとり句。

     💐    牡丹の芽遍路がじつと見てをりぬ

     💐    炬燵守るスマホで音楽聴きながら

     💐    北風やヒースクリフとキャサリンに

> 前の人がエドーガーとアラン、、、と投句をしていた。多分このごろ流行の漫画の主人公だと思う。読んでいないので解らないが、私はエドガーだと「嵐が丘」のキャサリンの夫が先ず浮かぶ。
エドガーを繋いで始めは
💌  エドガーとキャサリンに北風のいつまでも

しかし、キャサリンが出ればヒースクリフが出なくては駄目と思い推敲句になった。
三人にとって嵐の吹きすさぶ不毛の愛が続く。もっと上手に表現できないかな。
しかし私の目指している五才の子が読んで解る句でなくなってしまう。

[エドガーアラン、ポー   から(江戸川乱歩)と名前に。勿論知っているよね。」

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私のおつむは枯れ野色

2017-01-29 12:34:32 | 俳句
毎日、家の中では何も書くことが無い。
習慣のようにパソコンの前に座り、座ればブログのページを開いている。
俳句も駄目。連歌も駄目。自分に愛想をつかしている。
しりとり俳句が、唯一の慰めの場所。それだって、最近はぼちぼちである。

しりとり俳句から生まれた句。

    

     ⛄    冬かもめの中に一羽の雌鴨かな

     ⛄    潮鳴りも荒波も好き冬鴎

     

     ⛄    一度出てみたき句会や冬椿

< 句会にも出ない一年であった。出席いかんにかかわらず唯我独尊になっているので他人の意見に耳をかたむけるのも必要だとは思っている。

     

     ⛄    梅の花水琴を聴く床几かな

     ⛄    白梅や磨崖に残る朱の文字

     ⛄    梅園に蜂の巣箱の一つ増ゆ

     

     ⛄    産土は冬でも春のやうあたたか

     ⛄    たんぽぽ色の昼の灯避寒宿

それぞれしりとりから。

     ⛄    祝ひ酒用意万端春隣

> 稀勢の里の優勝でしりとり句の方々も沸き返っていた。

     ⛄    粉雪や土塀の屋根に布袋さま

     ⛄    冬日濃し長き影置く鳥居かな

     ⛄    ふっくらと蒲団膨らみ日脚伸ぶ

     ⛄    春隣貸した本寄り道をして

オソマツでした。
単なる自己満足の句である。


      
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貸し菜園    🍓

2017-01-28 11:02:12 | 俳句
   

私の住んでいる 団地の「貸し菜園」

団地の住人であれば、空きスペースがあれば誰でも一角を借りて使用をすることができる。
団地から歩いて、近い人では5分、遠い人でも歩いて10分ほどで行ける。
団地は300所帯くらい。そのうち現在は50人くらいが使用をしているだろうか。

      

この辺りの古い地主さんがもう使わなくなった土地を貸してくれたらしい。
年間の使用料が1000円くらい。
地主さんの固定資産税に足りるのかしら。?
泉が三か所ある。
そこから年中、絶えることなく水がわき出している。
それぞれ、自分の借りた区画に近い泉の水を使えばよいようになっている。
この年間使用料の中から 畑を耕す耕運機が二台、倉庫がありそこに仕舞っている。誰でも使いたい時に使っている。

        
      
昨日は暖かだったので散歩の途中に、菜園で働いている方に声をかけて立ち話をした。
豆の世話をしていた。
豌豆の中で、絹さや、グリーンピース、スナック豌豆、そして蚕豆(おたふく豆)が育っている。
豆を這わす細い竹をたてたり、ネットを被せたり結構忙しいと言いつつ楽しげである。
葱と白菜の横の畝には玉ねぎが整然と大きく根を張りつつある。

     

暖かいこの地方であるから、苺が色づいている。
葉が焼けて赤くなった。苺の粒は小さいげれど赤く色づいているのは美味しいと言いながら、一個採ってくれた。
思ったより甘くて美味しい。色づいた苺を時々つまみながら畑仕事をやっていると笑っている。

「田舎くらしも捨てたもんじゃない」
私のブログのタイトルだ。    忘れていた。
田舎 バンザイ、バンザイ。


     💐    海に尻向け大根を抜きにけり

この場所からは瀬戸の海が見える。
説明は必要はないが、五年前にこの場所で詠んだ句。

     💌    水ぬるむこの地に根を張る吾影ぞ
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雪の残る山

2017-01-27 18:59:20 | 俳句
   

実家のある徳島県へ。
四国山脈に残る雪が見える。
この四、五日の寒さに降った雪であろう。
天気予報もしきりに徳島県地方には雪が降ると告げていた。
香川県は山沿いでは雪になります。、、と言葉を使い分けていた。

    

近くの山には一部、残っているのが良く見える。
子供の頃には良く見慣れた景色である。
懐かしくもある。
車中から写真を撮ったから、どれも電線が写っている。

太平洋から吹く冷たい風が四国山脈の上空で雪となる。
四国山脈で一度弱くなった冷たい風は阿讃山脈に遮られて又一段と弱まる。
県境の峠を一つ越えただけでこうも景色が違うのだ。

私の住んでいる辺りは、余り雨も無くいつも暖かく感ずる。雪が降ると小躍りしたくなる。
北国の人には聞かせられない言葉か。


    💌    素麺を干す産土や寒土用

    💌    いせ辰の粋な風呂敷寒見舞

    💌    淡雪や吾の足跡なき古郷

    💌    風花や古里に逢いたき人亡ず
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