ぼんぬ・ままん

のんきにようきに終活。。。

春愁

2021-04-22 08:06:12 | シニア
       


毎日お裁縫。
少し、少しづつはかどらないがやっと仕上がった。
又、エプロン兼ジャンバースカート。

その間、好きな俳句は考えない。
考えない?より遠ざかっているのだ。

それでもネット投句の締め切りには、昔の学生時代の試験のように、一夜漬け
でパソコンの前で考え、考えて思い出の場所を詠んだ。

有難いことに選にとおっていた。

ある札所寺の本堂の天井絵の事。
大天井の隅から隅に、京都の画家が龍の絵を描き奉納をしている。

その龍を詠んだ。

     🐢     春満月龍抜け出たき絵天井

     🐢     鳴龍を鳴かせお遍路去りにけり

< ☆ 俳句は時間がかかる。残り時間の少ない人は覚悟必要。>
師の言葉。
遠ざかるなどと罰当たりな事を考えては、、、愁いが、、、
真摯に俳句に向かえってことだ。
お裁縫ばかりに現を抜かさないようにと諭されているようだ。



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春の服

2021-04-15 16:57:34 | 俳句のすきなシニア

    

最近はお裁縫に、、、
やっていたとは言い難いが、、、、

   ☆    愚直にも紺を選りつぐ春の服   藤沢秀永

こんな句を見つけた。

紺色の好きな私は、紺が真っ先にいつも目に入る。

これは厚手の絹地。最初はデニムと思い手に取った。
艶やかな絹地だった。躊躇せずに買った。

しかし何年か押し入れにしまったままだったが、コロナ禍の時代。

早く服にしておかねば、、、、

    

    ☆   春服や若しと人はいうけれど    清水基吉

<昔は清水基吉氏は作家だと思っていた。小説を読んでいると句会の様子が臨場感あふれて書かれている。
後になって俳人であることも知った>

これは今日縫いあがったばかりのエプロン?それともジャンバースカート?

はたして紺系と言わずして?
久留米がすりのリメイク。
義母の来ていた着物。

おしゃれをしている同じ年代の人を見ると、参考になる人はまじまじと不審者に間違われるほど見てしまう。
少ないが、、、


     🐢     春の服縫ひぬ句会があればなあ

     🐢     歳不詳春服のすそひるがへし

     🐢     新調の春服心のひもゆるむ

     🐢     春の服貝の釦のひかりけり

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山野草

2021-04-13 00:43:40 | 俳句のすきなシニア
       

山シャクヤク
一度、咲いている実物を見たかった。

     ☆   白一重山芍薬の一花咲く    右城暮石 

     

やっと咲いている本物に、、、
山辺や森の奥で出会うと感激ももう一段深かっただろう。 

      

熊谷草
この花も一度見たかった。

        ☆    竹散るや熊谷草の母衣の上    綾部仁喜

いつも結願寺の裏山に咲くのを知っていて、何度も行ったが時季が早かったり、咲いた後だったりし、恋する山野草に振られてばかり。

阿波から讃岐の県境の長いトンネルを抜けた場所にあるドライブインで山野草を並べていたのに目が止まる。

写真を撮ってもいいですか?と聞くとお構いなく
、、どうぞ撮ってくださいと、、、言葉に甘えて、写させていただいた。


         

名前には親しんでいたが、この花も初めて。
私の経験は浅いな。


     ☆    岩かがみ雪解千筋の簾なす   篠田悌二朗



     

遠目に一番に見えたのはこの桜。
もっともっと美しいなりだったそうだ。
散りかけて、、、と女店主が。。。。
それでも充分に綺麗だ。

      
               ☆   今宵炉に桜生木も火となりぬ    吉田汀史 


山野草を趣味にしている友人から去年いただいた 翁草 を大切に管理をしていたが、残念なことに枯らしてしまった。

育てる、管理が難しい。
環境の違う場所では花にとっても苦労が多いであろう~なんて、自分の不始末に蓋をしている。


     
ヒマラヤサクラソウ  日本に自生をしている花だそう。

さながら一茶の頃の桜草は、この花に近いのではないかしら。

     ☆    我が国は草も桜を咲きにけり   一茶



     🐢    借りこ牛の道は古りけり山桜

     🐢    熊谷草落人の墓ここそこに

     🐢    山芍薬守りてありぬ竹矢来 

     🐢    桜草門まで続く急勾配          
  






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放哉忌

2021-04-07 20:35:19 | 俳句のすきなシニア

 

今日は放哉忌。
思い立って大串半島へ行く。
ここは小豆島が四国と一番距離的に近い場所だ。

     🐢    目交に見ゆ小豆島放哉忌

     🐢    幸不幸千差万別放哉忌

     🐢    放哉の終焉の島朧なる

放哉の事は知っているつもりだったが41歳で亡くなったとは知らなかった。
残っている写真が若いはずだ。


野外劇場へも。
よく慎ちゃんを遊びに連れてきた。

     ☆    碧落の野外劇場風死せり

私の好きな句の一つ。

今日は鶯、名も知らぬ鳥の競演。

     🐢     笹鳴もまぢり夏鳥競演す

     🐢     岬鼻に野外劇場鳥雲に


      
 

ワイナリーでワインを買う。
これも目的のひとつだった。

     🐢     花の波へ漕ぎ出す舳喫茶店

     🐢     花に酔ひワインに酔ひて惜しむ日ぞ


     

ワイナリーを下る途中、虎杖を見つけた。
最近、道の駅で虎杖を買った。お酒のおつまみを作った。

その時は虎杖を採りに行く元気は無いと思ったのだったが、今日のように偶然に生えている場所に行きあたることもあるなだ。

お隣の奥さんが虎杖を好きだから、いやというほどたくさん採った。

    🐢     虎杖の煮〆のレシピ教はるる

    🐢     ぽきんと胸はずむ虎杖折にけり

大半をお隣さんに持って行く。
お煮しめの作り方を聞いた。
以前、土佐の山間で食べた山菜料理、その中で虎杖のお煮しめが美味しかったのが忘れられない。

          🐢     脱藩街道虎杖採りつ歩きしこと


      


大串半島。
ワイナリーがあり、サッカーの競技場があり、野外劇場にキャンプ場、釣り堀。

自然派には垂涎の半島を抱える街。

コロナもここでは忘れる時間を得られる、、、、?

     🐢     亡き婆さんと犬をりさふな野に遊ぶ

     🐢     長閑なる岬そのかみの狼煙跡

お陽さまに当たると身体の調子が悪くなるが。。。今日は? 楽しかった。
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二人のロッテ

2021-04-04 11:11:57 | シニア
          


図書館で子供に読ませたい名作コーナー、でふと見つけた本。

図書館は10冊の本を貸してくれる。

いつも面白そうなのを、本棚から見つけ、パラパラと捲り借りてくる。
途中で読むのをやめる本が幾冊かある。
何回も登録をやり替えて一か月以上も手元に置いていう本も幾冊かあるのと新らしいのを借りていた。

二人のロッテが目に留まり、一冊は今度に回して、ロッテを借りた。

展示用は貸し出せないからと、、、探して持ってきてくれた司書の人と
「子供の時の愛読書でしたが、今も名作に入るんですね~」
笑いながら借りた。




胸が躍る。
子供の頃の、この本を読む時の感情が諸に甦ってくる。
この感激、幾度も味わった。

その時の童心に、今、、、

くしゅくしゅと鼻水が、そして涙があふれそうになる。

「二人のロッテ」
読んでいる時は、私にとり魔法の時間、、、この本はバイブルなのだ。

ルイーゼが熱を出し、親子4人が集う場面。
この場面を読むのを最初から判っていながらの期待感。
そして涙腺を刺激する、いつものように。

私に残っている童心と素直な心に吾も驚く。

小公女、小公子、、、読みたい本が浮かぶ。


      🐢    チュウリップおさなあふるる胸ぬちに



     🐢     禍々しコロナ遍路が消えにけり

最近、お遍路さんが消えた。
おおこの老人くさ。やっぱり。

  


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