老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

風鈴考

2024-08-04 11:15:13 | 老人日記
        

昨日より北の部屋は風があってしのぎやすい。 
窓辺に吊った風鈴も良く鳴っている。

風鈴がやかましいと言った管理人。

長い間、吊るのを我慢していたが、今は開き直っている。

風鈴に文句を言う住人や管理人を無視することに決めた。

「私が下で掃除をしていても、風鈴の音がします」
と管理人が言った。
この言葉、管理人を逸脱した言葉と私は受け止めた。
夜は外すことにしているが、風鈴が騒音なのかしらねえ?

私は管理会社へ住人がどうのこうのと意見を申したことはないけれど、いつもフロントでお喋りに花を咲かせている、いつも決まった住人がおり、その人たちに挨拶をしなければ通れない。
おしゃべりは他の場所でやってほしい。
これだって迷惑なのよ、、、。

こんなことから、私の身の内で何かが弾ける。

私は、めんどい、難しい婆さんだと承知をしているが。。。

私の許容範囲を逸脱した管理人。?住民たちは、まるで自分達を牢獄に住んでいても平気な、無味乾燥な人なのでしょ。。。。。

マンション生活を何を楽しみにエンジョイしているのだろう。

しかし、それまでして風鈴にこだわる私がいやみ女の異常者かなのかもな。。

あれも駄目、これも駄目、自分で自分の首をしめているのに気づかない?
生活に追われているのかも。

(おしゃべり相手が管理人しかいない住民各位のさみしさ、愚かしさを気の毒とも思わないでも無いが、、、)

(吊る場所を変えた。南の部屋から、北に移動)

上下の階の人ははてさて、まだ迷惑ですか?

北の部屋は西に窓があり、北窓は屋島颪が吹くが、夏は暑くて冷房なしでは生活が出来ない。
冬も屋島颪に直撃されて、もちろん暖房がなければ使用ができぬ、死に体の部屋なのだ。
しかし、家中で一番に広く、この部屋にミシン、大型テレビ、パソコンを置き、私の遊び部屋として掛け替えのない大切な部屋でもある。 

         








         
昨日のしりとり俳句
    @   風が風よび波おこる青田かな    青
    @   つり橋は記憶どほりや合歓の花    記憶
    @   風死すや直立不動の絵蝋燭    風死す
    @   街角のからくり人形驟雨くる    街
    @   歳時記に干からびた紙魚ありにけり   紙魚 
    @   白日傘立てたる襟のゆるぎなし    白
    @   夥し海月鬼ヶ島へ渡る舟      海月
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やること無くても一日は、、、

2024-08-02 16:11:02 | 老人日記
         

今日も暑い。
昨日より風があってしのぎやすうけれど。

なにもすることが無いのも身体を持て余してしまう。

ブックカバーをかけた歳時記があった。
本棚に何冊も並んでいた。

                   


暇な時に作った? 
悪い趣味じゃない。

       

いろいろ、辞書やメモ帖にもカバーをかけている。 
表紙はきれいに保たれているが、中を開くとページを繰った後が、、、
それなりに利用をしていて染みや痛みもある。

最近は歳時記もめったに利用しないで、勉強不足だ。
パソコンで調べた方が早いから、便利だけれど味気のない生活だ。

     

しかし、我田引水と言うがカバーは良い趣味だと思う。

  
           
            
       
常に使用をする携帯用ばかりだ。
枕になるような大きくて重い歳時記も写真集もあるが、携帯用にカバーをかけたのは正解だったと思える。 

やることも無い、もてあましている時間つぶしにブックカバーの品評会でした。。。。 

最近はおろそかになった俳句。
思いでばかり甦る。 










今日のしりとり俳句
    @    夏の雲大川またぐ沈下橋     夏
    @    心頭滅却背に負ふリュックサック    暑い?
    @    ふる里は青田の波や父祖の墓    墓
    @    父に母に語りかけつつ墓洗ふ    墓
    @    婆さまは水鉄砲に倒される    水鉄砲
    @    七タ竹葉っぱ丸まる暑さかな    七夕
    @    浮人形孫が忘れて帰りけり     浮く
    @    夏惜しむ川面に石を辷らせて    夏
    @    廃屋や夏桑に黒い実が実る    桑
    @    八朔一日吾生まれた日水を呑む    水
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待ち合わせはペットショップで

2024-07-31 21:27:57 | 老人日記
               

ペットショップで熱帯魚や金魚の泳ぐコーナーに。
この魚は大きさ10センチ以上もあるだろうか?
水槽の中を一匹で占めて悠々と泳いでいる。

         
 
薄色の白系の魚。
ひれが綺麗だ。
めずらしく私が見たのは初めて。


       

瘤があるような顔。
お目めが可愛い。
猫の目のように、縁どりが金色だ。


       

君は肥満体だね、、と言ってしまいそうだった魚。
ひれも短く、見ていておかしくなった。
これで10センチ以上ある。


       
  
面白い魚を見つけた。
ほっぺに大きいちょうちんのような袋を付けていて、それに黒目がある。
大きさは7~8センチ。


       


この魚も。
ほっぺの横に目玉のような???それとも風船??
身体は金色がかったまだら模様。

なぜだかグロテスクとも思えるが面白い種類だから買って飼う人もいるのだろう。
飼育方法が難しそうだから、私は無料だとしても遠慮をする。


待ち合わせはペットショップで、、、が私のモットー。
犬、猫のコーナー。小鳥のコーナー。水生植物、小動物、爬虫類、etc.
待ち時間をこれらのコーナーにいると退屈をせず、待たされても、待たしても気持ちはおだやかだ。

今日も友人との待ち合わせにここを選んだ。
少し早めに家を出て、仔猫と仔犬に接する。

それから魚のコーナーに。
虹色の小さな小さいな熱帯魚が何十匹も泳いでいる水槽もあって、退屈はしない。

待ち合わせには、もってこいの貴重な場所である。














今日のしりとり
    @    大昼寝爺さま入歯はずしをり    昼寝
    @    冷麺や薬味あれこれ江戸切子    冷麺
    @    日雷くはばらシャツの背の髑髏    くはばら
    @    夏の蝶指圧してゐる三里の灸     押すから
    @    籐椅子にポケット版の漢字辞書    漢字
    @    美しき病葉の散るにはたずみ    病葉
    @    緑陰へ長いスカートひるがへす    緑陰



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一番に好きな番組 「フオレスタ」

2024-07-30 09:05:07 | 老人日記



昨夜は、一番に好きなフオレスタの歌番組があった。
何をおいても、時間を合してこの番組は見落とさない。



         

特に男性のメンバーが好きだ。
若い女性が夢中で観ている歌番組と同じに、心をときめかして、テレビの前に座る。

あざみの歌は青春歌謡の中でも特にすきな歌。
午后の8時がきても、暑さが残っている中で、写真を撮りながらも、一生懸命に聴いた。





そして山のけむりが流れる。           
           
                                              

             

自分にこんなに素直に、心をときめかしている時間が有る事に気づくと可笑しくもなる。 しかし真剣に視入る。

どちらかと言うと男性の方が一段と好き。
女心をときめかす、好きな男性歌手がいる。
ほんわか、ほんわかとなる。

声の魅力はピカ一の歌手も。

眼鏡をかけている歌手。
真面目そうだが明るい。折にふれて明るさの垣間見える時がある。

一番に古手の歌手は、なぜだか存在感があってリーダーって気がするのだ。
皆、みな、それぞれに団体でありながら個性があって、これに気がつくのも楽しみのひとつ。
真面目で、最近は名前も全員憶えた。
甲、乙、つけ難く皆さん好きだ。

女性は年齢とともに声に艶があり、最高のコンデションの時期かもしれない。
が、ちょと物足りなさを感じる。
若いのが良いかというのでは無くて、見た目で楽しみたいところもあるから。            

     


さくら貝の唄

私がカラオケで歌う時はこの曲ばかり。
新しい曲は知らぬから、いつもこの曲に落ち着く。
もっとの好きな唄といっても過言ではない。
昨夜は女性たち、バンザイと言いたかった。

そんな一時間はあっと言う間に過ぎて行く。
思いついて、写真を撮ったのは途中から。
最初から撮っていれば、良いシーンもあったにちがいないけれど。
歌番組だ。
歌を聴くのが本来の目的だ。

来週と再来週はお休み。
パソコンで聴くよりしょうがないか。












今日のしりとり俳句
     @     採りくれぬ両手で受けるさくらんぼ     手
     @     パラソルをまわし観てをり野外劇     野外劇
     @     男の子のつむじ右巻き草いきれ    草いきれ
     @     かき氷サンダルに足かまれけり    かき氷
     @     味気なき黒い錘を水中花    水中花
     @     瓶詰のピクルスつまむあつぱつぱ     瓶
     @     青嶺から青嶺へ鉄塔またぎゆく    鉄塔

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暑い と言っても詮無いが

2024-07-29 16:01:41 | 老人日記


暑い。
昨日も今日も37度越え。

朝はしりとり俳句で時間をつぶした。

食欲は無い。
水中りのような気がしている。

    @    百日紅瓶にためある安全ピン    瓶
    @    ナイター中継半狂乱に叫びをり    ナイター
    @    水あふる手押しポンプや青田風     水
    @    水中り膝にくる猫もてあます    猫
    @    涼しき笑顔金色のメダル挙げ    金
    @    釣忍風筋に猫寝まりをり    風
    @    朝涼や家中の窓開け放つ    朝涼し

心こもらず、写生句でも無く、やっぱり選句をしてくれる師は必要だろうかと悶々とする。


俳句に対して欲はとっくの昔に捨ててはいるものの、作って捨てるばかりでは、生きがいが無い。

     

買い物帰りに、連れ合いが裏屋島のドライブをしてくれた。
浚渫船が大きな音を立てていた。

    @   盆前の仕事納めか船卂し
    @   身ぬちひやひや近づいてくる秋よ



    
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