老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

先頭先生

2024-08-10 12:12:06 | 老人日記
          
        

昨日は長崎に原爆が投下された、79回目の「長崎原爆の日」だった。
悲惨な原爆の傷や痛みを忘れた愚かな政治家が核を脅しの道具として、利用をしようなぞと言ったりする。

腹がたつ。
怒りが湧く。

        

核をなぜ政治利用にするのか?
なぜ核を廃絶できないのか、、、、、理解ができない。

この、長崎の平和公園に設置されているシンボルの像を見る度に想い出す方がいる。

この筋肉隆々の像のモデルらしいと言う先生がおられたらしい。
重量上げの選手だから、モデルに値する筋肉の持ち主であったに違いない。

先頭先生と親しみをこめて呼ばれていた。
記憶がとおくなって「吉田先生」としかお名前は出てこない。

戦後初めての、アジア大会で日本の日の丸の国旗を持って、「先頭」を歩いたことから、「先頭先生」と呼ばれ出したらしい。

聞いたところによると、その頃は日本に対する戦争感情も残っていたから、国旗をもって行進の先頭を歩くには勇気がいったとか。
どこから、狙われて銃弾が飛んでくるかも分からないから、不安があったと、後に先生は言っていたらしい。

何故、「先生」か?
吉田先生は、そのころ新制高校の高校教師であった。
で、あるから先頭先生とも呼ばれていたみたいだ。。。

吉野川にかかる長い橋の欄干で逆立ちをしたとの武勇伝もある。

姉の旧制の女学校の担任で、ほんとうに姉は可愛がられていたらしく、我が家にも遊びに来たことを憶えている。

もう70年以上も前の昔の事。
私が思い出話でも書かなければ、吉田先生が、長崎の平和公園の像のモデル?だったと思う人はいない。

今日にでも姉に電話をかけて古い昔の事を思い出し、そして、はらからの事も語ろう、、、、。











しりとり俳句
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