老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

二月は逃げる

2024-02-29 04:39:11 | 老人日記
        

向こうの家のリビングの壁。
もう昔に作ったパッチワークのヒラメ。20センチくらいかな?

一月はいぬ
二月は逃げる
三月は去る

月日の速さを例えた昔からの言葉。
二月も今日で終わり。

ニ~三日前から胃が痛み、ろくに食事をとってない。
昨日はヨーグルと牛乳をコップに一杯づづ飲んだ。
胃が痛くて固形食は食べていない。

たまたま病院からい胃カメラの検査をやらないかとの知らせがあったので、病院へ予約を取りに行った。予約どころではなかったのだ。
その朝から胃が痛む。七転八倒とまではゆかぬが、痛みに襲われ、今日の胃カメラ検査になった。
その間、飲まず食わずの生活。
食を摂らなければ身体に力が入らない。
食欲はあっても、食べるのが怖いから食べない日が続いた。

床に横になっていても悪い方にばかり考える。

入院の支度をやっていた方が良いかなぞと、、、

二月には逃げてもらい三月は(胃の検査をふくめ)諸々の諸悪は去ってもらい、、、
花の時季を楽しく過ごしたいものだ。

自分のブログを読んでいると、ネガティブな事が多い。
これからは、楽しく朗らかに老の生活をポジティブに過ごす努力をやらなくてはと思う次第。


    🌼    辛夷の芽新しいスリッパをおろす
 
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にゃんにゃん猫の日

2024-02-22 17:55:06 | 老人日記
     
 
朝からテレビ欄はニャンニャン猫の日とかまびすしい。
ハナちゃんの事を思いださないではいられない。   

この写真はハナちゃんがもうすぐ天国へ召される日も近い頃。

        

     

ハナちゃんが亡くなるなぞと想像だにしなかった。

この頃は思えばいつも寝ていた。
私の膝にくると毛が長いから痩せていると見た目は感じなかったが、触れれば骨がこつこつとしていた。


              

猫の日だから、こんな猫のブローチを作った。
あまり良い出来とは言えぬが、春にセーターにでも付けよう。

さてさてブログは書く事も無かったけれど猫の日だ。
せめてハナちゃんを想い出そう。

昨日、連れ合いが向こうの家の庭のハナちゃんのお墓の周辺に黄水仙が咲いていたよと摘んできて花瓶に挿していた。

      😿     猫の日や猫のアルバム繰りをりぬ








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ああ憐れ

2024-02-21 04:47:32 | 老人日記
       


今回は腰痛。
ああ 痛い。
いやだ、嫌だ。
もう、これでもか、これでもかと身体のあちこちに支障をきたす。

痛みを忘れるために、八時に床に入った。

それで目が覚めたのだ。痛みは少し治まっているが、早くから寝たものだから、ラジオ深夜便に耳を貸していたものの、とうとう床を抜け出してパソコンの前に。

昨日は簡易のベストを縫った。(一週間は縫うのに要した。)
表も裏も大島紬を利用し、袷にした。
老いてから寒がりになり、少しでも暖かいのが良い。
最近は重ね着をし、見た目の着膨れ婆さん自分でも可笑しいやら哀れやら。。。

家に籠ってばかりで運動をやらぬから、腰に痛みがきたのだ。

老夫婦が社会参加もせずに、慎ましい生活。淋しい。哀しい。
三度の食事に気を使うだけで、新聞を読みテレビドラマに一日の大半、現を抜かす。
これで日を重ねるだけとは将来(あるの?)が怖ろしい。

それより、今日は整形外科に行かなくっちゃ。

世の80才をすぎた方々が、どんな生活をしているかと気にもなるが、近所の老人中心の色々のクラブにはな~。
話してに相槌を打つのもめんどくさい。世間が狭くなるばかりと解っいるけれどな~。
淋しい毎日なのだ。

      🐈    手慰みに和布のブローチ亀鳴けり
            
      🐈    寒もどるシナモン多めの紅茶かな
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思い出巡り

2024-02-13 12:26:43 | 老人日記
           


三寒四温。
一度、今年の干支の竜の像がある池に行ってみたいと思っていた。

慎ちゃんを連れて何度か遊びに行った。
池の堤に、誰もいない時は綱を放してやると、思いっきり駆け回る。
彼は余り体力が無く、2~3度、堤をかけると疲れてだべってしまう。

      

この大きな日本一の竜の像も慎ちゃんの視界には入らないらしい。

    

全く興味を示さなかった。

          



    

慎ちゃんが亡くなって10年以上になる。
以前より整備された三郎池の周辺は、きれいな公園になり、このような碑も無かったものだが、訪れている人も昔に比べ比較にならぬほど多くなっていた。

     

恐い貌だけれど、どこか愛くるしい。
「慎ちゃん、見て見て、怖い竜の姿、、、」
と首を竜の方に向けれも、
「離して、離して、、、」
と我かん知せずの体だった。

     
   
大きな胴に乗せて、記念写真を撮ってやったことなど思い出す。

       

慎ちゃんがいて、ハナちゃんがいた頃が、我々は一番に幸せだった。
折にふれて言葉にもする。連れ合いは感慨深げに想い出している様子だ。

今日は暖かだったから、三谷の三郎池の竜を見に行こうと、ドライブがてらやって来たのだ。

 

むかし、むかし三谷の三郎池には、、、、の書き出しで始まる、三郎池にまつわる昔話の案内板がある。

青銅の像に触れるとさすがに冷たい。
池から吹きのぼる風は、まだまだ春は名のみの寒さだ。


屋島が正面に望むことができた。
慎ちゃんの喜ぶ顔と激しく左右に振る尻尾ばかりに気をとられていたから、こんなに綺麗に屋島が見えるなぞと初めて気がついた。

屋島に寝姿の八栗山。
愛する我が街。
楽しい一日だった。

     🌺     竜神のまき髭に触る春の雲

     🌺     福寿草無いものねだり悔やみけり




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椿 つらつら雑感

2024-02-10 20:48:43 | 老人日記
       

この試験場が来年度には県立のフラワーパークとしてリニューアルをするとニュースをやっていた。

折にふれて花を観に訪れていた好きな場所だ。


寒さを衰えたことで、久しぶりに梅の花と椿を観に行った。


           

丹精を込められた試験場の職員による盆梅、、「八重野梅」

     

冬至と言う名の真直ぐに天に向かって咲く白梅。
盆梅を飾る棚が続き、そこを見物をして奥へと進むと色々の種類を植えた小高い丘がある。

       

ちょうど満開の時季に出くわせたらしく昨夜の雨の粒を含んだ梅がお日様にキラキラと光っている。
     

     


土曜日。我々と同年代の老夫婦の見物人が多いこと。

時々、隣接をしている飛行場から飛行機の発着音がする。

               

そして、苦い想い出のある「椿園」に、、、

香港で買った面白い?趣味は?まあまあフレームの眼鏡を落とした場所。

写真を撮ったり花に見入ったいたのだろう?気がつけば無い。
辺りを探したり、公園中を探し回ったけれど、眼鏡は見つからなかった。   


 
                

今日は枝に引っ掛けないように気をつけて椿の鑑賞をした。

さて今回は「杖」をどこかに置き忘れた。
(ありました)椿に立てかけていた。

                     

       

この椿にはみんな名前がある。
都姿。覆輪侘助。寒咲侘助。紅侘助。初雁。太郎冠者。乙姫。隠れ磯。
白雪椿。土佐有楽。聚楽。花見笠。加茂本阿弥。。。。。。
さも。。。。ささ、、さてさて無限


【ツバキには何種類ありますか?】
椿、サザンカは世界中で愛され、日本産の花を元に生まれた品種だけでも約6000種あるともいわれる。 一重、八重、千重咲き、絞りなど花形も変化に富み、品種を選べば秋から春まで花が楽しめる。


さもありなん。愛好家が品種改良をやって、これからも増えるだろう。
新しく珍しい花を改良をすると喜び勇んで名前にも挑戦をする。

      

今日の椿の中で印象に残ったのがこの椿「白楽天」

虚子の俳句で牡丹を詠んだ句。

    🌺    白牡丹といふといへども紅ほのか   虚子

白い椿の花びらに紅の筋が走っているのが気になり虚子の句を思いだした。

この試験場がどのようなフラワーパークに変身をするのか楽しみだ。





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