昨日から、テレビをつけると、舛添、舛添、舛添 と舛添の名ばかり耳に入ってくる。
今朝も、どのチャンネルを回しても、舛添、舛添 。
東京都民ではないけれど、いつ舛添が失脚するのか、目が離せない
かって佐藤愛子が 直木賞を取った小説の「戦いすんで日が暮れて」をふと思い出した。
但し、題名だけであるが。。。。
夫が背負いこんだ、借金を払う実体験が基になった小説である。
必死で、都知事にしがみついている。
嵐が過ぎるのをひたすら待っている、老獪な狐、それとも狸。
虚しく戦っている、気の毒なお山の大将。
いつも思うのは、母親だったり、妻だったり、子供のこと。
家族が今悪いことが悪いと判断できぬ、夫や父のことを、どう考えているのだろうってこと。
将来、俺は「何と戦ったのだろう。あの虚しい日々は何だったのだろう」
普通の人だと、思うにちがいないのだけれど。
さて 舛添は、運が悪かったと、他人を怨むのじゃないかしらね。
梅雨に籠もっている机の上にあった本。
「田辺聖子の小倉百人一首」 挿絵は岡田嘉夫氏。
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
ただ有明の 月ぞ残れる
後徳大寺左大臣
梅雨に籠もる日はこんな本を紐解くことも。
クレヨンしんちゃんも蕎麦打ちの本もよいけれど、外国の方に舛添饅頭より、こんな本の一冊でも贈ればよいのに。
字がよめなくても、挿絵が楽しい。
私の昨日のしりとり俳句
🎋 遠き日がまざまざ青葉木菟鳴けり
🎋 海月うち寄せられし浜捨小船
🎋 水鉄砲作ろう椋の実見ィつけた
🎋 梅雨空を空き缶咥へゆく烏
全く荒梅雨の気配。
猫が退屈をして「ちょっとちょっと母さんニャー」と袖を引く。