老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   失敗しちゃった

2019-12-25 10:59:16 | シニア

               

                   

 

まったく。失敗、失敗。

昨日はクリスマスイブ。いつもはショートケーキを買うのだけれど、可愛い丸いケーキがあった。

直形13~4センチ。紅色の果物がケーキの上に飾られている。綺麗だ。思わず後先を考えずに買った。

家に帰り良く見ると紅色の果実の下は一面に黄色い果物で覆われている。。

その美しく輝いている果物は「グレープフルーツ」だ。薄く切って生クリームのケーキの上を飾っていたのだ。

 

買って、家に帰ってから一時間もたっていない。急いで連れ合いがケーキ店へ急いだ。いつものようにチーズかいちご、モンブランに交換をしてもらうために。

クリスマスだといって、まあるいケーキに心を移して世間並の行事に参加をしようと思ったのが間違いのはじめ。

 

{グレープフルーツジュースで薬を飲んだり、グレープフルーツを食べたりすると、グレープフルーツに微量に含まれる「フラノクマリン」という物質が、薬を分解する小腸の酵素の働きを阻害します。そのため、薬の代謝が遅くなり、極端に効き目が強くなり、血圧が下がりすぎることになってしまいます。}

 
血圧の高い私達老夫婦は、かんきつ類が好きだが、グレープフルーツだけはいつも避けている。

グレープフルーツが入っているジュースも気をつけて飲まない。

薬局で薬剤師から、注意をされるし又お薬手帳にもグレープフルーツは食べないで下さいと書かれている。

失敗した。こんなに分厚くケーキに重ねられているグレープフルーツ。フルーツに罪は無いが、美味しそうだ綺麗だ、、、で買ったのは大失敗。

連れ合いがプリンと交換をしてもらった。

 

他に血糖値が高い私は、看護婦さんから、アイスクリームさえ食べないで下さいと注意をされている。それが、、、ストレスを溜めるより少しなら(ケーキ)を週に一度くらいの割で食べている。それも、これからは止める努力をやらなくちゃね~。。。

 

食養生は辛い。なかなか大変なのだ。

昨日のグレープフルーツ失敗事件。

哀しいな~、辛いよ~!

お店の方、すみませんでした。以後、気をつけます!

 

           白く白くホワイトソース聖樹の灯

           室の花テレビを前のスロートレ(スロートレーニング)

           麹部屋残る実家へ寒見舞い






 

コメント (4)
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    いぢわる婆さん

2019-12-23 14:18:17 | シニア

          

 

何日も前、ブログのネタ切れで新聞の家庭欄の記事を撮っていた。

もう忘れていたが、ブログのテマーを(俳句)から(シニア)に変更をした。

これで、ずいぶんと気が楽になった。毎日の変哲のない生活の中で後期高齢者のちょっとした昔の想い出が書けると思ったことだ。田舎に育ち、田舎で平凡な一生の終活生活に入った。

随分と変化をした社会生活。若者社会に溶け込み解ったふりをして会話をしたり行動をするのにも疲れた。

利口ぶっている頭でっかちの若い人にいぢわる婆さんがちょっと気のついた感想をと、、、思ったのである。

銀座の高級レストランで京都の格式の高い料亭でお食事もやったこと無く一生を終わる淋しさは、、、。

田舎のシニアが経験も浅く経験も無いし、おこがましいが、、、な~。

ブログを書くのが生活の一部になりパソコンを開くと、日頃の愚痴めいた、呟きもな~。 ずいぶんと弁解めき前置きが長い~!

 

田舎のB級グルメいやC級グルメの食事にゆく。

ご飯が左、汁が右、、、決まってはいないが、それが常識とも非常識とも定義づけた事も無いが、、、

よくあるのだ!

ご飯が右にお汁が左に、膳にのせて運ばれてくる。連れ合いと顔を見合わせて、食事をする。

しかし~食事処でこれが日本文化のなれの果てかと感じることしばしばだ。

酢橘が普通は輪切りに、搾りやすく切られて出されるはずが、縦に切って焼き魚やお刺身皿の横に添えられている。いくらC級グルメの店だとはいえ、自分の身が哀しくなる。

一度、香川県では有名な、いりこの穫れる島、伊吹島へ一日旅をした。

この島のいりこは良く出汁が出て、我が家ではうどん、味噌汁、煮物と、このいりこで出した出汁は料理には欠かさぬ。手軽な科学調味料が出回っていて、簡単ではあるけれど、いりこ、鰹節、昆布の出汁で育った者には手間がかかっても、きちんと出汁をとる。

その伊吹島で、観光を終えた後、カタクチイワシを沖で獲って来て工場に運び、いりこ出汁を作るのを見学をしたことがある。

一緒にツアーに参加をしていた若い男性が近寄ってきて「お母さん、いりこって何ですか?」と質問をする。

「エエエエエー(心の中)、いりこは、汁ものや煮物の時に使う出汁よ。このカタクチイワシを乾燥させるといりこ出汁の素になるんよ。」と答えた「へー」

その事をこの新聞記事を読みながら想い出した。

ああ、日本の、、、先が思いやられる。

 

些末な事ではある。私にブログのネタを与えてくれてありがとう。

 

       

 

         コルジリネの影絨緞に伸びにけり    

            

 

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   ハーバーリウム

2019-12-22 19:48:58 | シニア

 

 

         

 

今日も楽しく遊んだ。

近くの老人サロンで行われているハーバーリウムの講習に参加した。

さて今日の先生の洋服はどんなだったろう?、、と思いつつ帰った。親しい人がどんな格好だったかも?記憶に無い。

何も考えずにハーバーリウム作りに没頭をしていた。落ちつきを失い、好きな事が出来ることに、周囲への注意はまるっきりだった、、、と反省をしつつ帰った。

 

          

 

欲張って5個も作った。(勿論、材料費は必要)

 

       

 

友人達が作っているのに興味は無い。自分の事で必死だ。

自分の作品が一番きれいだと思いながら。どなたも、そう思っているに違いがないと、少し心の中を覗く余裕はあった。

 

              

 

これは、消臭剤の容器を花で隠したもの。トイレに置こう。

 

後で私よりもっとお婆ちゃんが、私に褒めてもらいたい、構ってもらいたいような表情、眼差しをしていた。優しく誉めてあげればよっかたとは後のまつり。

それほど自分の事で精いっぱい、それほど夢中で楽しんだひと時だった。

 

冬の雨。気温はそこそこだったけれど冷たい雨だった。

   

            冬の雨とも知らで四方壁の部屋

            瓶に詰めるドライフラワー暖炉燃ゆ

            ハーバーリウム誰にあげよかクリスマス

 

病気の友にハーバーリウムをお見舞いに持っていてあげよう。鉢植えと同じだったら駄目だな。。。。

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   これも返り花なんだ~

2019-12-21 12:13:41 | シニア

     

 

暖かいベランダで見つけた花。

山野草の「オキナ草」

普通は晩春に咲く山野草だ。

 

          

 

お知り合いからもらった鉢植えのオキナ草。

 

     ☆     ほつほつと咲いてひなたの翁草    今井杏太郎

 

キンポウゲ科オキナグサ科の多年草。知り合いからもらうまでは植物図鑑では見たことがあったけれど、実際に実物を見たのは今回が初めて。

もらった時は葉っぱのみ。九月になっていただろうか? 「毎日水遣りを欠かさなければ来年は咲くでしょう。」と鉢植えを持って来て下さった。

暖かいベランダの冷暖房機の木製のカバーの一等場所に置いた。

人さまから貰った花。枯らしてはならぬと他の花より大切に水をやった。花屋で買った花はもし枯らしても又お金を出せば求めることができる。しかしいただいた花はそうはゆかぬ。大切に大切に扱った。

それが今日咲いていたのだ。嬉しいこと、この上ない。

   

     

 

この野牡丹も同じ。友人から貰った。毎日毎日二か月近く咲き続けている。

花はどれも可愛くて楽しい。朝、目覚めてカーテンを開く楽しみはどの花が咲いているのかを確かめる時。どの花が咲いていようと至福。

早速、お知り合いに連絡をとらなくっちゃ!

 

            狂ひ咲く幸運びきし翁草    

 

 

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   チクチクお裁縫、、楽しい

2019-12-21 00:06:25 | シニア

   

 

何が幸せかって。

この数日、お裁縫に没頭。無心でお針仕事をやった。

二日前はウールでモンペを縫った。

これが今までモンペは十本も縫ったけれど、会心のモンペと云っても良い。モンペが格好が良いとは言い難いが、これが穿き易く肌触り良く、濃いめのグレーが気にいった。

今日はそれを穿いて、海が見えるレストランへ行った。

心臓の検査が終わってから、躁状態が続いている。ルンルンだ。

 

      

 

そして昨日、縫ったのが、この袋。

友人が友達からもらったと、帯を5本くらい持って来てくれた。その友人もお裁縫が好きで、それを知っている昔、芸妓をしていた知り合いから古着を山のように貰ったからとそのうちの何枚かを分けてくれたのだ。

さあ、嬉しいけれど少し戸惑いが。

いままでは親戚や知り合いからもらったほとんど袖を通したことの無い着物や帯だった。新品に近い物ばかり。

 

出所は判っていても、こんなに着て、それなりに傷んでいるのは初めてだ。

しかし、そのうちの繻子の黒い帯でこの袋を縫った。

「汗と涙と化粧の沁み込んだ臭いがする」、、、、とは云い過ぎか?

その中の最もきれいで使用も少し?の帯で、手持ちの端切れを使ってアクセントにして作ってみた。

携帯入れも一緒にお揃いで作る。

 

いいじゃん。いいじゃん。面白いリメイク作品が出来たじゃん!

 

幸せだ。何も考えず、仕上がりが楽しみに一途にチクチクと針を使う。

 

この2~3日の幸せ気分。

 

頭の方は

(キムチの言葉が出てこず、韓国のお漬物や、それ何て言ったケ)と言って連れ合いをびっくりさせた。

健忘症だ。いいや認知症の始まりだ。(Mさん、、、)と親し気に言葉をかけられて、まるっきり、その人が思い出せなかったも二日前。失礼したけれど、それがどうした!

これが幸せなのだ。物事にこだわらずすっからかんで好きな事をやっている躁状態の日々。

 

            詩ごころのふつふつわきく雪ほたる

          ひつぢ田を低き煙の流れゆく 

 

 

 

 

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