老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

サルコイドーシス

2020-12-31 21:20:20 | 空元気のシニア
          

<猫ちゃん 百態。もっともっと作って壁飾りに。帽子に着けたり、セーターの胸に。>

東京都のコロナの感染者が1300人になった。
どうする?
コロナは人災だと思っている。

嘘で塗り固めた前総理の安倍さん。
負けず劣らず自分の言葉でしゃべれない菅さん。
まともな政治家はいないのか?

言えばいっぱい不満があるが、言わない。ブログを汚したくないから。


      

<雀をたくさん作った。生協の仲間に、お世話になっているから、鞄にでも胸にでも着けるようにと、もらってもらった。>

少しだけお掃除をした。
正月も盆も我が家には無い。
今日を大切に生活をしているつもりだ。
食生活は貧しいなりにも、美味しい物を食べることにしている。
持病があるから、普通の人より命に向き合った生活をし、後悔をしないように心がけているから。

明日あると思う心の、、、親鸞さんの言葉ではないけれど、命は今、国民全員に平等コロナと言う ウイルス をまき散らし、油断をしていると襲いかかる。
いつ誰がって?いう恐怖に国民はおののいている。
みんな、コロナの前では、私と大なり小なり同じ土俵にいる。


    


今年は大病も患わず入院もせず、コロナ鬱に罹っているが大禍はなかった。
珍しい病気を抱えている。
「サルコイドーシス」
難病だ。
私は眼にきた。
いきなり眼が見えなくなった。
もう何年か前。
白内障くらいか、、、と高を括っていたら、眼科医が
「紹介状を書きます。」
目の前で医大に電話を掛けて一番早い予約日を取ってくれた。

入院をして手術をした。

         🐄     春愁や舌かみさうな病の名

目が見えない時は、一番に本や新聞が読めないことが悲しかった。
布団をかぶって、夫の気づかれないように、何度も泣いた。

あれから数年、、、、
年に何回か検査は続いている。
小康を保っている。
目薬は一日に12回も入れる。
心臓に糖尿にetc.、、薬と医者に生かされている。
自分でも思う。私は ネアカ だ。
ケセラセラ、、、悩み果てないがなるべく身体の苦しみからは目を逸らしている。
怖いから考えないことにしている。

手芸をして無心になる。
他人から同情をされるのは嫌。
病名だって今日はじめて書いた。

コロナに負けるな。難病を抱えて精一杯、生きている人も世の中には沢山いる。
ブロ友でサルコイドーシスと戦っている方がいる。
彼は常に痛みを伴なっている。
ブログを読んでいて、私まで哀しみと痛みを感じる。

ちょっとだけ、そこそこのお節料理を夫とかこんだ。
「来年も、こうやってお節が食べれるといいね!」
二人の希望だ。
今年は平々凡々、悩みはあっても恙ない年だった。

     ☀     浴びるやう目薬さして冬籠



   




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老いの句作り

2020-12-30 10:41:53 | シニア
        

お隣さんの もうっこう薔薇。
冬の彩りの花が無い時に、この薔薇はいつも咲いていて、心が和む。


高齢化時代の俳句の鉄則
1)孫に溺るるなかれ
2)老いを嘆くなかれ
3)思ひ出に浸るなかれ

師の曰く、この言葉。
よーく理解できます。
2) の老いを嘆くなかれ。

私が最近句会で投句した句。

     🐶    四捨五入すれば傘寿よ、、、はて季語は?忘れた。

私の老いは進んでいる。
私としては、よくこの年齢まで生きながらえたという感慨を込めている。

全員からパス。
10代からあれこれと病をし、今もって薬の離せぬ日々。
コロナに感染すれば、あのお若い羽田議員のような既往症を持っているから、不安感は、並み以上である。
やっぱり 老いを嘆く。健康の喜びを詠んだとてこの表現が、、、私の実力ではな~。

3) 思い出に浸るなかれ。
最近もこれからも、吟行めいた旅や外出に期待はかけられない。
自然の思い出を詠んでしまう。
少ない経験から思い出も多くはない。

俳句ができない疎ましくなって、詠もうという気はおこらないのに、こうやってブログのページを汚しながら気持ちをちょっぴり。

      📑    去年今年座右にありぬ「四季のうた」

最近は読売新聞の「四季」を冊子にまとめた師の「四季のうた」を愛読している。
結社の誌友以外の句の、良いのがあまた。

残すところ、今日と明日。
お掃除もせず、年を迎える準備もしないで、、、ブログを書いているは、、、

お節は出来合いを注文しているし。

          

    🐈     心身怱々人間失格去年今年

枇杷の花にはいつも勇気をもらう。

    🎩     農協のゴロ入り帽子枇杷の花


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松なみき

2020-12-28 22:00:50 | シニア
      

栗林公園の松を知っているものだから、散歩道の松並木の美しさに気づくのが遅かったようだ。

買い物の帰り、暖かい冬の陽ざしをぶらぶらと楽しんだ。

こんなにこの松の並木がきれいだったけ、、、と写真を撮った。
いつもいつも通っているのに、、、

源平合戦の相引き川。
僅か残った松の木は昔はもっと綺麗で多くあったに違いない。
松くい虫にやられて、川に沿って所どころの一本か二本づつ残っている中でここは見てのとおり並木だった事がしのばれる。

我が家から、ほんに7~8分も歩けばここに、、、素晴らしい堤の松並木、、、

気分が良かったのか、久ぶりに 句 らしいものが浮かんだ。

冬至は終わったのだが、

    😿    一陽来復飯炊けるよき匂ひ


      

もう少し東に行くと、砂州に鴨が!
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  手芸籠もり

2020-12-26 11:28:31 | 体力ないシニア
           

何やってんだ!
正直、この歳晩の忙しい時に、、、、

猫とふくら雀のブローチを作り、間でマスクを縫って。

ミシンを置いた机の前に座り、音楽を聴きながら、世間の喧騒にかかわらずに過ごす貴重な時間は至福だ。

コロナは怖いけれど、昔から籠もりの生活は私にとっては当たり前。
今さらと、、、

このブローチを誰にもらってもらおうか?
そんな事を思いながらせっせと作り置きためている。

愚痴になるが、二日、続けて病院へ。
どちらも往復、40分くらい。
それが、疲れて歩くのもやっとの感じだ。
最初の日は着ているコートが重いと感じた。
次の日は軽いコートで行った。
コートのせいでも無いようだ。
足が重い、膝が痛い、息切れこそしないが、気力体力が全くない。

家に籠って手芸をしているのが、もっぱらの楽しみなのだ。
  


     

昨夜この本「悪医」を読む。
読み始めたら止まらない。
湯冷めをしないように、日づけが変わるまで一気に読んだ。
悪医、、と題名を見ると、悪徳の医者の話みたいである。

初めての作家の本である。
読み始めて、これはこれはと、後ろのページの作者の略歴を見る。
医師で作家だ。

癌に罹った52才患者の目で、癌を執刀した外科医の言葉に悪意を感じたことから、物語りが続く。
患者と医師の立場での思いが綴られている。
双方とも癌の治療方法に悩み、終末の命に向き合う姿が胸に沁みる。

言葉の重み、命に対峙する真摯な言葉が随所に書かれている。
自分の生き方とこれまでの病歴に想いを馳せた。

そんな貴重な時間も昨夜は、、、

お月さまの綺麗だったこと。
ベッドに入り、カーテンの隙間から漏れる青い光。
窓辺に立つと、何んと空の低いところにお月さまが!
今年一番の美しい月であった。

句は浮かばない。
詠もうとも思わない。
困ったちゃんで~す。










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短日

2020-12-21 11:56:24 | 手芸の好きなシニア
       

毎日、毎日、小さな手芸に励んでいる。
昨日は猫ちゃんのブローチを作った。
連れ合いが、仕上がった猫のブローチを見て、毛糸の帽子に付けると言う。
帽子は私が編んだ物。

歳をとると、男と女の区別が少なくなるらしい。
携帯電話のケース、眼鏡入れ、
「これいいな~。僕に頂戴。」
まるで子供?がえりしたようだ。
美しい小物が好きなようだ。

私がデニムで縫ったポシエトに飲み物 & 色々入れて体操に行っている。
今度はブローチか。。。。


 
    ☆     暮早き東京灯りはじめけり    櫂

テレビは毎日、夕時の東京の繁華街の人出の映像を流す。
様々な東京の情景。観光で行っただけの東京しか知らない。

荷風の墨東や、黒塀の赤坂や美登里が飛び出してきそうな江戸情緒の残る東京を想像する。

夕焼けが西の窓を染め、ご飯の炊ける匂いがするまで、手芸にいそしんだ昨日だった。





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