今年 縁があって、ホームヘルパーをしている人と話をする機会が与えられた。
友人も介護の仕事をしていて、給料も安く仕事がキツイといいながらも10年以上続いている。
友人から話を聞いていたので「大変でしょう」と話しかけると、色々話してくれた。
今は「要介護認定:(要介護5)(要介護4)(要介護3)(要介護2)(要介護1)(要支援2)(要支援1)」の申請もなかなか通らないらしい。
賃金の話になると、今度介護報酬が引き上げられると賃金はUPするかもしれないけれど、利用者の負担が増えるかもしれないと複雑な表情になった。
利用者は以前に比べると、訪問入浴介護などの在宅サービスの1週当たりの回数を減らしているそうだ。
ホームヘルパーが利用者の自宅を訪問すると、認知症の人がいてたまに
「お金がなくなった」と何度も繰り返す人がいるそうだ。
その度に「私は取っていません」と何度も説明するそう。
家族の方はそんなことはないと、理解しているみたいだけど例えその人が病気だとしても、自分が一生懸命お世話している人からそんな風に言われたくはないはず。
友人もその話をしていたし、認知症の人の中には自分の排泄物を食べ物だと思い、間違って食べてしまう人もいるそうだ。
私だったらそういう環境にいたら精神を病んでしまうので、介護の仕事に就いている人達に偉いなあーと感心してしまう。
以前テレビに、渡邉美樹氏(ワタミグループの社長)が出ていた。
外から見ているから内情はわからないけど、話を聞いているとこの人の理念に共感する。
自社農場を持ち、介護をして社会貢献されている。
渡邉氏の本【図解版】夢に日付を! Date your dream を以前読んだことがある。
渡邉氏が今後何をしていくのか、凄く興味をもっている。
【渡邉美樹氏のHP】
http://www.watanabemiki.net/archive/post-102.html
私的には今の核家族から昔のお爺ちゃん、お婆ちゃんが孫と一緒に暮らしていた大家族型へ回帰した方が、生活がし易くなるのではないかと思っている。
年配者から知恵を借り、家族の中でコミュニケーションして社会秩序を学ぶ形。