My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

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銭ゲバ***テレビ***

2009年01月31日 | Weblog
映画「デスノート」を見て、圧倒的な存在感と演技のうまさで松山ケンイチが好きになり、テレビの「銭ゲバ」を見ようと思ったワケだけど、このドラマは見ていて楽しいものではなかった。

人間の中の闇の部分が自分にも伝わってきて、見ていると滅入った気持ちにさせられる。
でも人間の中の悪の部分や、社会の根底にいる人達の救われない気持ちを理解したいと思い見てしまう。
主人公は自分が生きていく為に、お金が全てだと思い込みお金の為なら人を殺すことさえいとわない。
今の段階で三人殺しているけれど、これから先も自分の邪魔をする人間は殺していくだろう。
実の父親も殺すかもしれない。

回を重ねる毎に主人公の闇が広がって周りを巻き込んでいく。
綺麗な心を持つ人が、主人公の持っている心の闇を知った時には何を感じるのだろうか。
病んでいる精神は最後に救われるのだろうか。
それとも破滅するだけなのか。

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感染列島 ***映画***

2009年01月31日 | 映画
新型インフルが流行った時の為に、一度見ておこうと思い映画館へ。
映画のレビューを見ているとあまりいい感想は書いていない。
?と思ったのが、いつ死ぬかわからない状態なのにマスクをしないで街中を普通に歩いているシーン。

それにしても、なんで人間は誰かを悪者にしたがるのだろうか。
養鶏場の鶏が鳥インフルで死んでしまい、養鶏場の人が悪いわけでもないのに嫌がらせの電話をしたり、子供同士で苛めたり、挙句には人を死にまで追いやってしまう。

この映画を見てつくづく思うのは新型インフルエンザで人が死んでいったら、やっぱり人間はパニックになって冷静な判断が出来なくなるということ。
そんな皆がパニックに陥っている状況の中で、メディカル・オフィサーの小林がリーダーになって状況を冷静に判断し、自分の与えられた仕事を看護師や医師たちを信用しながら進めていくこと。
重症患者が大勢いる中で、生きる可能性のある命を助けるために、助かる可能性が低い患者の「ソウカンキ」を自ら外したその決断力には共感を受けた。
トップに立つ者は孤独で、命の重みがわかっているだけにその決断は辛いし、自分の手で命を奪ってしまったという罪悪感を背負って生きていかなければならない。
最後には自ら人体実験をしてしまうのも医者としての使命と、トップに立った人間の決意を感じる。

主人公の救命救急医が、一番愛していて助けたいと思っていた命を救えなかったのは悲しい。
しかし最後は希望があったので救われた。
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