孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

伝統芸能・落語を観てみたい。

2015年02月15日 | 日記
私は落語が好きで、海外勤務のときはよくカセットテープの落語を飛行場で買って持ち込み、寝る前などに聞いたものだった。圓生や志ん生ばかり聞いていたが、名人と言われるだけあって、何度聞いても新鮮で飽きなかった。

『唐茄子屋』とか、『文七元結』とか、『品川心中』など良くできた話で、巧みな話術が演劇を見ているような気分にさせてくれる。志ん生の『井戸の茶碗』もよかった。同僚にもカセットテープをかしてあげたが、『文違い』などの廓話は、特に好評だった。

一度、本物の寄席に行って生の落語を聴いてみたいと思っているのだが、なかなか機会がなくて残念だ。Youtube などで往時の名人芸が楽しめるのは、何ともありがたい。当時はインターネットなどない時代だったが、今ならわざわざカセットテープなど買わなくてもいいだろう。

落語家はよくテレビに出るが、肝心の落語を披露する落語家はあまりいないのがつまらない。「笑点」という長寿番組があるが、落語家と言うよりお笑いタレントの範疇に入れたくなるようなタレント落語家ばかりのようで、もう少し本業を披露する機会を与えてやればいいのに、と私は切望する。


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