ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius
オス
メス
ツマグロヒョウモンは、昔は群馬県内ではほとんど見ることのできない極めて珍しい蝶でした。
昭和47年発行の「群馬の蝶」(布施英明著)では、ツマグロヒョウモンについて次のように記載してあります。
『ツマグロヒョウモンは偶産蝶で、今まで桐生市・太田市・藤岡市などで採取されただけである』
群馬県内でツマグロヒョウモンがよく見られるようになったのは、21世紀になってから。
分布拡大の理由は、ガーデニングが盛んになり、食草であるスミレ科の植物がいつでも存在するようになったからだと思われます。
ツマグロヒョウモンの蛹

銀色にキラキラ光る部分があるのが、南方系の蝶っぽいですね。