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間違えやすい身近な虫の見分け方

2011年09月26日 21時08分50秒 | 自然観察
今月の初め頃から、真夏の休眠から目覚めたヒョウモンチョウたちの姿が目立つようになりましたが、彼らは翅の模様が似通っており、見分けるのがなかなか難しい。
ヒョウモンチョウの仲間を見分けるには羽の裏に注目します。

ミドリヒョウモン


話が少々それますが、下の写真のミドリヒョウモンは後翅に左右揃った欠損があります。これはビークマーク(beak mark 、嘴の跡)と呼ばれ、鳥に喰いつかれた跡です。修羅場をくぐってきた証拠ですね。


ミドリヒョウモンのペア(上がオス、下がメス)


ウラギンヒョウモン


オオウラギンスジヒョウモン


クモガタヒョウモン



代表的な赤とんぼのアキアカネとナツアカネを見分けるには、胸の黒い模様を確認するのが確実です。
胸にある3本の黒いスジのうち、真ん中のスジの先(丸で囲んだ部分)が、三角なのがアキアカネ、四角はナツアカネです。
アキアカネ


ナツアカネ


しかし、トンボの胸の模様の一部がどうなっているかなんて、そのままでは判別することができませんよね。
捕獲して確認するのが一番確実ですが、デジカメで撮影してモニターで拡大する方法もあります。また、最近私はやや小ぶりの双眼鏡を持ち歩いています。双眼鏡は鳥見では必須アイテムですが、虫見でも活躍してくれます。

コーワ BD25-8GR

最短合焦距離が1.8mと短いので、虫見に使いやすい機種です。

その他の赤とんぼの見分け方についてはこちらのサイトを参考にしてください
     ↓
   アカトンボの見分け方


な~んて、さも分かった風に書いていますけど、私も同定ミスをよくやらかします。これは違うんじゃねん? というものがありましたら、その都度コメントでご指摘いただけると嬉しいです。



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