グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

朝の虫見散歩 嶺公園

2010年07月18日 22時25分51秒 | 自然観察
今日も暑かったですねぇ。前橋の最高気温は34.2℃、今季最高。県東部の館林では全国第一位の36.3℃の猛暑でした。

今朝は朝食前に2時間ほど嶺公園を歩きました。(日中は暑くて歩く気になりませんので・・・)

羽化後間もないオニヤンマ

すでに、翅は固まって透明になり、体色も黒と黄色がはっきり出ています。
この木はオニヤンマに人気なのか、同じような場所に5つの抜け殻がありました。しかも、この個体は他の抜け殻にしがみついて羽化していました (^^;)

もうすぐ飛び立つなかと思い、しばらく見ていたら、エンジンが動き出したように翅をブルブルと細かく振るわせ始めました。

そして約1分後、フワッと飛び立って行きました。

似た者3種 シオカラ3兄弟
シオカラトンボ


オオシオカラトンボ

シオカラトンボよりも一回り大きく、青みがかっていてます。シオカラトンボよりも強そうな印象を受けます。水辺の棒の先などに止まっていることが多いので、撮影は楽なトンボです。

コフキトンボ



シオカラトンボよりも一回り小型です。名前のとおり、成熟すると全身に白い粉を吹いたようになります。

真っ赤っかなショウジョウトンボ


アオメアブ

緑色の複眼が魅力的。黒とオレンジの脚もオシャレです(^^)
小型のコガネ虫やハエ、アブなど、他の昆虫を捕まえて体液を吸うムシヒキアブの一種です。

オオチャバネセセリ

ネムノキで吸蜜していました。

ヒグラシの抜け殻

セミの抜け殻は、大きさや触角の特徴などで見分けます。
前橋はセミの数が少ないのではないか?と言われています。
小学生のみなさ~ん!夏休みの宿題に、セミの抜け殻調査なんていかがでしょうか?
抜け殻の種類の検索はこちら→セミの抜け殻検索表 ムシテックワールド

タマゴタケ

この美しさは、どう見ても毒キノコって感じがしますが、食用になるそうです。しかもとっても美味しいらしいですよ。(きのこを食べる時は自己責任で・・・)

オオバジャノヒゲ


チダケサシ



本州~九州に分布するユキノシタ科の多年草。
チダケサシを漢字で書くと「乳茸刺」。この茎に乳茸(チチタケ)というキノコを刺して持ち帰ったのが名前の由来だそうです。

ホタルブクロ




遊歩道の脇に、鳥の羽が散乱していました。おそらくオオタカが朝食を食べた現場でしょう。

羽の主はカラスでした。合掌。。。
カラスは猛禽類を目の敵にしていて、オオタカをカラスの群れが追いかけている(モビング)のを見かけますが、オオタカの餌になることも少なくないようです。