ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

今更ながら納豆・・・テレビの魔力

2007-01-24 20:02:43 | 日々の出来事
 『あるある大辞典』での納豆ダイエットのお陰で、納豆が売り場から消えるほどの影響力を与えるテレビってなんだろう。納豆という日本の誇る健康食品は今更テレビの力を借りなくたって安定した売れ筋食品だと思うのに、ダイエットしたい人か中性脂肪の数値を下げたいと思った人のせいだけで、売り切れるのかなぁ。そういう番組のいうこと鼻から信用していない私は、作る側もそれに乗る人のこともそういう人もいるだろうと思うくらいだけど、捏造事件に発展し、TV役員が謝ったり辞職したり、番組を辞めちゃう。なんか変ですよねぇ、やっぱり。そんなものでしたかって。きっと『あるある』も始めた頃は、世の健康に役立とう、美容に役立とうという気概はあったと思うのだけど、視聴率をキープするにはちょっと気をひく取り上げ方をしないとならなくなるんだろうな。

 某局の『○○っ切りテレビ』や『○○してガッテン』もあまり好きではない番組なので、私の精神衛生上はみないにこしたことはない。でも、テレビの影響力は以前八百屋さんや魚屋さんと話していて、番組紹介雑誌を買ったり、当日新聞のラテ欄をみて、料理番組で使う材料や特集される品物の仕入れ調節することがあるんですって。違うようですよ、売り上げ。八百屋さんや魚屋さんではなくて、もっと資金力のあるところだったら買い占めちゃうこともできるかも。今回はそんな話もチラホラ…。料理番組はともかく、情報番組で嘘言っちゃあ、やっぱりあかんよね。それだけ影響力があるんだから、「効き目がありませんでしたm(__)m」で済むならいいけれど、体に害が及ぶことだってあるでしょう。

 体にいいものでも、多く摂り過ぎたり、少なすぎたりはいけないでしょう。何事もちょうどいい按配があるんですよね。

 今回は「納豆」でしたが、事件や事故、災害、政治問題に至ってもその取り上げ方は節操がないというか、社会の成員としての責任や連帯も勿論痛みも感じられないことが多くてマスコミに信頼をおけない世の中だなぁと思っております。といって世の中の動きを全部自分の目で確かめるなんてできるわけがないので、新聞やテレビやラジオ、ある人にとってはパソコンなどから得る情報をそのまま信じ込むのではなくて、咀嚼して思い巡らすことはとても大切なことだと思うのであります、自戒も含めて。

 ちなみに近所のスーパーの納豆売り場には、もうズラーっと納豆は並んでいました。 

 


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