ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

深秋の献立 

2010-10-29 00:33:14 | 料理
寒くなりましたねぇ。秋というより冬でした。

先週の金曜日、いつもはお手伝いのU市の料理教室、水曜日にメインの先生が体調不良につきピンチヒッターを頼まれた。その日から悲鳴を上げながら献立を考え、材料をそろえ、買い物の手筈を整えて、滑り込みセーフ。

献立を考えること丸一日、木曜日の夕方にやっと懐石教室おもてなし料理の体をなす献立をたて、材料が整うかいきつけの魚屋、八百屋に食材の確認。、そしてU市での買い物手配をして、やっと献立確定。

★秋刀魚のおつくり 
信州の土地で秋刀魚の刺身が食べられるようになったのはごく最近。 秋刀魚を三枚におろして、皮をむき、飾り包丁を入れて刺身につくる。もう刺身で食べる旬としては名残りの献立だろうか。岩手産秋刀魚は脂が乗っていてとても美味しかった。
★岩石豆腐椀
とり腿肉を皮・脂抜きで粗挽きして貰った肉と豆腐を合わせて岩石につくり、エビ、春菊、椎茸と炊き合わせて柚子を添えた煮物椀。上品で綺麗な一品になった。
★落ち葉から
おからに、枯れた秋の風情。栗、銀何、焼き蒲鉾、椎茸、春菊の軸とあわせて胡麻油で煎り煮する。栗の甘みが勝負。酒としょうゆとみりんだけの味付け。手はこまごまとかかるが贅沢な尾からの料理。
★むかごご飯
長芋の子たちをよく洗って、少しの酒と塩味で炊くだけ。

せっかく作った献立、今週の火曜日のカルチャーでも使わせてもらった(って自分でたてたのだから遠慮はいらないが・・・)。金曜13人、火曜日11人、皆が楽しんで調理し、喜んで食して帰路につく顔を見送ると本当に嬉しい。そしてやりがいがある。


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