きのうのように日中の気温が30℃近くなるとじっとしていても喉が渇いて冷蔵庫の冷えたお茶に手が届く、街のあちこちに置かれている清涼飲料水の自動販売機もこれからはフル稼働の状態が続いて本格的な夏を迎える。飲料水の自販機は古代エジプトでBC215年聖水自販機として登場したのが最初らしいが、今の自動販売機には数々の仕掛けがあって売れ筋商品は勿論のこと買い上げた人の顔認識や好みを分析予測もすると聞く、そうしてベンダー内の減り具合のデーターは通信回線で補充ステーションに送られて即商品が運ばれてくる。飲料だけで300万台年間2兆円を売り上げて世界一だ。設置が伸び悩んでいるそうだが、自動販売機の売り上げは夏の気候に左右される。
この景色を見ればははーんあそこかと判ると思うが、きのうは友人の病気見舞いに旧知の仲間と待ち合わせて行ってきた、その行き帰りに久しぶりに大阪モノレールに乗った。モノレールも時たま空港へ行くときは乗るが久しくご無沙汰をしている、それだけに眺めは素晴らしい、ここは新幹線の鳥飼基地、現役の頃は毎月のように東京出張があって利用したがこうしてみると車両も一新してずんぐりしたO系新幹線はもう無い、駅に車を預けて新大阪6時発に乗車して渋谷で10時の会議に出て時には午後の会議にも出て帰るということも若かったからこそできた、そんなことを思いながらシャッターを押した。
ここはいつものスーパ-マーケット、大好きなブドウが並びだした、地元産のデラウエアだ試食用も用意してあったが、味はいまいち、もう少し待って出盛りになれば甘味も増して美味しくなる、デラウエアと言えば河内特産のブドウでWAKIが子供の頃はブドウと言えばこれしか無かった、でも今は巨峰とかピオーネとか美味しいブドウがあって冬場でも南半球からAIRで送られてきて店頭を賑わす。
今の時期あらゆる植物は太陽の恵みと自然のお湿りを受けてどんどん伸びている。わが家のベランダも小さいながらありったけの植木鉢にいろんなものを植えて素人ながら植物の成長を楽しんでいる。①左下はプランターのミニトマト、背丈は凡そ110cm、一番下の実がようやく色付いてきた、②左上はメロン、食べて美味しかったのを種を残しておいたのを植えつけた。③右上これはダイソーで買ったコーヒーの木100円であったが2鉢が枯れて1鉢になってしまったが元気。④右下はパイナップルとメロン。パイナップルは上部2cmほどをカットして鉢に植えたらご覧のように背丈が30cmにもなって今後の成長が楽しみだ、果たしてどうなることか。
WAKIたちの土曜日の楽しみは夕方BS・JAPANの「寅さんシリーズ」の放映だ、寅さんシリーズと言えばほとんどすでにDVDに収録して持っていていつでも観れるのに、ついTVを観てしまう、その訳は、この映画には山田洋二監督の描くところの古き良き時代の私たちの少年時代の日本の原風景がふんだんに出てきてそのバックの音響と共に出演者の人情が余すところなく出てくることだ、寅さんの性格や生き様には多少の異論はあるが団子屋のとらやの人たちの暖かい心には大いに共感を呼ぶ。
日本は素晴らしい、結構なことに四季があって6月は梅雨の時期だ、気象庁が梅雨入りを発表すると申し合わせたように雨が降りじめじめした日が続く、よくしたもので枚方・交野の周辺にはまだまだ田圃が残っていて田んぼが見られ田植えが始まる。田植え機が入るとものの見事にご覧のとおり植えつけられて水田になってしまう、そうして水面には青空や白い雲が映って美しい。美味しいお米が食べられるのも、こうした農家の皆さんのおかげだ。
きのうの大阪は典型的な梅雨空であった、朝から低い雲が垂れ込めているかと思えば青空が見えて安心していると突然大粒の雨が降りだすという始末、我がマンションは過去に2回エレベータのピットが大雨で冠水した苦い経験があって、昨年のリフオームも入念に行われたが、昨今のゲリラ豪雨は予測を越えてやってくる。地下の駐車場も豪雨に停電が重なったりするともうお手上げだ。
ここは天野川のウオーキングコース、このあいだから川のど真ん中に何やら大きな工事が始まっていたと思ったら魚道の工事でやっと完成した、場所は交野市の逢合橋の直ぐ上、第二京阪のすぐ下、この辺りは60~70cmの鯉が悠々と泳いでいる場所だ、だがまだ少し上流には2m近い段差もあってまだまだ順次工事を続けなくてはならない、これからどうするのだろう。
終生お世話になった会社が米国電気電子学会(IEEE)の「マイルストーン賞」を受賞した。同賞は社会や産業の発展に貢献した画期的な研究成果に贈られるもので、今回は1988年に開発したテレビ用液晶ディスプレーでこれが評価された。3年後にブラウン管TVを全廃して液晶に切り替えるという当時の社長の言葉は信じがたいものであったが世の中はものの見事に様変わりした。認定は、開発から25年以上たっていて、社会に貢献した技術が受ける。シャープでは「電卓の開発」、「太陽電池の実用化」に続き、日本企業では最多の3例目。目下経営再建中の会社だが、多くの仲間がリストラなどで再建に協力して立ち直りつつある。経営を支えるのはなんといっても人の英知を集めた新技術の開発力だ。わが家ではTVだけは贅沢したが液晶パネルは省電力で美しく故障もしない優れものだ。