ひらパーといえばもう大阪では少なくなった遊園地の一つである。そうして京阪電鉄の各駅にはこのようなポスターが貼られている。デザインは奇抜だけで目は引くが、このキャッチコピーがWAKIには頂けない、「体育の授業中、突然、初恋をした」とか、「元々々カレも、ここでオトしました」とか。無神経にも制作したいい大人が節度も何も無い、これでは、車中で携帯電話をしたり、堂々と座って寝たふりで席を譲らないとか、長々と化粧をしたりする輩は無くならないのは無理もない話しだ。
次から次えと寒冷前線がやってきて列島を過ぎ去って行く、でもなかなか春の兆しが見られない、でも大阪はまだ恵まれたほうだと思う、雪で交通機関が途絶えるようなことは滅多とない、周りに目をやると山茶花が満開、白梅も美しいそして木々の梢には綿毛をつけた新芽が春を待っている。
ここはショッピングセンターのビール売場、それぞれビール会社は自社ブランドを売り込もうと競っている、この売場に薄型ディスプレイを投入したのはASAHIが一番早かった、もうかれこれ一年以上も前だ、そして最近SUNTORYとKIRINも同じように売場でコマーシャルを流し始めた。売場の画面ででポンと栓を抜いてごくんと旨そうに飲まれるとつい買いたくなるここは販売の最前線だ。ところでこのように至るところで薄型ディスプレイが使われるようになることが今話題の 「第10世代」のパネルの開発が急がれる所以だ。
近くのスーパーに買物にいったら吹き抜けのロビーにホワイトデーの贈りものがわんさと積まれてあった、WAKIはバレンタインデーにチョコレートを貰ったので毎日一粒づつ戴いているがこれがまた色とりどり実に美味しい、バレンタインのときは売場は通れないくらい混んでいて往生した。さて3月14日これだけの品物が果たして捌けるのか、でも仕掛け人はきっと勝算があるのだろう。
日本の近海で最新鋭のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」が衝突して大きな事故となっていま行方不明になった漁船員の捜索が懸命に行なわれている。一方その原因究明と責任のあり方が問われている。WAKIは今から15年も前になるが、5月の連休を利用して帆船の訓練生として航海に出た。10名ずつ3班に分かれた訓練生が教官(船長)のもと交代で操船して10日間目的地までいくのである。(鳥羽から博多まで)この訓練で最も重要であったのがワッチと呼ばれる見張りであった。夜は真っ黒な海面を見つめ灯台の灯と行き交う船の灯火で状況を的確に判断するのである。慣れてくると相手の船の動きもわかるようになるが、訓練生の仕事は視認すれば直ちに船長に報告することであった、低気圧に突っ込んだときはロープに身体を縛って波を被りながら耐えた。船舶の航行には船の大小に関わりなく海上衝突予防法(国際法規にもとづく)が適用されることから今回の事故の責任が注目される。
きのうは一日中風の強い一日であったが関東では最大瞬間風速23.4mを記録、気象庁は春一番が吹いたと発表した、ベランダから見ていると時折小雪が舞ったかと思うと雲間から日が差し、そしてまた黒い雲が覆ってくるという状況であった。朝起きてみるとうっすらと雪が積もっていた。
これは節分で近くの天満宮に行ったとき境内に咲いていた梅の花、ちょうどこの木の下で豆撒きがあった、おおぜいの人で賑わっていたが梅の木が文字通り花を添えていた。きのうまで暖かい日が続いたがきょうからまた寒くなるようだ、 春が待ち遠しい。
この頃大阪地下鉄に乗っても駅員さんが殆んど居ない、どこから出れば目的地に行けるのか地方から出てきた人やお年寄りはほとほと困ってしまう。駅員に聞こうにも駅員は階段の上の改札口だし、そこで駅員は苦肉の策を講じたのか、アイデア満載の手造りのポスターをべたべたと貼っている、つまりこの場所で一番よく聞かれる順に書いて矢印で示してあるのである、もっと大掛かりにパネルにしてボタンを押せば電光で矢印が出るようにすればいいのにと思った。それにしても柱や壁に貼られたテープなど汚らしいことおびただしい。
WAKIが所属する社友で構成する同好会はいま21のクラブがあってどのクラブも活発に活動をしている。そしてWAKIは「パソコン同好会」と「おもしろ書道」に入って毎月1回の例会を楽しみにしている。おもしろ書道はかれこれ早いもので3年近くにもなる、最初は永字八法から始まっていまは隋智永の千字文の臨書を習っている。臨書とは原本の筆跡に真似てできるだけ忠実に書くのであるがこれが実に難しい。いつも言われることはもう一枚書いたら上手くなるのにと言われるように、持続と根気に負けてしまう、それでも最近は先生から皆さんたいへん上達しましたと褒めていただくようになってきた。書道にまつわるさまざまなことを学ぶのでひとりも欠けることなく書道の魅力の虜になっている。
このまえのフェスタで子供たちに人気のあったのは折り紙、知人のUさんはこの折り紙研究会のリーダーで数々の工夫を凝らしたレパートリーを持っておられる、川柳もなさるのでWAKIたちは短冊の飾りつけも随分とお世話をかけた、この日は折り紙で作った独楽が子供たちに人気で大人も一緒になって廻し合いに興じていた。ひな祭りをまえにさまざまなお雛様が折られていたがどれもこれも日本独特の色調で綺麗に折られていた。