恥をさらけ出すようだがこれはWAKIの習字の作品だ。平成17年4月から習いだしてかれこれ3年は過ぎた、先生は同じOBの I 先生、習字以外にも篆刻なども教えていただいたが毎月の例会もひとりとして欠ける人も無く、題して「おもしろ書道」和気藹々として続いている。今まで習ったのは中国の書の至宝といわれる「蘭亭序」王義之。それに「千字文」隋智永、四字熟語が二つで構成されていて同じ字はなく、都の情景や人の生き方などを説いている、で行書であった。これらを臨書(そのとおり真似て書くこと)するのである、WAKIはこの夏自分に宿題を課して千字文は四度目の臨書をしたが正直千文字を仕上げるのは厳しく根気がいる、でも上手に書くにはこれに優る方法はないのでひたすら耐えた、でも筆をとって紙に向かうとしゃっきっとして気持ちがいい。9月からはいよいよ楷書の原典、楷法の極則といわれる「九成宮醴泉銘」欧陽詢、を習う。
今年は連日暑い日が続いたのでWAKIは大好きな西瓜をかなり食べた、食いしん坊だから食べることで暑さを凌いでいる感じである。その西瓜ももう盛りがすぎて、そろそろ終りのようだ、おととい買ってきたこの西瓜、皿からはみ出すほど大きい。産地は山形県尾花沢、切り売り1/4で値段は315円重たい、帰って体重計で計ったら4kgもあった。だから16kgの大玉である。そして味はこれまた、最高であった。でもこんな重いものを山形から運んで、運賃も馬鹿にならないだろう、これで今年は最後かなあ。そういえば昔々、母親が西瓜を煮つめて真っ黒のエキスにして薬を作った、これが下痢した時などひと匙舐めると一発で効いた下痢・食あたりの特効薬であった、懐かしいい想い出だ。
きのうは人間が食べる主食のお米がお百姓さんの手でたわわに実っている姿を紹介したがこちらは並木のナンキンハゼ、沢山の大きな実をつけている、新聞記事では御堂筋のいちょうも沢山の実をつけているらしい。こうして冬を迎えるとナンキンハゼは真っ白な実がはじけてどうぞ食べてくださいとばかりに梢にいっぱい白くて塩豆のようになるとハトにムクドリにカラスと集まってくる。でも考えてみると自分はこの一年なにかこのような実を残したかなあと考えると実に空しい、暑いとかけだるいとか何かと理由を付けてのほほんと過ごした、ナンキンハゼの早くも役を終えた葉っぱは見事な色で、われわれの目を楽しませてくれている。
ここはWAKIたちのウオーキングのコース、天の川の堤防沿いの田圃道、もう歩いても汗が噴き出すようなこともなくなったが、天候は芳しくない、早いものでもう稲穂が出てきて場所によっては黄金色に色づいてきた。今年もこの調子では豊作の様だ、田圃の水路にはザリガニもドジョウもタニシも小鮒もいる。それらを狙うサギもいる、結構なことだ。余談だが朝刊によるとこの春豊岡で生まれたばかりのコウノトリが637キロの旅をして長崎県佐世保市に現われたそうで、自然の中で餌を捕りながらの旅をしたようだ。
退屈なので地下鉄の車内広告を見たがよく判らないのでデジカメに収めてきてパソコンで見たら大阪市バスの停留所への接近状況が携帯やパソコンで見れますよということであった。成る程世の中進歩したものでだんだん便利になって行くこれは利用者にとってまことに結構なことでいいことだ、一体どんなシステムを取り入れているのか興味津々だ、でもこのシリーズ広告あいかわらず下手なだじゃれをからめて肝心の言いたいことは虫眼鏡で見ないと判らないような字だ、で早速パソコンでアクセスすると、バスの停留所への接近状況がリアルタイムで見事に判る。まさにこれは画期的なことで一部導入されている既存の設備にとって代わる凄いアイデアだ。
日曜日に自治会の会合が小学校の会議室であって久し振りに行ってきた、梅雨の頃のビオトープの蛍見物以来である、校門の横には大きな栗の木が植わっていてたわわに実を付けている、そして中庭には、稲が子供の背丈ほどに伸びてそろそろ穂が出かけている、そして説明もついている。近頃の子供はテレビや教科書で何でも知っているがこうして実際に育つ状態は知らないと思う、また自分で成長を見守ることもない、さつまいもが木に生っていたりピーナツが大豆のように枝に生っていると思っているかも知れない。そして今は子供の頃からの食育の大切さと必要性が問われている。学校の取り組みも大変と思うがいいことだと思う。
暑いさなかの17日間、あっという間に終ってしまった、中国は国の威信をかけてこのオリンピックをやり遂げた、そして全世界にアピールすることに成功した、しかしいろいろな矛盾も露呈したがこれは止むを得ないことだ。日本の選手たちもよく健闘したご苦労さんと拍手を贈ろう、閉会式も何が出るかとわくわくしてみていたが、ただでっかいだけであまり感動は沸かなかったが男子マラソンの表彰式は元仙台育英の選手が1位で意表を衝いたが素晴らしかった。
アテネオリンピックの閉会式では聖火を少女がフッと吹き消すのを「祭典は少女の息でそっと消え」と詠んだらこれが意外にも新聞に掲載された、そうしてあれから4年の月日が流れた、こんどのロンドン大会にも二人、いや皆んなそろって観れるよう健康に留意してがんばろうと思う。
アテネオリンピックの閉会式では聖火を少女がフッと吹き消すのを「祭典は少女の息でそっと消え」と詠んだらこれが意外にも新聞に掲載された、そうしてあれから4年の月日が流れた、こんどのロンドン大会にも二人、いや皆んなそろって観れるよう健康に留意してがんばろうと思う。
WAKIの家からそう遠くないところに、ご覧のようにおしゃれなケーキ屋さんができてかれこれ半年ぐらいになる、WAKIは南イタリアには行ったことはないが、この建物は南イタリアのあのアルベルベッロという街の建物(トゥルッリ)を模して造られていると思う。この街は世界遺産にもなっていて石造りの円形の壁と石灰岩を積み上げただけの屋根に特徴があって、人々がそこで生活をしている生きた世界遺産と言われ、まことにユニークで街全体が特異な景観を成している。でもこのケーキ屋さんちょっぴり値段が高そうなのでWAKIたちはまだ利用したことがない。でも、南イタリアやシチリアに一度行って見たいなあ 。
きのうは終日所用があってY市の方に出掛けた、公共交通機関を利用して片道90分は掛かる、でも車と違って車中ではゆっくりと考え事が出来ることで宿題の川柳を考えるのには一番ふさわしい、目的地の駅からはレンタサイクルを借りると利用料が200円で済む。きのうはやっと涼しい風が吹いて自転車でも汗をかかなくなって信貴の山並みを眺めながら目的地に向かった。Y市のこのシステムは各駅の駐輪場でやっていて実に有り難いことだ、どの自転車も完璧に整備がしてあって掛かりのシルバーのおじさんも親切で、「いってらっしゃい」「お疲れさんと」声をかけてくれる。
中央公園には毎朝、いろんな人が集まってくる、このグループは太極拳の皆さん、WAKIも加わったラジオ体操とかなり趣が違ってもの静かだがきっちり揃っていて姿勢もいい、相当練習を積んでいないとそうは行くまい、公園の大きな時計が6時20分になると太極拳は終って解散、6時30分からはNHKの放送に合せてラジオ体操が始まる、こちらの方はやや不揃いだ。でも早起きと朝の体操は値千金だ、身体もだんだん慣れてきて休むと気持ちが悪い。