犬が出演する映画はできるだけ鑑賞することにしているWakiたちは、おととい国道筋のシネプレックスへ行ってきた。主演は西田敏行、リーマンショックのあおりを受けた会社が倒産し、深刻な問題から家庭が崩壊した彼が愛犬ハッピーを連れて旅にでる、行った先は北海道そうして話は展開する。自殺者が年に3万人を超す現代の日本の社会を掘り下げて西田敏行が好演する真面目な作品で被災前の三陸海岸も出てくる。でも映画館はお客さんがわれわれを含めて7人、念の為に持ち込んだ長袖のシャツが役にたった。もちろん出てくる犬も好演涙をさそった。
朝から気温がどんどん上がり昼前には33℃にもなっていた、いつもの水路には子供たちが水浴びをしている。ふるさと郷土賞をもらってる枚方市水道局の贈りものの木漏れ日水路こうしてみると女の子のほうが積極的だ。自転車のかごには着替えも入っていて用意周到だ、この水路は子供たちに特に人気で母親に見守られながら安全に水遊びが楽しめる、水も浄化して管理がされている、少し下流では鳩たちも存分に水浴びをしている。
広大な山田池のほとりにはベンチがあってそれに照りつける太陽をさえぎる木々があって人々がくつろいでいる。こんな写真が撮れたときに限って大きなカメラを持ってくるべきだったと後悔する。そうしてじっくりと構えてシャッターチャンスを待てばもう少しましな写真になったと思う。この日も30℃を超える暑さだが、池の端から吹き込んでくる風が爽やかで至極快適、言うことなしであった。
この団地の中にある枇杷の木、今が盛りと誰も手入れをしないのにたわわに実が生っている。これだけ実が生っていても誰も取らない。たくさんのムクドリがスズメと一緒になって競う合うようのに啄んでいる。食い気の盛んなWaki手を伸ばしてもぎ取って食べてみたたらこれがなんと瑞々しくて美味しい。でも下で見ているアカトンボは顔を背けている。人様の物を摂ればドロボーと言う顔をしている。今の時期店にもビワはわんさと並んでいる。下のパックは味見で2つ減っているがこれで398円だが生成りのほうがこくがあってはるかに美味かった。
パソコン同好会のマシンの一台がWindows Vista のままであったがバージョンアップの要件を満たしていたこともあって、Windows7に入れ替えることになり、きのうは4時間ほど掛かってバージョンアップの作業をした、先ずは純正のソフトウエアは通販で購入、値段は1万円を切ってOK、それに256MBのメモリがおまけに付いていた。作業は手順に従ってDVDを装着して駆動するだけ。とかく評判がいまいちだったVistaが見事に変身してくれた。先月から例会の主テーマはWindows7の研修でこれに間にあって良かった。
ふと思い立って出かけたのが山田池の菖蒲園、例によってコンビニ弁当にお茶を携えて市の体育館に車を止めて歩くこと15分、すでに気温は30℃近い。でも菖蒲園の木蔭は涼しい風が吹き抜けていた。花菖蒲もやや見頃は過ぎていたが同年配の団体さんもちらほら、広い公園を汗をふきふき公園を散策していた。菖蒲池の周囲の森には美しい声でウグイスがさえずっていたが姿は見えない。
数日前夕方のウオーキングの途中、頭の上の方でブーンと言う蚊の鳴くような音がしたかと思ったら大きな気球が頭上を通過した、慌ててポケットのデジカメで写したが2枚撮るのがやっと。気球はあれよあれよと京都の方に向かって飛んで行った。この機体は日本に一台しかない飛行船ツエッペリンNT(ドイツ製)だが全長が39m胴の最大径は11mパイロットのほか3名が乗船可能だそうで最大時速は88km/hだそうだ。どうりでアッと言う間に通り過ぎて行った。でもこんなのを身近に見るとわくわくして胸が躍る。きょうあたりはまた関東へ戻って東京・千葉のあたりを遊泳しているらしい。昨日は列島は軒並み30℃を超える暑さとなったが束の間の梅雨の晴れ間がのぞいた。
ここはWakiの住んでいる街だ。Wakiのように集合住宅もあるが大体が100坪前後の宅地で比較的広い道路をはさんで整然と並んでいる。そうしてよく見るとほとんどの家の玄関にはこのように手摺りが取り付けられている、40年前に土地が造成されて、ローンを借りて家を建てたころは皆さん元気盛りの20~30代、大半の人が電車を乗り継いで大阪や京都に通った、その人たちが今や80代にもなるご時世、ご老体でよっこらしょと玄関を出てこられる姿は痛々しい。まさに老人の街と化している。そう言うWakiたちも正真正銘の後期高齢者よたよたと歩いている、援けあいながら。
昨日は大阪へ出た、パソコン同好会の帰りは嫌でもターミナルを通る。新聞売場には夕刊紙の見出し文字が躍っている。もうこうなれば泥試合だ。でも、みんなの気持ちは冷めているのか新聞を手に取る人も少ない。こんなことを言えば嫌われるかも知れないがWakiは菅さんのフアンだ。菅さんは日本の婦人運動の先駆者市川房枝さんの傍らで政治活動に入り筋金入りの政治家になった人、そして政治家になってからも何度も辛苦を舐めたが頭を剃って四国の遍路に出た、その後真冬に何を思い立ったかWakiが通っていたヨットスクールに来てヨットの特訓を受けた。当時はまさかあの人が総理大臣にとは夢にも思はなかった。そんな訳でWakiはずっと菅さんのBlogを追っかけて、誠実で自分に正直な人だなあと信じて、今の困難な事態を収めて呉れることを期待していた。でも一寸先が見えないのが政治の世界、どのように変わって行くことか。
ここは近頃の大型商業施設のどこにでもあるゲームセンター、略してゲーセン、アミューズメントとも言う。だんだんと大規模になってきて全国を席巻中だ。この子供が遊んでいるのが金魚すくいと言っても水は一滴もない、それでも画面のなかを金魚はすいすい泳いでいる。ここにはUHOキャッチャーがずらりと並んで、さまざまのコイン落としも、また競馬もパノラマビューでいくらでもメダルを賭けて遊べる。メダルの交換率もあるがWakiの常識とは桁が違う、この大きなコーナーが土・日になると子供も大人も一杯になる。どこかの知事さんは大阪の子供の学力低下を嘆いているが、この現状を見ると射幸心をあおるなと言っても無理と思う。外に出ると国道筋にはパチンコ店の乱立、きのうもパチンコ店の折り込み広告が5枚もはいっていた。まさに日本中がギャンブル王国のありさまでさらにかの知事さんは大阪にカジノ誘致をと言う始末、矛盾もはなはだしい。