京阪百貨店が母の日を前に募集した「母に捧げるほのぼの川柳」にWAKIたちは応募したところアカトンボが佳作に、WAKIはかろうじて約300人の入賞枠のなかに入って何とか面目を保った。そしてきのうまで京阪百貨店の守口店に展示があり、チラシにも一部掲載され、ホームページにも載った。応募総数は1,050句に及んだそうで、入賞の300句はどれも真面目でほんとうにいい句ばかりだった。選者の木津川計さん(雑誌『上方芸能』代表)の言われるように「今にして思えば母の手内職・岸本水府」大阪の川柳家だった水府さんの有名な句です。夜遅くまでお母さんは手仕事していたのです、長じて気づいたのです。貧しい家計の足しに、お母さんは手内職していたのだ、と。子供を育てるために、今は亡き母は懸命でした。ああ、なぜもっと親孝行してやらなかったのか、そんな悔いが誰もにあります。老いてなお元気な母には、いつまでもわたしの支えとして生き続けてほしい。お母さんへのそんな思いが応募の句すべてにあふれていました。絶縁した母子の様子など一句もありませんでした。お母さんを恋い、想う心情は優しさで裏打ちされています。応募された方は、優しい気持ちの持ち主に育ててくれたお母さんを大切に、忘れないようにしましょう。母の日の今年、幸せの風景がいっぱい見られることを願っています。私のお母さん、バンザーイッ!
作品のURLは http://www.keihan-dept.co.jp/event/senru04.html です。
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