@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ラ・ヨローナ 彷徨う女』

2021-02-13 00:52:25 | ホラー

ラ・ヨローナ 彷徨う女
LA LLORONA(2018年グアテマラ)
 監督:ハイロ・ブスタマンテ
 脚本:ハイロ・ブスタマンテ
    リサンドロ・サンチェス
 出演:マリア・メルセデス・コロイ
    マルガリータ・ケネフィック
    サブリナ・デ・ラ・オス
    フリオ・ディアス
    マリア・テロン

 ■ストーリー■
 1982年から1983年にかけてグアテマラ政府軍は1か月平均3000人を殺害した。それはマヤ系イシル族の1/3にあたる数だった。村全体がゲリラに民間人でなくゲリラだったと主張。エンリケ・モンテベルデ将軍は虐殺はなかったと主張していたが、マヤ系イシル族の38%が12歳未満で政府の凶行が暴かれ有罪判決に言い渡される。
 しかし、その後、体調不良で病院に運ばれるのだった。入院して8日目、突然虐殺の証明は不可能であり、判決がくつがえり釈放となるのだった。民衆は怒り病院がら帰宅した将軍の家を取り囲むのだった。将軍の家族も家から出ることも出来なくなていた。そんなとき、新しくメイドとしてアルマという若い女性がやって来るのだった、、、。


 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■

 中南米に伝わる”ラ・ヨローナ”を描くホラー映画。
 タイトルからして2019年のホラー映画『ラ・ヨローナ 泣く女』と関係あるのかな??と思ったら全然関係ない作品でした。
 『ラ・ヨローナ 泣く女』も怖い作品だと思って期待していたら、普通のホラー映画で、すでに観たということしか覚えていない、、、。
 なのに、続編かなにかと思って借りてきました、、。

 ストーリーはすごく単純な作品ですがテーマが重すぎ、、、。
 ストーリーは政府軍の将軍として、マヤ系イシル族の人々や多くの人々をゲリラと称し虐殺した主人公が、裁判で1度は有罪になるものの、なぜか無罪になります。その家に謎のメイドがやってきて、将軍の家族に殺されておしまい、、。というものです。

 グアテマラで実際に行われた虐殺をテーマにしているので作品の雰囲気は重い、、。ホラー映画としては盛り上がらない、、。
 ホラー映画としては30分くらいで描けてしまうような内容です。
 裁判シーンや、将軍の夜の徘徊シーンとか、ドラマ部分が延々と描かれています、、。


 今作は『ラ・ヨローナ 泣く女』よりも製作が1年早く2018年の作品で、グアテマラ映画でした。

 「えっ、グアテマラ」

 たくさん映画を観ていますが、グアテマラの映画は生まれて初めてかも??グアテマラ、グアテマラ、、思いつかないです、、、。

 今作はマジメな作品なので、色んな映画祭で受賞やノミネートされています。その一部を書くと、、、

【ヴェネチア映画祭】ヴェニス・デイズ賞 受賞
【マイアミ国際映画祭】 最優秀作品賞受賞
【コルカタ国際映画祭】 最優秀作品賞受賞
【ゴールデン・グローブ賞】2021 最優秀外国語映画賞 ノミネート
【ボストン批評家アワード】2020 最優秀外国映画賞 受賞
【ゴヤ賞】2021 最優秀スペイン語圏映画賞 ノミネート
【チューリッヒ映画祭】2019 最優秀国際映画賞 ノミネート 等々。

 グアテマラで起きた1980年代の大虐殺とホラーをからえて描いていますが、ホラー度はすごーくうすいです。
 こういうホラー映画の形で、グアテマラで起きた事件を描いて、観客に思い起こさせたかったんでしょうね。

 ジャンル映画ではないので、自分はあまり得意としない感じの作品です。とにかくマジメ、、。 

 こういう作品は面白いとか、盛り上がらないとかで評価できないので、すごく感想も書きづらいです、、。
 グアテマラの1980年に起きた歴史的事実を知るには良いです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『フェイズⅣ戦慄!昆虫パニック』ブルーレイ発売!

2021-02-12 01:56:30 | DVD新譜の記事

 吹替シネマ2021として、ソウル・バス監督のSci-Fi映画『フェイズⅣ戦慄!昆虫パニック』(1973年)のブルーレイがTV放映時の日本語吹替音声つきで2021年6月2日にHappinetさんから発売に!

 『フェイズⅣ戦慄!昆虫パニック』(TV題:『戦慄!昆虫パニック  砂漠の殺人生物大襲来』『昆虫パニック』)は、名作のタイトルデザインで有名なソウル・バスが監督したSci-Fi映画でTV東京の「火曜ロードショー」で放送されました。
 当時「火曜ロードショー」では、多くの未公開作品が放映されたので、こういう作品が放映されても珍しくもなかったんですが、とにかくSci-Fi映画として傑作!
 
 ブルーレイの特典はTV放映時の日本語吹替音声収録以外には

 オリジナルネガよりフルHDレストアされたニューマスター版
  映画研究家Allan Bryce氏 & Richard Holliss氏による音声解説を初収録予定

 とのこと。

 その他、吹替シネマ2021では以下の作品を発売予定。
 2021年3月3日
 『パリは燃えているか』『勇気ある追跡』

 

 2021年4月2日
 『脱走山脈』『リバティバランスを射った男』

 

 2021年5月7日
 『レマゲン鉄橋』『ジャガーノート』

 

 2021年6月2日
 『メカニック』

2021年7月2日
『恐竜の島』『サンダーバード』

 

 2021年8月4日
『サンダーバード6号』

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ザ・センダー 恐怖の幻想人間』

2021-02-11 22:27:30 | ホラー

ザ・センダー 恐怖の幻想人間
THE SENDER(1982年イギリス)
 監督:ロジャー・クリスチャン
 脚本:ポール・ボーム
 出演:キャスリン・ハロルド
    シャーリー・ナイト
    ポール・フリーマン
    ショーン・ヒューイット
    ジェリコ・イヴァネク

 ■ストーリー■
 ある青年が公園の池で入水自殺しようとして病院に運び込まれる。記憶のなく身元も不明な彼はジョン・ドゥ83と名付けられた。担当医師となったゲイル・ファーマーはおかしな幻覚を見るようになるのだった。
 ゲイルは、ジョン・ドゥ83の見ている悪夢が伝染しているのではないかと疑うのだが、、、。

 ■感想■ 
 悪夢を送信してしまう青年と担当医師を描くイギリスのホラー映画。

  なぜ、今回、この作品を記事にしようと思ったのかというとCS放送の「ザ・シネマ」で放送されると知ったからです、、、。正確には放送されたです(2021年深夜25:00~だったので過去形です)。
 
 1980年代に日本未公開でビデオスルーで公開されました。
 CICビクター株式会社からVHSソフトが発売されていました。確かレーザーディスクも発売されましたよね??
 
 1980年代当時は、今作は都内の大型のレンタルビデオ屋にはけっこう置いてありました。
 現在、日本では、DVDにも、ブルーレイにもなっていないので、レア度は高いかも??
 イギリス映画のサイキックホラー映画ということで、観る前はかなり期待度は高かったんですが、実際に観たらすごーく地味な作品だったので少しガッカリした気が、、、。

 いかにも予告で使うには面白そうなシーンの連続なんですが、ストーリーはすごく地味地味、、。
 リチャード・バートン、リノ・ヴァンチュラ、リー・レミック出演の1978年の傑作Sci-Fiホラー映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』くらい最後がハデになったら面白かったのに、、、。

 ランニングタイム91分の作品ですが、1980年代にあった地上波のTBS金曜深夜の90分枠の「金曜ロードショー」(実質75分)で日本語吹替とかで放映したら結構面白く観れたかも??

 ホラー映画度   ★★
 サスペンス映画度 ★★★
 超能力度     ★★
 当時のレア度   ★★
 現在のレア度   ★★★★★

 監督は『トラブルボーダー』(1997年)、『バトルフィールド・アース』(2000年)、『エイリアン・インフェクション』(2013年)もロジャー・クリスチャン。
 脚本は、今作の他にはジョン・リスゴー出演のサスペンス映画の大作『マンハッタン・プロジェクト』(1986年)やTVムービー、オーストリアのスラッシャー映画『デスメール』(2006年)のポール・ボーム。
 今作以降の作品をラインアップを観ると、今作は脚本家のポール・ボームの影響が強いのでしょうか??

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『キャロルは真夜中に殺される』

2021-02-10 23:47:24 | イタリア映画/ミステリー・スリラー

キャロルは真夜中に殺される
YOU'LL DIE AT MIDNIGHT(1986年イタリア)
 監督:ジョン・オールド・Jr(ランベルト・バーヴァ)
 脚本:ダルダーノ・サケッティ
    ジョン・オールド・Jr(ランベルト・バーヴァ)
 原案:ダルダーノ・サケッティ
 音楽:クラウディオ・シモネッティ
 出演:バレリア・トレビリオ
    レオナルド・トレヴィリオ
    ララ・ウェンデル
    パオロ・マルコ
    レア・マルティーノ
    エリアナ・ミグリオ
    バーバラ・スコッパ
    
    
 ■ストーリー■
 刑事のニコラは町で妻を見かけるが妻は見知らぬ男と車に乗ってどこかに行ってしまうのだった。帰宅後、妻の浮気の件で夫婦は大ケンカになり、ニコラは妻にアイスピックで刺され家を出ていくのだった。その後ニコラの妻はシャワーを浴びるが、何者かにアイスピックで殺されてしまうのだった。
 ニコラは同僚の心理学者アンナの部屋へ行くのだが、そこへニコラの妻が殺されたという連絡が入る。アンナは事件現場へ行き精神障害を持つ者の犯行によるものと分析、ニコラは殺していないだろうとピエロ警部に伝えるのだった。ニコラを拘束しても、第2、第3の事件が起きるに違いないと断言するのだった。
 そして、実際にアイスピックによる第2の事件が発生する。12年前に”真夜中の殺人鬼”と呼ばれ病院に送られた連続殺人鬼フランク・トリーボの手口と似ていたが、トリーボは8年前に焼け死んでいた。しかし、アンナや、アンナの研究室で学ぶピエロ警部の娘キャロルはトリーボを目撃するのだった。
  アンナはトリーボが生きていると言うが、ピエロ警部は取り合おうとはしなかった。そんなとき、ニコラがアンナを襲おうとしている現場を警護の警官が見つけニコラを射殺、事件は解決したことになるのだった。それでもアンナはトリーボの犯行を主張するのだった。そして、第3の事件が発生するのだった、、、。


 ■感想■
 ランベルト・バーヴァ監督のジャッロ映画。
 脚本はダルダーノ・サケッティ。ダルダーノ・サケッティの代表的な脚本をいくつかあげると『刑事マルク』(1975年)、『地獄の門』(1980年)、『ブロンクス・ウォリアーズ 1990年の戦士』(1982年)、『死神ジョーズ・戦慄の血しぶき』(1984年)、『サバイバル・ショット 恐怖からの脱出』(1985年)、『デモンズ』(1985年)、『暗闇の殺意』(1986年)、『ベレッタの女 最後の誘惑』(1987年)、『地獄の女スナイパー』(1992年)等々。
 アクション映画、Sci-Fi映画、ジャッロ映画、イタリア映画なんで脚本家はどんなジャンルの作品でも書いちゃうんでしょうけど、本当にエンターテイメント系の作品の脚本たくさん書いています。

 イタリア製のジャッロ映画としては、殺しのシーンも凝っていないし、ストーリーもしっかりしているんですが、整合性にこだわったせいかミステリー好きな映画ファンには途中で犯人がわかってしまいそうな作品です、、、。
 主人公と思っていた、ニコラ刑事が警護の警官に殺されるシーンあたりで、あまりの登場人物の少なさにわかってしまうかも??

 ミステリー映画としては良く出来ていますが、ジャッロとしては普通という変わった作品に、、、。
 そんな勝手なコト言われても困っちゃいますね、、、。映画ファン(自分ですが、、)は勝手ですからねー。
 音楽はクラウディア・シモネッティなんで、ジャロ度は低いわけではないんですが、、。

 本格ミステリー度   ★★★★★
 ジャッロ度      ★★★
 犯人が分かっちゃう度 ★★★★

 エンターテイメント系の映画ファンからは、すごーく評判の悪いランベルト・バーヴァですけど、父親のマリオ・バーヴァと比べられちゃうからで、そんなにひどい作品は撮っていないと思うんですが、、。
 『死神ジョーズ・戦慄の血しぶき』、『デモンズ』、『ボディ・パズル』(1992年)と自分的にかなり好きな作品撮ってます!!主にTV界で活躍しているランベルト・バーヴァですが、劇場作品”Ghost Son”(2007年)は日本未公開のまま、、。
 こういう作品をリリースして欲しいですねー、。2007年の作品なんで今の映画ファンからすると、すごーく古い作品になっちゃうんでしょうけどね。
 今作も未DVD化、未ブルーレイ化のままです。今作もソフト化して下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『パーフェクトワールド 世界の謎を解け』

2021-02-09 21:54:54 | SF

パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け
CHERNOVIK(2018年ロシア)
 監督:セルゲイ・モクリツキー
 脚本:マクシム・ブダリン
    デニス・クリシェフ
 原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
 出演:ニキータ・ヴォルコフ
    ユリア・ペレシルド
    エフゲニー・ツィガノフ
    セヴィリヤ・ヤノシャウスカイテ
    オルガ・ヌロフスカヤ


 ■ストーリー■
 ゲーム「クラウドタワー」製作チームのリーダー、キリルは恋人アンナに誕生日のサプライスプレゼントをするのだが、誕生日はすでに昨日で過ぎていたのだった。アンナにふられたキリルは会社でのパーティのあと、家に帰ると見知らぬ女性レナータが住んでいた。警察を呼んで部屋に部屋は模様替えされ、壁紙や家具などもすべて変わっていた。追い出されたキリルは翌日会社へ行くが、社内の人間は彼を知らないというのだった。家族に電話するものの最初はキリルを覚えていたものの会うときにはまるで忘れてしまっていた。
 キリルは部屋に帰りレナータに事情を聞こうとするが、レナータは脅すためにキリルが持っていたナイフを自分に刺し死んでしまうのだった。逃げ出そうとするキリルは隣人に殴られ気絶。クラブで酔っぱらって暴れた若者と思われ、警察の車両の中で起きるのだった。釈放されたキリルはスマホに登録されていたルートの案内で円柱状の建造物の塔にたどり着くのだった。
 その建物には死んだと思われたレナータがいて、キリルに彼は生まれ変わったと説明するのだった。
 キムギムは最も最も有効的な世界で、この場所は世界の交差点で、キリルは検閲官だといのだった。キムギム以外の世界にもこの塔はつながっており、キリルの能力で行くことが可能だというのだった。
 今までいた現実世界では殺人犯のキリルはしぶしぶ検閲官として塔で過ごすことに。
 アントンという男とアンナがキムギムの世界へ行くため塔へやってくるのだった。キムギムの白バラ館で、キリル同様機能者のローザに会ったキリルは機能者となって不死身になって仕事をするため、みんなの記憶から消えてしまったと説明するのだった、、、。



 ■感想■
 『ナイト・ウォッチ』(2004年)、『デイ・ウォッチ』(2006年)の原作者セルゲイ・ルキヤネンコ原作のSci-Fi映画。

 映画はストーリーで書いた内容よりまだまだ進んで、検閲官の上司の管理官が出てきたり、本当の目的はアルカンとう世界を見つけることらしく、、。
 この世界の安定のためにアルカンを見つけると思っていたら、実はアルカンの世界は過去なのに、下書きの世界が他の世界??
 Sci-Fi小説とかあまり読まないので書いててても、良くわかりません、、、。

 ストーリーもあまり深く考えないで、雰囲気で楽しんで観る作品ってコトで良いんでしょうか??
 検閲官になった途端、超能力者になってしまう主人公??
 検閲官になってもらうだけなら、こんな風に追いつめなくても良い気が、、、。
 

 しかもラストは、続く!ってどういうコト??どうやら今作の原作には続編があるらしいので、続きは続編の映画化作品を観てねということだと思うのですが未だに映画化されていないようなので、ここで終了!

 「えー、、中途半端なラスト」
 
 なぜ、主人公の周りの人々の記憶を変えられるのか?多分、写真とか記憶媒体まで、。なぜ?
 説明がないなら、Sci-Fi映画でなく、もはやファンタジー映画か、ホラー映画になっちゃいますー。

 歳をとらなくなり不死身になって、元の世界の人々と時間の流れが違うから、慈悲とか言われてますが、説明になっていない、、、。
 説明不足な上に、最後は続く、、。
 
 何が起きているのか分からない主人公よりも観ている観客の方が状況が分かっていない、、。
 マトリョーシカ型の兵器のヴィジュアルとかが素晴らしいのに、、。

 すごーくSci-Fi映画が好き!
 ロシア映画が好き!
 
 という映画ファン向けでしょうか??でもZ級のアメリカやカナダのSci-Fi映画よりはオススメかも??

 


 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ある日どこかで』BSテレビ東京で新緑版放送

2021-02-08 23:04:08 | ホントの日記

 リチャード・マシスン原作のタイムトラベルSci-Fi映画『ある日どこかで』(1980年)が、2021年2月10日(水)BSテレビ東京「シネマクラッシュ」の枠で吹替新緑版で放送されます!

 時間は19:55~

新緑版の吹替キャストは
クリストファー・リーブ :ささきいさお
ジェーン・シーモア   :甲斐田裕子
クリストファー・プラマー:羽佐間道夫
ビル・アーウィン    :茶風林
テレサ・ライト     :定岡小百合

BS放送が観ることができる映画ファンで吹替映画ファンは必見。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ジャッジ・ドレッド』午後のロードショー放送

2021-02-08 20:17:29 | ホントの日記

 関東ローカルネタですいません。
 明日、2021年2月9日(火)テレビ東京の「午後のロードショー」で、シルヴェスター・スタローンの『ジャッジ・ドレッド』(1995年)が放送されます。
 
 ブルーレイ、DVDともに2013年に発売されていますが、日本語吹替音声は未収録なので、吹替ファンは必見。
 
 今作が公開されたとき、シルヴェスター・スタローン映画になってしまったので、原作ファンから全然評価されなかった作品ですが、時間が経つとそんなに面白くない作品ではないのでは??と思える感じに!!

 関東でテレビ東京映るエリアの方は要チェック!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ブラッド・ブレイド』

2021-02-07 23:16:50 | ホラー/ゾンビ

ブラッド・ブレイド
BLOOD QUANTUM(2019年カナダ)
 監督:ジェフ・バーナビー
 脚本:ジェフ・バーナビー
 出演:マイケル・グレイアンズ
    フォレスト・グッドラック
    キオワ・ゴードン
    エル=マイヤ・テイルフェザー
    オリヴィア・スクリヴェン

 ■ストーリー■
 1981年先住民居留地レッド・クローでは釣り上げられ、はらわたを取った死んだサケが元気に飛び跳ねていた。また殺した犬が凶暴になり襲ってくるなど奇妙なことが起き、その現象は人間でも起きていた。
 6か月後。世界は謎のウィルスが蔓延し、ゾンビがあふれていた。レッド・クローでは免疫を持つ先住民と逃げてきた人々が暮らしていた。ある日、3名の生存者がレッド・クローに助けを求めてやってくる。1人の少女はゾンビに噛まれていたためその場で殺し、父親は自殺する。そして、もう1人の少年もゾンビに噛まれていたが、そのことを隠し住民たちの中に入り込むのだった、、。


 「ゾンビ映画」はどんな作品でも好き!
 また、今作『ブラッド・ブレイド』が好きな映画ファンの方は読まないで下さい!あまりほめてません。

 ■感想■

 カナダの2019年のゾンビ映画。
 なぜか1981年が舞台に、、、。
 「なぜ?」
 現在が舞台でも全然OKな気が、、。

 先住民には、ゾンビウィルスに対する免疫があるという設定です。なので先住民はゾンビに噛まれても感染しません。でもゾンビに噛み殺されれば当然死にます、、、。
 
 主人公のバカな長男ライソールのために町が修羅場になり、阿鼻叫喚の世界に、、。(というのを描きたかった??)
 それにしても、そう見ても危なそうな性格だったから、ちゃんとライソールのことは見張っておかないと、、、。

 ゾンビウィルスに免疫があるためか、外の世界から逃げ出してきた人間に対してすごーく検査がルーズ、、、。油断しすぎッ!!
 とりあえず裸にして噛み傷がないかチェックするとか、ある一定期間部屋に軟禁するとかしないとダメでしょー、、。
 ライソールより何より、ここが1番の問題かも??

 数名の登場人物が生き残るものの、数十人の犠牲者が、、。
 このあとの展開の方が気になっちゃいます。

 
 ところで、今作を観るとゾンビ映画として、、全然進歩してません、、。
 突然のゾンビウィルスによるパンデミック、生き残った人々の争い、結局数人が生き残る、、、。
 
 今作が2000年の作品と言われても、全然おかしく思わない(気づかない、、)。

 2010年以降の作品でも、わずか60分強の長さですけどしっかりホラー映画してる『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)、パルクールするゾンビの恐怖を描く『ラン・オブ・ザ・デッド』(2010年)、ゾンビ狩りがレジャーになったテーマパークを描く『ゾンビ・サファリパーク』(2015年)、アフリカを舞台にしたオーソドックスな『ゾンビ大陸アフリカン』(2010年)、インドを舞台にしたその続編『ザ・デッド・インディア』(2013)、ゾンビを人間に戻す治療薬をめぐる『ゾンビ・リミット』(2013年)、ゾンビから人間に戻った人々がいる世界を描いた『CURED キュアード』(2017年)等々、傑作がいくつもあるのに、、、。

 なんで、こんな作品が2019年に作られちゃったんでしょう、、。

 自分は好きな作品ではないですが、恋愛系??の『ゾンビの中心で、愛をさけぶ』(2018年)、「マッドマックス2」+「ゾンビ映画」の『マッド・スピード』(2015年)等々、それなりに変わったテーマでゾンビ映画を作ろうとしている作品もあるのに、、、。

 まぁ、こういう作品もないと、、、ゾンビ映画はZ級でも観ないと(ほとんど義務感ですが、、)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『Hotel ホテル』

2021-02-06 00:43:54 | スリラー

Hotel ホテル
HOTEL(2004年オーストリア、ドイツ)
 監督:ジェシカ・ハウスナー
 脚本:ジェシカ・ハウスナー
 出演:フランツィスカ・ヴァイス
    ビルギッド・ミニッヒマール
    マレーネ・ストリールヴッチ
    ロサ・ワイズニックス
    クリストファー・シャーフ

 ■ストーリー■
 前任の従業員のエーファがいなくなったホテル、ヴァルトハウスで働き始めたイレーネは部屋でエーファの眼鏡を発見する。上司のマシェックから禁じられていた交際関係で駆け落ちしたのではないかと言う者もいた。
 ある時、プールで泳いでいるときにネックレスが盗まれるのだった。そしてネックレスは森の中で発見されるのだった。
 その後も、エーファのことを調べようとするのだが何も手がかりは得られないでいた、、、。

 □■□ネタバレあり!□■□
 また、今回の記事は、ミヒャエル・ハネケ監督や、かれの監督作品が好きな映画ファンの方は読まないで下さい!!


 ■感想■
 『リトル・ジョー』(2019年)のジェシカ・ハウスナーが脚本&監督した2004年のスリラー映画。
 リアルタイムでリリースされたときは見逃していたのですが、『リトル・ジョー』を観たら、ジェシカ・ハウスナー監督の以前の作品を観たくなり鑑賞しました。

  オリジナルタイム84分の作品ですが、日本でリリースされたのは74分版。
 短めの作品なので、9分違うと全然印象変わってしまうのでは??
 サム・ライミ監督、シャロン・ストーン、ジーン・ハックマン出演のウエスタン『クイック&デッド』(1995年)も日本公開版は107分ですが、アメリカ公開版は105分で2分違いますが、たった2分でも観た印象がずいぶん違っています!!
 たった2分です!!シャロン・ストーン演じるヒロインのエレンとラッセル・クロウ演じるコートがHするシーンがあるのと、ないの違いですが、、、。

 90分に満たない作品の9分は大きいのでは??
 そんなコト言っても、1980年代まではTVの地上波で放送する映画は、それくらい普通にカットしてたのを満足して喜んで観ていたんだから、あんまり偉そうなことは言えないんですが、、、。

 ミヒャエル・ハネケの助手を務めていたそうですが、自分はミヒャエル・ハネケ監督より全然面白いし、好きです!!

 調べたら今作は、ネット上ですごーく評判が悪いです。日本公開版はランニングタイム74分だし、1時間強だしこれくらいでも良いのでは?と自分は思っちゃうのですが、、。オリジナル版がどうのこうのと書きましたが、9分カット版で十分と思うような作品でした、、、。すいません、、。

 でも、でも、何か事件が起きているのは確かですし、それなりには楽しめたので、超Z級の映画に比べてら面白いような気がします。

 まぁ、確かに事件らしい描写もなければ、連載雑誌が休刊になったコミックの最終回のようなラストと言い、みんなにオススメするか?と聞かれたら、オススメしないですけど、、、。


 自分的には『SF惑星の男』(1969年)、『SF地底からの侵略 無差別襲撃!戦慄の殺人有機ガス』(1972年)、『ドクター・ブラック 殺しのバイブル』(2015年)、『スナイパー・フロム・MI6』(「2019年)とかとかと比べたら全然ましなのでは??と思っちゃいます、、、。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ディメンション』

2021-02-05 22:00:54 | SF

ディメンション
PROXIMITY(2020年アメリカ)
 監督:エリック・デミューシー
 脚本:エリック・デミューシー
 原案:エリック・デミューシー
    ジェーソン・ミッチェルトゥリー
 主演:ライアン・マッソン
    ハイディ・クアン
    クリスチャン・プレンティス
    ショウ・ジョーンズ
    ドン・スクライナー    


 ■ストーリー■
 1979年、アラスカ州ランゲルで3人の木こりが巨大な空飛ぶ円盤を目撃し、1人が空飛ぶ円盤に連れ去られる。
 現在、カリフォルニア州パサデナ、NASAのJPL(ジェット推進研究所)に勤めるアイザックは近くの小高い山をハイキング中に巨大な空飛ぶ円盤を目撃、持っていたビデオカメラに映像をおさめるのだった。そして、グレイ型エイリアンに遭遇する。
 世間ではロサンゼルスに隕石が落ちたことになっていた。アイザックは、気が付くと数日が経っていて持っていたビデオカメラの映像でエイリアンに連れ去られていたことを知るのだった。
 ビデオカメラのエイリアンの映像が評判になりTV番組にまで呼ばれるが、あまりの映像に、捏造が疑われてしまうのだった。アイザックは同じような体験をしたサラに連絡し会うのだった。サラの記憶から1979年アラスカのランゲルで空飛ぶ円盤に吸い上げられたカール・マイズナーの存在を知るのだった。
 そんなとき、アイザックは町でブロガーに出会い記事を書いてもらおうと彼のオフィスに行くがMIBがやってくるのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 アンドレイ・タルコフスキー監督や作品が好きな映画ファンは読まないで下さい!!今作のような低予算Sci-Fi映画と比べているて、気分が悪くなると思うので。

 ■感想■
 エイリアンにアブダクションされた青年を描く青春Sci-Fi映画。
 マジメなSci-Fi映画ですが、とにかく長ーいです。

 ランニングライム119分です。上記の記事まででおよそ1時間弱、、、。
 
 アンドレイ・タルコフスキー監督の165分の『惑星ソラリス』(1972年)とか、163分の『ストーカー』(1979年)とかに比べたら全然長くないですが、、、。40分も短い!!
 
 
 何も事件らしい事件が起きない1時間を過ぎたあたりから、主人公のアイザックとサラがMIB(正確にはちゃんとした組織名が出てきました)に捕まってから、急展開!!
 MIB本部には、白いアンドロイドが!!しかも持ってるアンドロイドたちが携帯している武器がレイガン。アンドロイドはバイクまで運転してしまう高性能さ!!

 どこまで科学が進んでるの??

 MIBのエージェントが持っている武器も、普通の銃でなくレイガンのような、、、。

 でも、白いアンドロイドは全然使い物にならず、、なぜこんなアンドロイド使ってるの??って感じだし、レイガンでなく普通の銃で良いのに、、。
 この妙なSci-Fi映画的こだわりは何?? Sci-Fi映画だし、そういうの出した方がそれっぽいということでしょうか??

 Sci-Fi映画度    ★★★
 前半ゆっくり度 ★★★★★
 青春映画度   ★★★
 
 Sci-Fi映画好きな映画ファンには面白いかも??

 ところで、NASAのJPLって無断欠勤2日もしたのに、全然きにしている様子なかったですけど、どんな職場なんでしょう??

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『プロフェシー 恐怖の予言』

2021-02-04 22:29:50 | ホラー

プロフェシー 恐怖の予言
PROPHECY(1979年アメリカ)
 監督:ジョン・フランケンハイマー
 脚本:
 出演:ロバート・フォックスワース
    タリア・シャイア
    アーマンド・アサンテ
     リチャード・ダイサート
    ヴィクトリア・ラチモ

 ■ストーリー■
 山奥で製糸会社の社員が行方不明になり、調査隊が派遣されるが犬は帰ってくるが3人の捜索隊は帰ってこなかった。
 医者のロブは知り合いから依頼され、メイン州のある山林で製糸会社と地元住民が争っているのを環境保護の調査のため妻のマギーと現地に赴く。ロブとマギーは現地に着くなり、地元住民と製紙会社が争っているのを目のあたりにするのだった。
 また、ロブは湖で巨大なサケを発見するのだった。そして夜、凶暴になったアライグマに襲われるのだった。
 後日、地元住民の反対派のリーダー、ジョン・ホークスに会い見せたいものがあると言われ、住民たちの村では病気が流行していることを知らされるのだった。そんな村では、あらゆる生物の特徴を持つ生物カターディンの伝説があった。

 ■感想■
 ジョン・フランケンハイマー監督の1979年の公害スリラー映画。
 古い作品の記事を書くことも多いですが、今回、この作品を記事にするのはCS放送の「ザ・シネマ」で放送されたということ知ったからです。

 日曜洋画劇場でも放送してきたこともある作品ですが、自分はあまり印象に残っていないのが正直な感想です。

 出演者を見たら、アーマンド・アサンテが出演していました。TVのミニシリーズ『燃える世界の男』(1978年)、『パラダイス・アレイ』(1978年)の翌年、『リトル・ダーリング』(1980年)、『プライベート・ベンジャミン』(1980年)の1年前、『探偵マイク・ハマー俺が掟だ!』(1982年)に出演する3年前、、、。
 と、アーマンド・アサンテの出演作品をあげて字数かせぎ、、、(笑)

 今作は監督がジョン・フランケンハイマーですが、モンスター映画、動物パニック映画としても面白くないですし、、公害の影響を訴える作品ともいえない、、、なんとも中途半端な作品に、、。

 1982年には『最後のサムライ ザ・チャレンジ』を撮っているので、この頃はB級路線のこういう作風だったんでしょうか??

 リチャード・ギア主演のモスマンを描くサスペンス映画『プロフェシー』(2002年)よりは好きな作品ですが、、、。

 今作も、もう少しモンスター映画度を高めていれば良かったのに、、。と思っちゃいます。
 5年後くらいに製作されていたら、そうなっていたかもしれないですね。

 ところで、今作はすでにDVD化されています。

あまり盛り上がらないジワジワサスペンス。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リトル・ジョー』

2021-02-03 22:15:50 | SF

リトル・ジョー
LITTLE JOE(2019年オーストリア、イギリス、ドイツ)
 監督:ジェシカ・ハススナー
 脚本:ジェシカ・ハススナー
    ジェラルディン・バヤール
 出演:エミリー・ビーチャム
    ベン・ウィショー
    ケリー・フォックス
    キット・コーナー
    デヴィッド・ウィルモット

 ■ストーリー■
 シングルマザーのアリスは息子のジョーと2人暮らし。アリスは、バイオ企業で新種の植物の開発を行っていた。アリスは遺伝子操作で人を幸せにする成分を出す不稔性の植物リトルジョーを開発する。アリスは息子ジョーへのプレゼントとしてリトルジョーを持ち帰るのだった。
 ある日、研究所の同僚のベラの犬ベロがいなくなるが、同僚クリスがリトルジョーの温室で見つけるのだった。しかし、そのとき、クリスはリトルジョーの花粉を浴びてしまうのだった。
 後日、ベロは凶暴になり、ベラの噛みつくのだった。ベラは、ベロが変化してしまったため殺処分するのだった。ベラはアリスにリトル・ジョーの花粉には生物を変化させる成分が含まれていて、そのためベロが変わってしまったと言うのだった。また花粉を吸ったクリスも変わったと忠告するのだった。
 
 
 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 オーストリア、イギリス、ドイツの侵略Sci-Fi映画。
 監督&脚本は『Hotel ホテル』(2004年)のジェシカ・ハウスナー。
 
 遺伝子操作されて、人を幸せにする花リトル・ジョーの静かな侵略を描いています。
 侵略と言っても、人食い植物になるとか、人間をゾンビ化させる花というわけではないです。
 花粉によって、人の性格を変えて、リトル・ジョーを増やそうとする、、、。それだけです。
 ヒロインの同僚の女性研究者ベラの犬ベロが凶暴になって、飼い主に噛みついたコトを考えると、あまり良い影響はないみたいです。
 でも、ヒロインの子ども、ジョーによれば「幸せになる」みたいなコト言っていたので果たして、このリトル・ジョーは人類に対してどうなんでしょう??

 ランニングタイム105分と少しだけ長めの作品ですが、途中でだれることなく普通に面白く観れました。

 ストーリー的には『SFボディ・スナッチャー』(1978年)の静かなヴァージョンって感じでしょうか??でもこちらは、別の何かがその人物になるのでなく、性格が変わるだけです、、、。と思ったら、インタヴュー記事によると、ジェシカ・ハスナー監督が影響を受けた作品が『ボディスナッチャー』だそうです。1956年のドン・シーゲル監督『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』も1978年の作品、両方とも好きだそうです。

 でも、よーく考えると、ジョーが父親と過ごしたくなったのや、クリスの性格が変わったのも、リトル・ジョーの花粉のせいではないかも??仕事が忙しい母親よりも父親と過ごしたくなったとか、、、。
 アリスやベラの思い込みかも??とSci-Fi映画ファンやホラー映画ファンも満足できるように心理スリラーだと思わせる要素も残しています、、、。
 ヒロインのアリスも精神分析医にかかってますしねー、、。

 やっぱり犬のベロが飼い主に噛みついたのを考えると、花粉の影響ですねー。

 登場人物はベラ以外、とりあえずみんな幸せそうな感じですが、ハッピーエンディングと考えていいのでしょうか??でも、リトル・ジョーが世界中に広まったらどうなるんでしょうね??

  今作の監督&脚本のジェシカ・ハススナーの『Hotel ホテル』は未見なので今度観てみます、、。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『海底47m 古代マヤの死の迷宮』

2021-02-02 22:53:30 | 動物パニック

海底47m 古代マヤの死の迷宮
47 METERS DOWN UNCAGED(2019年アメリカ)
 監督:ヨハネス・ロバーツ
 脚本:ヨハネス・ロバーツ
    アーネスト・リエラ
 出演:ソフィー・ネリッセ
    コリーヌ・フォックス
    ブリアンヌ・チュー
    システィーン・スタローン
    ダヴィ・サントス

 ■ストーリー■
 女子高生のミアは、学校でいじめられていたが、父親グラントの再婚してできたサーシャとも今ひとつ打ち解けられていなかった。姉妹が打ち解けられるように、ガラスの船底でホオジロ鮫を監察するツアーを2人で過ごすように提案するのだった。サーシャは友達と遊ぶ約束をしていたがキャンセルしツアーへ。
 しかし、集合場所にはいじめっ子キャサリンたちがいた。とそこへサーシャと遊ぶ約束をしていたアレクサとニコールが現れ、観光客が来ない場所へ行こうと誘うのだった。
 湖で遊ぶ4人だったが、グラントや助手のベンが用意していたダイビングの機材で、古代都市の洞窟を見るケーブダイビングに行くという意見が出る。ミアは反対するもののベンとダイビングして来たことがあるアレクサに押し切られ最初の洞窟を見て帰るということでダイビングへ。海底の古代都市を見て楽しむ4人だったが、深海魚に驚き、石柱を倒し遺跡を破壊し海底の泥を舞い上げ視界が遮られパニックに。と、そこへ偶然ベンがやって来るのだった、、、。

 ■感想■
 観光でダイビング中にケージに閉じ込められた姉妹を描くスリラー映画『海底47m』(2017年)の続編。
 監督は前作『海底47m』や、イギリスの学園ホラー『F エフ』(2010年)、倉庫を舞台にしたモンスター映画『ストレージ24』(2012年)のヨハネス・ロバーツ。

 ヒロインの義姉サーシャ役のコリーヌ・フォックスは、ジェイミー・フォックスの娘さんです。また、今作が映画初出演のデヴュー作です。
 また、サーシャの友人のニコール役で、シルヴェスター・スタローンの娘システィーン・スタローンが出演しています。コリーヌ・フォックスと同じく本作が映画初出演のデヴュー作です。
 映画ファンならすでに知っているかもしれないですが、自分はファミリーネーム見て調べるまで知りませんでした、、。コリーヌ・フォックスは気づかない、、。

 続編と言っても、ストーリーは、前作とのつながりはまったくないので、今作から観ても十分大丈夫です!!前作から観た方が、今作は設定がこうなのね、、と分かるからオススメですけど、、。

 ヒロインたちが鮫に襲われる!!

 それだけが前作と同じなだけで、何も関係ない作品です。
 前作よりも自分的には面白かったです。前作もそれなりに面白かったですけど、最初から最後まで緊張感ありすぎで、疲れちゃいました。
 今作もランニングタイム89分よ短めですけど、ずーとサメに追いつめられているので緊張感が低いわけではないです。

 エンターテイメント度の今作の方が高いです。

 ティーンホラー映画度     ★★★
 サメが怖い度         ★★★
 誰が生き残るのか分からない度 ★★★★

 サメ映画好きな映画ファンも、スリラー映画ファンも必見の動物パニック!!

 ポップコーン食べながら観るのに最適な1本です!!でもこういう映画観るとスキューバダイビングするの怖くなっちゃいますよねー。

 

前作も普通に面白いです。

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『THE INFORMER 三秒間の死角』

2021-02-01 02:23:36 | サスペンス

THE INFORMER 三秒間の死角
THE INFORMER(2019年イギリス、アメリカ、カナダ)
 監督:アンドレア・ディ・ステファノ
 脚本:マット・クック
    ローワン・ジョフィ
    アンドレア・ディ・ステファノ
 原作:アンデシュ・ルースルンド「三秒間の死角」(角川文庫)
    ベリエ・ヘルストレム
 出演:ジョエル・キナマン
    ロザムンド・パイク
    コモン
    アナ・デ・アルマス
    クライヴ・オーウェン

 ■ストーリー■
 ピート・コズローはポーランド系の”将軍”リシャード・クメリックの麻薬組織の売人だがFBIの情報屋になっていた。6キロのフェンタニルを取引を行う予定だったが、取引相手がNY市警の潜入捜査官だったため取引は失敗、スタゼックにN潜入捜査官は殺されてしまうのだった。
 クメリックは、警官殺しは犯人が捕まるまで締め付けが厳しくなり麻薬の売買に影響が出てしまい、その埋め合わせに、ピートにベイル・ヒル刑務所に麻薬を持ち込み取り仕切るよう指示するのだった。一方、FBIはピートに将軍の言う通りベイル・ヒル刑務所で麻薬取引を行い、取引に関わった囚人と看守のリストを作成し、それを証拠に将軍を逮捕する計画を強要するのだった。

 ■感想■
 英国推理作家協会(CWA)賞受賞「三秒間の死角」(角川文庫)を映画化したサスペンス映画。原作はスウェーデン最優秀犯罪小説賞も受賞しています。

 原作は、グレーンズ警部シリーズの5作目です。舞台をアメリカのニューヨークにして映画化しています。
 今作ではコモンがNY市警の刑事グレンズを演じています。北欧ミステリはあんまり読んだコトがなくこのシリーズも未読なんですが、映画版とはどれくらい違うのでしょうか??

 映画としては、良く出来たサスペンス映画のお手本のような作品です。
 
 どこかで観たコトあるようなストーリーやシーン、登場人物ですが、面白いです!!
 面白いものは、既知感たっぷりでも面白いです!!

 豪華な出演陣、むだのないストーリー、クライマックスに向けての主人公どうなっちゃうの??のハラハラどきどき感、、、。
 もし、地上波の映画枠があるなら、ぜひ放映して欲しい作品です。
 でも、サスペンス映画ファンでない人には、前半部分が少しとっかかりにくいかも??
 中盤から、後半にかけては、このあとどうなっちゃうの??って早く先が知りたい!!って思っちゃう展開!!

 ところで、映画の事件の発端になるNY市警の潜入捜査官と取引したらどうなっちゃったんでしょう??もちろん逮捕はされるんでしょうが、こんな大事件にはならなかった気もするんですが、、、。
  
 刑務所に入るものの、他のグループに邪魔されて麻薬取引をするっていうことも全然成功していないし、あっという間に素性がばれて脱出劇に!!
 ストーリー的には少し弱い部分もありますけど、とにかく展開が早すぎ!

 サスペンス映画ですが、悩む時間もなく次から次へと展開していきます、、。
 ランニングタイム113分は少し短すぎなのでは??
 もう少しじっくりと描いて、あと、20分くらい長くても良かったのでは??
 原作は上下巻2冊ですからね、、、。 

 

配信もリンクしておきます。

 

グレーンズ警部シリーズ第1作。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする