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指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『うるさい妹たち』 2回目

2008年07月06日 | 映画
先日みた増村保造監督の『うるさい妹たち』が面白かったので、今日も見に行く。
前回は、平日昼間だったので10人もいなかったが、今日は土曜日なので、満員、と言っても40人くらいだが。

今回見て、この六本木族の生態を描いた作品が、江波杏子、ミッキー・カーチス、仲村隆らの金持ちと、川口浩、仲宗根美樹らの貧乏人グループに分かれていて、屯する場も、ジャズ喫茶とクラブに区分されていることに気づいた。
まるで、大島渚の処女作『愛と希望の町』のように、金持ちと貧乏人は一緒になれない、と言っているようだった。

副社長永井智雄と秘書岩崎加根子の情事が滑稽に描かれていたが、やはりこの二人は俳優座の役者同士だけあって台詞のタイミング、やり取りが実に上手くて、大いに笑わせてくれる。

終了後、駅近くのインド料理店バンダりで食事して、渋谷にバスで出る。


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