指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

昨日は、・・・

2021年01月01日 | 映画
12月31日は、なにもすることがないので、映画を見に行く。
東京に行くのは面倒なので、地元横浜のシネマジャック&ベティ。


              
ジャン・ポール・ベルモンド特集で、『危険を買う男』製作も兼ねたとのことで、気に入りの話だろうが、少しも面白くなく、途中で寝てしまう。
彼は、悪人なのだが、なぜか警察や司法大臣と結び付いていて、悪事をさらに重ねる。
その一つが、若者を脱獄させるのだが、食事に毒が入っていたとし、医療施設に移ってそこから脱獄する。
加藤泰監督、安藤昇主演の『懲役18年』にも、医療施設から逃げる件があったが、ここでは安藤は電球を飲んで病室に動かされて逃げる。
逃走シーンで唯一面白かったのが、大型のトレーラーのタンクの中に潜んで非常線を突破するが、「飲み物にならない」と運転手が怒るシーンのみ。
最後、ベルモンドはすべてを逃れて、ヌメア行きの飛行機に乗り、そこの乗務員とのアクションになる。ニューカレドニアは、やはりフランス警察の手が緩いのだろうか。

終わって下の、モーリースで食事して家に戻る。
夜は、生まれて初めてほとんど見ない紅白歌合戦になる。
「こういうときだから、歌でエールを送る」というのが嫌なのだ。
ユーチューブの「野球雲」と「現代音楽エアー」、さらにテレビ東京の『孤独のグルメ』を見て寝る。
廊下に出ると除夜の鐘が聞こえた。

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