久しぶりに大相撲に行って、その巧みな舞台演出に大変感心した。
前に行ったのは、15年くらい前で、パシフィコ横浜の社長の高木文雄さんが席が取れるからと、升席で見たのだが、偉い方と一緒だったのであまりよく見ていなかったのである。
まず、力士の呼び出しがよくできている。まず、呼び出しが東西の力士の名を呼ぶ。両者が土俵に上がると行司が改めて今度は非常によくとおる声で場内に叫ぶ。
さらに場内アナウンスがスピーカーで言う。
河竹黙阿弥は、芝居のセリフで重要なことは3回言え、と書いているが、ここでもきちんと3回四股名を呼んでいるのだ。
さらに、東西に電光掲示板があり、今どこで、今までの勝負の結果はどうだったかが一目でわかるようになっている。
そして仕切り、次第に盛り上がり、緊張してくる対決。
テレビでは、そこに来るとNHKが見せなく、また聞こえなくしてしまう懸賞だが、これも客の注意を高める。
「ああこれは注目の取り組みなのだな」と思わせる。
以前も、折口信夫説を引いて、相撲の本質は演劇だと書いたが、その運営方法も実に演劇的であるなと改めて非常に感心した。
貴兄への反論を記しましたので。
11までかかったので、「次へ」を押さないと全て読めませんが、
まぁムカつくでしょうが、貴兄の世代とは保守も変化している事が解ると思うので、一読をお薦めいたします。
ものを書くのに体験が必要ならば、大藪春彦は殺人をしているのでしょうか、ドストエフスキーは・・・。
ブログを作られてご自分の体験を書かれた方がはるかに面白いと思いますが、いかがでしょうか。
雫石さんの「帰ってきたヒトラー」にも貴兄と雫石さんの対談に感想を申し上げます述べてあります。御笑納下されば幸いです。
フレドリック・フォーサイスは先程に出版された自伝で、作家になってからもSIS(007のMI6)の協力者であった事を告白しています。
別にミステリ作家が殺しの経験がある必要は全くありませんが、事件を理解しようと地道な努力は必要です。
「冷血」の執筆にカポーティは数年の取材をかけています。冷血で犯人の死刑の直前にインタビューしたジャーナリストをカポーティは名前を明かしていませんが、死刑囚の実弟が書いた
「心臓を撃ち抜かれて」を読めば、カポーティであった事が明かされています。
私は現場主義には限界があると思いますが、
机上の空論を吐く人には唾を吐きますので。
会員制の医療・福祉のプラットホームの執筆者です。教えても紹介による医療従事者しかアクセスできないので、お読み頂けないのですよ。
どんな職種でも芸事でもスランプがあります。
自身の体験からもスランプ脱出には「基本に立ち返る事。」と言えます。
その時に学校で教わった「基本」と「禁忌」が役に立つ。プロならばこそ基本は大事。
正直、貴兄が嫌いだけど、言ってる事は誤りではありません。
雫石さんも貴兄も正解者ですけど、
噛み合ってないと思いますが。
それと「冷血」でもカポーティでもない。
別な事件です。
死刑囚の面会をした作家とは、ノーマン・メイラーです。これは私の錯覚でした。