指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

鳩山邦夫に黒子は似合わない

2010年03月16日 | 政治
鳩山邦夫氏が、自民党を離党し、会見で「政界再編の黒子、捨石になる」と言った。
坂本竜馬云々はともかく、黒子は邦夫君には、ふさわしくない。
彼は、「私の友人の友人がアルカイダ・・・」発言にあるように、なにをしても目立つ人で、むしろ、本来目立ちたがり屋である。
その彼が、黒子になって舞台に上がったとしても、役者より目だってしまい、芝居を壊してしまうに違いない。
人間には、やはりもって生まれた性質があり、与謝野薫氏が、捨石と言うなら分かるが、邦夫君が黒子、接着剤と言うのは変だ。

だが、与謝野氏にしても、邦夫君にしても、「自分は主役ではなく、裏方」と言って責任を取ろうとしないところが、今の自民党の問題の大きさを現している。
やはり、小沢一郎は凄いということか。