車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

静岡市身体障害者中部交流卓球大会

2019年02月04日 20時15分20秒 | 日記
日曜日に行ってきました。

毎年この時期に開催されている大会。

予定はしていなかったけど、お誘いいただいたので参加することに。



この会場、時期もあってすごく寒いんです。

そして、台が車椅子対応のものではないので(前に動くと足が台の脚に当たる)、その点に気をつけてプレーしなければなりません。

でも、会場ではスタッフの方々のお気遣いは桁外れに素晴らしくて、選手への細やかなケアはもちろん、温かい飲み物は絶えず提供してくださるし、お昼のお弁当は毎年握り寿司だし、差し入れのお菓子なんかもたくさんくださるので、参加者の皆さんはにこやかな表情で卓球を楽しまれている、そんな、ある意味アットホームな大会です。



試合は4人リーグで順位を決めて、1~4位それぞれの決勝トーナメントを行うというもの。

僕は最初の試合を落として、2勝1敗で2位のトーナメントへ。

そこで準優勝でした。

今年から意識して練習していることがちゃんと出来るか、出来ているかを確かめるのが今回のテーマ。

それは良い感じで出来ていたと思います。

出来ていなかった時もありましたが、その時に「あ、今ダメだった」と気づけていたのも良かったところ。

今日の練習でもその点をコーチに話し、修正内容を確認出来たりもしたので、少しずつでも前進出来ていることを実感しています。



台の脚を意識しながらの試合だったので、ところどころでボールを追うのをあきらめることもありましたが、試合の流れの中で「この1点は取りたい」というところは思い切って動くわけで、そうすると「ガツン!」と足をぶつけることが2回ほどありました。

幸いケガには至りませんでしたが、特に弱い部分でもあるのでそのあたりのプレーは慎重にしなきゃいけませんね。

対策を準備しておかないと、せっかくの練習の成果を発揮できる機会なのにもったいないですから、そこは足にタオルを巻くなどしてまずはケガをしないように注意します。



選手のプレースタイルは様々ですが、僕はブレーキをしないで、安定性よりも車椅子を動かしてより広く、大きくプレーすることを信条としています。

なので、前に動くと足がぶつかる。

でも、その方が僕も楽しいしプレーの幅も広がる。

そして何よりも、見る人たちもその方が楽しいと思うので。

「車椅子なのにすごいね」と言ってもらえるプレーヤーでありたいというのが、健常者の経験がある僕が最初に思ったことでもあります。



毎日の積み重ね。

トレーニングひとつとっても、やることはすごく地味なことばかり。

でもそれを確実に積み重ねていかなければ、より高いところへは登れません。

自分ではしっかり積み重ねたつもりでも、ライバルはもっと質の高いものを積み重ねているかもしれない。

「俺はこれだけ積み重ねているぜ!」

と豪語する人は、逆にやってない人なんじゃないかと僕は思います。

競技に本当に真摯に取り組んでいる人は、ライバルに種明かしをしたりはしないでしょうから。



さぁ、まず最初の確認は終了。

次は1か月後の大阪での試合。

そして直後に海外へ。

勝負の一年ですから、準備と調整をしっかり行い、そしてアップデートを繰り返しながら、確実にステップアップしていけるように頑張っていきます。



ちなみに、お昼にいただいたお寿司、僕はその時は食べずに持ち帰り、帰宅してから食べました。

え?大丈夫なの?

とお思いでしょう?

大丈夫でした(笑)

美味しくいただきました。

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