まさに大きなターニングポイントとなった一年だった。
卓球活動を行っていく点において、多角的な変化があった。
でも、そのすべては自分で意図したものであり、その方向へと変化することが出来たのは本当にありがたい。
まずは、そうしたチャンスを与えてくださったみなさんに深く感謝したい。
一番はシスコシステムズ合同会社との出会い。
まだまだ不十分な僕を選手として扱っていただき、僕はそれだけでものすごいチャンス、恩恵を受けることが出来ている。
それが僕に計り知れないくらいの大きなモチベーションを生んでくれている。
自分がどうあるべきか、どう進むべきかを、選手としてだけでなく「社会人」として、「日本人」として考え、行動するパワーをも与えてもらったような感覚があるけれど、それはシスコシステムズという企業だったからこそだとも思える。
それを根幹として、そこから伸びた枝葉が、僕に技術面、フィジカル面、社会人としてのスキルなどなど、様々な成長の糧、チャンスを与えてくれたような、そんな気がしている。
弱気なことを言えば、もうあと1年でも早く始めていればなぁと思った瞬間が、今年2回くらいあった。
でも考えてみれば、僕の卓球人生は T.T Labo という卓球場との出会いからスタートしたようなものであり、その卓球場のオープン直後から僕はお世話になっているので、T.T Labo のない卓球生活を1年前倒しして始めていたところで、もしそうしていたら僕は逆にストレスに倒れていたり、モチベーションを失っているとか腐っているとかしていたかもしれないし、シスコシステムズとの出会いのタイミングもずれていただろうし、他にも様々な方々との出会いも違ったものになっていたかもしれなければ、出会いそのものが無かったかもしれないわけで、同じような卓球生活を行っていたかどうかが逆に不安に思える。
だから、僕は今の自分がきっとベストなのだ。
もっともっと練習したい。
その為には何が必要なのか?
その為にはどうすべきなのか?
去年よりも今の自分の方がより具体的に、明確にその手段を見いだせている。
先日行ったタイでは、思うような結果が出せず悔しい思いをした。
一年間の計画は思うように進めずに、平行線をたどっていたのが一番最後でさらに足元をすくわれるような結果に落胆した。
正直なことを言えば、「あぁ、どれだけ頑張ってもこれが自分なのかな」と、弱気になったりもした。
がしかし、そんなネガティブ要素は帰国後の練習初日で消し飛んだ(笑)
これもまた今年の大きなターニングポイント。
僕には強くそう思える、確信できるくらいの大切な、とても重要なもの。
年の瀬に、そういう大きな変化、ビッグチャンスを掴めたのだ。
これが今の僕だ。
僕はそういう環境に身を置いているのだ。
様々な角度から僕を「叱咤激励」してくれるみなさんがいてくれる。
でも、年齢を重ねていくと、なかなか人から「叱咤」していただくことなどない。
障害を負う身であれば、人からはより気遣っていただくので、それが「叱咤」とは逆のベクトルともなる。
また、人を「叱咤」するのにはそれ相当のエネルギーを要するから、案外簡単なことでもなかったりもする。
けれど、僕にはそうしてもらえる環境があり、それが僕に成長をあたえてくれていることをも実感できている。
その必要性に気付いたのも今年のターニングポイントとなったし、その結果もまたターニングポイントとなった。
僕はひとりでは成長できていない。
成長できない。
自分の望む方向へ進んでいたとしても、それは自分だけの力ではなく、様々な方からの恩恵を賜ってこそなのだと改めて思う。
「諸法無我」なのだ。
落ち着いた心境でそう思えるのもまたみなさんの支えがあればこそ。
その感謝を忘れることなく、これからはさらに自分を磨き続けていきたい。
年が明ければ早速のスタートとなる。
だから正月をゆっくり過ごすわけにもいかない。
そして3月からはワールドツアーがスタートする。
2020年に向けては、もう来年一年しかない。
(正確にはもう3か月あるけれど、そこはほぼ期待できない3か月間)。
泣いても笑っても来年で決まる。
その結果で、それから先の人生も大きく変わる。
まさかこんなシビアな人生を歩もうとは思ってもみなかった(笑)
車椅子にならずに、そのまま仕事を続けていたら、こういう思いはしていない。
それまでの人生で経験のない思いだから。
スポーツ選手ってすごいなぁとは思っていたけど、自分がやることでそのすごさをさらに大きく知ることが出来た。
障害を負うことで、僕はチャンスを掴んだ。
それが僕の人生を豊かなものにしてくれた。
色彩をもっともっと複雑に、美しくしてくれた。
今そう思えるのは、今年のターニングポイントが素晴らしいものだったから、それに違いない。
さぁ、来年もしっかり頑張っていこう。
2018年、望む結果は出せていない。
でも、積み重なったものは確実に存在している。
それは実感できている。
努力は必ず結果を生むものではない。でも、努力は無駄にはならない。自分を裏切ることなく積み重なっていく。
それを2019年に開花させよう。
開花させるためにまだ努力が足りないのであれば、足りるまでさらに積み重ねよう。
大丈夫、僕には出来る。
やってやる。
やってみせる。
みてろよ、自分!
最後に、今年僕にたくさんの恩恵を与えてくださった多くの方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
来年はさらにしっかり頑張ってまいります!
卓球活動を行っていく点において、多角的な変化があった。
でも、そのすべては自分で意図したものであり、その方向へと変化することが出来たのは本当にありがたい。
まずは、そうしたチャンスを与えてくださったみなさんに深く感謝したい。
一番はシスコシステムズ合同会社との出会い。
まだまだ不十分な僕を選手として扱っていただき、僕はそれだけでものすごいチャンス、恩恵を受けることが出来ている。
それが僕に計り知れないくらいの大きなモチベーションを生んでくれている。
自分がどうあるべきか、どう進むべきかを、選手としてだけでなく「社会人」として、「日本人」として考え、行動するパワーをも与えてもらったような感覚があるけれど、それはシスコシステムズという企業だったからこそだとも思える。
それを根幹として、そこから伸びた枝葉が、僕に技術面、フィジカル面、社会人としてのスキルなどなど、様々な成長の糧、チャンスを与えてくれたような、そんな気がしている。
弱気なことを言えば、もうあと1年でも早く始めていればなぁと思った瞬間が、今年2回くらいあった。
でも考えてみれば、僕の卓球人生は T.T Labo という卓球場との出会いからスタートしたようなものであり、その卓球場のオープン直後から僕はお世話になっているので、T.T Labo のない卓球生活を1年前倒しして始めていたところで、もしそうしていたら僕は逆にストレスに倒れていたり、モチベーションを失っているとか腐っているとかしていたかもしれないし、シスコシステムズとの出会いのタイミングもずれていただろうし、他にも様々な方々との出会いも違ったものになっていたかもしれなければ、出会いそのものが無かったかもしれないわけで、同じような卓球生活を行っていたかどうかが逆に不安に思える。
だから、僕は今の自分がきっとベストなのだ。
もっともっと練習したい。
その為には何が必要なのか?
その為にはどうすべきなのか?
去年よりも今の自分の方がより具体的に、明確にその手段を見いだせている。
先日行ったタイでは、思うような結果が出せず悔しい思いをした。
一年間の計画は思うように進めずに、平行線をたどっていたのが一番最後でさらに足元をすくわれるような結果に落胆した。
正直なことを言えば、「あぁ、どれだけ頑張ってもこれが自分なのかな」と、弱気になったりもした。
がしかし、そんなネガティブ要素は帰国後の練習初日で消し飛んだ(笑)
これもまた今年の大きなターニングポイント。
僕には強くそう思える、確信できるくらいの大切な、とても重要なもの。
年の瀬に、そういう大きな変化、ビッグチャンスを掴めたのだ。
これが今の僕だ。
僕はそういう環境に身を置いているのだ。
様々な角度から僕を「叱咤激励」してくれるみなさんがいてくれる。
でも、年齢を重ねていくと、なかなか人から「叱咤」していただくことなどない。
障害を負う身であれば、人からはより気遣っていただくので、それが「叱咤」とは逆のベクトルともなる。
また、人を「叱咤」するのにはそれ相当のエネルギーを要するから、案外簡単なことでもなかったりもする。
けれど、僕にはそうしてもらえる環境があり、それが僕に成長をあたえてくれていることをも実感できている。
その必要性に気付いたのも今年のターニングポイントとなったし、その結果もまたターニングポイントとなった。
僕はひとりでは成長できていない。
成長できない。
自分の望む方向へ進んでいたとしても、それは自分だけの力ではなく、様々な方からの恩恵を賜ってこそなのだと改めて思う。
「諸法無我」なのだ。
落ち着いた心境でそう思えるのもまたみなさんの支えがあればこそ。
その感謝を忘れることなく、これからはさらに自分を磨き続けていきたい。
年が明ければ早速のスタートとなる。
だから正月をゆっくり過ごすわけにもいかない。
そして3月からはワールドツアーがスタートする。
2020年に向けては、もう来年一年しかない。
(正確にはもう3か月あるけれど、そこはほぼ期待できない3か月間)。
泣いても笑っても来年で決まる。
その結果で、それから先の人生も大きく変わる。
まさかこんなシビアな人生を歩もうとは思ってもみなかった(笑)
車椅子にならずに、そのまま仕事を続けていたら、こういう思いはしていない。
それまでの人生で経験のない思いだから。
スポーツ選手ってすごいなぁとは思っていたけど、自分がやることでそのすごさをさらに大きく知ることが出来た。
障害を負うことで、僕はチャンスを掴んだ。
それが僕の人生を豊かなものにしてくれた。
色彩をもっともっと複雑に、美しくしてくれた。
今そう思えるのは、今年のターニングポイントが素晴らしいものだったから、それに違いない。
さぁ、来年もしっかり頑張っていこう。
2018年、望む結果は出せていない。
でも、積み重なったものは確実に存在している。
それは実感できている。
努力は必ず結果を生むものではない。でも、努力は無駄にはならない。自分を裏切ることなく積み重なっていく。
それを2019年に開花させよう。
開花させるためにまだ努力が足りないのであれば、足りるまでさらに積み重ねよう。
大丈夫、僕には出来る。
やってやる。
やってみせる。
みてろよ、自分!
最後に、今年僕にたくさんの恩恵を与えてくださった多くの方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
来年はさらにしっかり頑張ってまいります!