車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

チェコ大会 猛烈反省記

2018年09月23日 09時58分52秒 | 日記
チェコ大会に出場してきました。

まず、今回は波乱の渡航(笑)

行きの便はウィーンで乗り継ぎだったのですが、僕ともう一人の車椅子選手は乗り継ぎする事が出来ずに、なんとウィーンで一泊し、翌日午後の便で予定の場所へ向かうということに。

その間もちろん観光などすることもなく、ホテルで大人しく待機。

むしろ現地へ遅れて到着することで、練習時間もなくなってしまうので、試合を目前にして不安が高まる結果に・・・なるかと思いきや、案外そこは大らかな気持ちでいて(笑)、まぁ、なるようになるよ!とある意味強気でいたのでした。

それは航空会社が手配してくれたホテルの良さ、朝食の素晴らしさによるものなのかもしれません(笑)
また、ホテルのスタッフも、とても親切かつ気さくな方々で、ポーターの男性スタッフ達とも雑談を楽しめたし、そういう彼らの与えてくれたリラックスが、僕をそうさせてくれたのかもしれません。

余談ですが、国籍も民族も、もちろん宗教も文化も異なる様々な人たちが生活を共にし、同じ職場で働き、複雑に絡み合って共に生きているヨーロッパ、だからこその多様性があればこそ、異文化を受け入れることへの耐性の強さが、障害を持つ人たちとの共同社会についても違和感なくごく自然な感覚を生み、その結果ソフト面でのバリアフリーがより自然なものになり、結果的に障害者がより生き生きとしているのかなぁなんて思わされたのでした。

もちろん日本を悪くいうつもりはありませんよ。

でも、そうした空気感を僕は節々に感じる事があり、だから、大会期間中もホテルと試合会場の、およそ1kmの移動をシャトルバスではなく自走で度々移動していました。
だってそれが気持ちいいから!
気候がというのもあるけれど、でもそれ以上に気持ちよく移動が可能な街なんです。
歩道と車道の段差の少なさ、歩道の幅、傾斜などもそうだし、片側2車線の道路の横断歩道も信号機はなく、歩行者があれば車は最優先してくれる。ハード面だけでなくそんなソフト面での下支えがあるからこその移動の心地よさ、そういった街の居心地の良さ。今回のチェコに限らず、僕はヨーロッパでは毎回特にそれを感じます。



さて、本題へ戻りましょう。

まず結果から。

今回は個人戦団体戦共に予選敗退でした。

まず、個人戦は予選ブロック4人中、僕は3番手。

事前の予想が外れる組み合わせで、それは残念ではありましたが、でも逆に楽しみな組み合わせでもありました。

だって、去年一度対戦し負けた相手とまた当たるから。

よし!と挑みましたが、僕の課題がまんまと足を引っ張りあえなく敗退。

その課題一つだけを克服すれば、次は絶対負けないのに、そう思えた試合内容でした。

唯一の格下は、おそらくベテランの選手で、スタイルはいわゆる車椅子選手特有のプレイ。
要所要所でのアンラッキーも重なったり?自分がミスを繰り返す内容となり、一時は2ー7など大量リードを許す展開ながらも、そこから挽回するという形で勝利。

もう1試合は初対戦の格上。
事前のデータも一切持ち合わせていない相手。
でも、彼の用具を見て、そこから「あぁきっとこういうプレースタイルなんだろうな」と想像。それを確認する形での、試合前の2分間の乱打。
それが、思う以上にメンタルに余裕を与えてくれるものなんだとも実感。
ある意味ゲームをより楽しめたのでした。

それはいつも指導していただいているコーチ陣のおかげ。
技術的な指導だけでなく、様々な角度から卓球における情報を僕に与えてくださるので、それが功を奏したものに思えます。

そして試合は序盤は僕が優位に試合を運びリードする展開に。
でも2セット目を大接戦の末に奪われ、その後も接戦を制する事が出来ずにあえなく敗退となったのでした。

そして団体戦。

今回は日本人ペアでの出場。

でもそこで嬉しかったのが、今まで対戦、あるいはチームを組んだ数人の選手から「お前は誰と組むんだ?」と聞かれた事。
あぁ、少しは自分の存在を意識してもらえてる、認めてもらえてるのだなと勝手に(笑)実感。だって、そうじゃなきゃ聞かれることもないでしょうから。そしてそれが僕には自信にもつながります。

予選は幸か不幸か今大会調子の良い強豪2チーム。

僕はどちらも初戦のダブルスの後、シングルスは1番手で出場。

1試合目は個人戦銅メダル選手を含む攻撃的ペア。
でもダブルスも思った以上に手応えを感じたし、逆に怖さを感じなかった。
それは自分自身の成長の証だとあえて自画自賛する(笑)
ただし、課題は明らか。というかあからさまなほど。
それさえクリアすれば格段にステップアップできる!と確信出来るのに、そこが今の僕の足かせとなっているのを痛感。
それはその後のシングルスでも同じだった。

ダブルスはそれほど悪くはない感じだったけど敗退。

シングルスは思った以上に相手が慎重になっていて、逆に僕が攻める展開で2セットを先取。

ところが3セット目終盤の僕のミスから逆転を許し、その後自分のミスが重なって逆転負け。

とても悔しい結果となってしまった。

もう1試合は、個人戦で接戦をした相手選手のチーム。
格上二人のペア。

でも、ダブルスはもう一歩のところまで追い込む事ができ、フルセットで接戦の末敗退。

シングルスは個人戦と同じ相手で、これも一進一退を繰り返すも、後半は自分のミスで点を与えてしまう結果になり、でも、それでも接戦ながら、あと一歩が及ばずに敗退。

試合会場で悔しさの中、自分自身になりが足りないのかを猛省。

アドバイスをいただいたりもして、それらを自分自身と照らし合わせ、今後の活動内容をどのように修正していくべきかを考案する。
帰国したらまずそれをコーチと確認し、必要あらば修正。そして実行に移す。

全体として、今までやってきていることは出来ていたし、まだまだ自分のものにできていない部分もあるけれど、成長は実感できたし、それは自信にもなった。
あとは、足りない部分をどう補っていくか、補填作業をどのように行うか。
でもそれは自分自身考えることは出来ているし、実行手段を即浮かべる事も出来た。

やってきていることは一つも間違ってはいない。

でもまだまだ足りていないだけ。

自分が目指す目標に対して、残された時間は限られている。

のんびりやっている余裕なんてない。

それはこれまでも変わらないけれど、今まで以上に厳しく取り組まなければならないのだと、正直焦りも多少はある。

とにかく、やるしかない。

努力が結果を必ずもたらす訳ではない。

でも、結果を得た人間は皆、努力を重ねてきた人間であることに違いはない。

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり

自分でしっかり前に進むしかないのだな。

結果はともかくとして、積み重ねてた努力は自分を裏切りはしない。

さぁ、しっかり頑張っていこう!

日本人として

2018年09月11日 20時30分13秒 | 日記
次の海外遠征を前にして思う。

僕は日本人だ。

だから、日本人としてのオリジナルのスタイルを学び、それを心掛けようと思う。



パラ卓球で海外へと赴き、世界のトップ選手たちをこの目で見た。

技術の差は言うまでもないけど、でもある意味それ以上に、フィジカルの差を痛感している。

でも、その差を生み出すのにはそれなりの理由があるはず。

さらに、戦術面、戦略面、携える武器(用具)やその背景にある習慣や取り組み、それらを全部ひっくるめた環境面の違いも様々ある。

まさに「卓球文化」の違いがそれぞれ明確に存在する。

欧米人のフィジカルはともかく、同じアジア系の選手でもトップ選手は少なからず立派なフィジカルをしている。

それは筋肉だけじゃない、骨格もそうなのだ。

筋肉は努力次第で後付け出来るけど、骨格はもって生まれたものであり、後からどうこうすることはできない。

じゃぁ諦める?

仕方ない?

んなアホな!

そこを努力で、それこそ鍛錬でリカバーするのが日本人ではないか!



かつて、日本は蒙古襲来を受けた。

その時、日本の「サムライ」達はそれを2度にわたって見事に退けた(僕は必ずしも神風のおかげだとは思っていない)。

武器も違えば戦術ももちろん異なる相手を、しかもものすごい大軍勢なのに、日本のサムライはそれを百も承知の上で、勇敢に立ち向かい勝利を収めている。

今の日本があるのはその時のサムライの活躍があればこそだと思っている。

・・・話が逸れた。

幕末だってそうだ。

外国人の体の大きさも同じアジア人の比ではないし、あの大国清が欧米列強に負けたという情報も得た上で、当時の彼らはそれでも尊王攘夷を謳い、軍事力にはるかに勝る欧米列強に正面から立ち向かおうとしていたのだ(立ち向かってコテンパンにやられた事実もあるけど)。

と同時に、情報を駆使し、如何に負けないようにするか、対等に生き抜いて行くかを思考錯誤し、国を導いていった人達もいる。

いずれにしても、どのような立場でどのような体勢であれ、諦めることなく勇猛果敢に挑み、立ち回り、戦い抜いているのだ。

それこそが「サムライ」だと考える。



相手の身体が大きい。

武器がすごい。

自分たちは同じ武器を持っていない。

でもそこで諦めない。

出来ることを駆使して挑む。

己を磨き続けた先に宿る、それこそ刀の刃のような、凛として静かに輝きを放ち、見るものを圧倒するような存在感。

それこそがサムライ魂。

武士道精神。

大和魂。

まず根幹にそれをもってして、日々己を研鑽していく。

磨き続けた先にしかそれは存在し得ない。

だからこそ、自分に厳しく毎日を過ごすということ。

そういう積み重ねが大前提ということ。



現在は洋の東西など関係なく、様々な情報が飛び交い、僕らはそれを好きなように取捨選択出来る。

そんな今だからこそ、僕はあえて日本人というスタイルを頑なに貫こうと決意する。

海外へ行ったからこそ、今そう思う。

武士道精神。

大和魂。



身はたとえ 武蔵野のべに朽ちるとも とどめおかまし 大和魂



お手本になる偉人達はたくさんいる。

劣勢を承知の上で、人のために戦いを挑む人。

自分のためではなく人のために生きる人。

己の権利よりもまず果たすべき義務、責務を優先する生き様。

日本人である僕の命は、そうした偉人達の投げうった犠牲の上に成り立っているといっても過言ではない。

僕ごときがそうした方々と同じレベルで語るなんて厚かましいにも程があるけれど、それでも僕は彼らに倣って日本人としてのスタイルで研鑽を積んでいこうと決意した。



武士道精神。

日本オリジナルのスタイルで脅威を退けた鎌倉時代。

明らかに劣勢であるなか、それに臆することなく自らのスタイル、文化を守り抜いた幕末。

それでいく。

今だからこそ、サムライ魂。

そんなチャラい意味じゃない。

武士道精神なのだ。

それはパラ卓球にも通じるものだと僕は考える。

日本人だからこそそう思える。

それが、日本人としての僕のアイデンティティなのだ。

日の丸を背負い海外へ赴くということは、それ即ちサムライであるということ。

それこそが日本人。

まずは博多湾へ行かなきゃならないな。

孤高のパラ卓球プレイヤーとして、日々己を磨いていこうと思う。



ところで、僕の憧れのサムライは誰か?

それが沢山いるんだなぁ(笑)

今思い浮かぶだけでも、楠木正成、石田三成、大谷吉継、前野良沢、平田靫負、林子平、高山彦九郎、山田方谷、吉田松陰、橋本左内、大宮益次郎、川路聖謨、江川英龍 etc

これだけ沢山のお手本が僕にはあるということなのだ(笑)

さぁ、マネージメントをしっかりして、頑張っていきましょう!

一歩一歩前進すべし

2018年09月07日 19時48分50秒 | 日記
9月の世界ランキングが更新された。

先日の中国大会の結果がもう反映されたもので、このレスポンスには正直驚いた。

次の大会前にとても嬉しい。ありがたい。

そしてその内容。

予想よりもポイント数を多く獲得できていた。

ほんの数ポイントだけど。

でも、その数ポイントがかなり大きいので、お陰でランキングも4つ上がった。



本音を言えば、ジャンプアップしたい。

まぁそれは誰もが考えていること。

でもそれはとても難しい。

ポイント数に差が大きくある、はるか格上に勝たなければならないから。

それが簡単にできれば誰も苦労はしない。

日々の積み重ね。

結果はその重ねた高さで決まるのだ。

やるしかない。

やり続けるしかない。



次の遠征はもうすぐ。

エントリー数はいつもよりもかなり多い。

しかもトップ選手は少なく、逆にポイント数の近い選手が多く乱立する、荒れた試合が予想される。

でもみんな実力は確かなものだし、パワー型の攻撃的な選手が特に多い大会となるため、自分自身の調整もそれに合わせておく必要がある。



青く燃える。

赤い炎じゃダメ。

冷静に、クレバーに、それに合わせた必要な身体の動きを心がけよう。

さぁ、最終調整。

次の遠征からは2連チャンになるので、メンタルを保つためにもコンディションの維持に努める。



思想の健康は肉体の健康に勝る。

心の状態は今すごく良い感じ。

それに連動する身体作り。

コンディションの維持。

それもまた普段の絶え間ない積み重ね。

そこにもジャンプアップは存在しない。

磨き続けること。

ただそれだけ。

今現在の磨きを、最大限に発揮しよう。



上の奴らの背中は見えている。



さぁ、頑張ろう!

2018年中国大会の大いなる反省。

2018年09月04日 18時50分49秒 | 日記
中国オープンに出場してきた。

結果は個人戦も団体戦も1勝2敗で予選敗退。

格上に勝つことができなかった。

今回は今までの試合で最もハイレベルな試合だった。

格上といってもまるでパラリンピックのような、世界ランキング1位、2位、3位、5位、6位、7位、以下10番代も多数出場している大会で、正直僕はそれをチャンスと意気込み挑んだのだった。

でも、そう甘くはない。

まず初戦で玉砕。

相手はリオの団体戦ゴールドメダリスト。

その後格下には勝ったけど、その内容は良くなかった。

そしてその次はリオの団体戦シルバーメダリスト。

これも勝てなかった。

手応えはあった。

でもいけなかった。



団体戦はエントリー時に予選ブロック4チーム中最下位(メンバーの世界ランキングで決まる)だったけど、読みが的中するなど作戦の成功もあって1勝。

でもそれ以外がダメダメだった。

特に中国チームとの試合。

僕はダブルスとシングルス共に出場。

力が入っていた。

だから、ミスを繰り返し、何にもしないままであっという間に終わってしまった。

特にシングルス。

相手は世界ランク1位。

「ついにこの時が来た!」と、僕はその試合が楽しみで楽しみで仕方なかった。

けれど、恥ずかしいくらいにあっという間に負けた。

相手が何かをする前に、自分がミスをする。

試合になっていない内容だった。

僕がミスをしなければ勝てる、なんてレベルではもちろんない。

でも、もう少し「試合」をしなければ申し訳ないし、情けない。

その「もう少し」が、今の僕には出来るはずなのに、それがすっかり抜けていた。

去年の僕に戻っていた。

極めて情けない。

個人戦の時もそう。

「俺の実力を見せてやる!」

と、いい格好をしようとしてついつい力んでしまうのが僕の悪い癖。

今回の中国オープンは総じてそういうプレーになってしまっていた。

それがどういう結果を招くのか、具体的にどのようなミスを犯してしまうのか、今では自分でも十分に理解できるのに、ヒートアップしすぎてそれすらも認識できないでいる自分がいた。

まさに「前陣自滅型」となってしまっていた。

ただ逆に、これまでに磨いて来たものを披露することはできたし、自信が持てた部分も少しはある。

世界のトップに通用するものが僕にはあると確信できた。

だけど、これまで積み重ねて来たものは発揮できなかったし、まだまだそれでは足りないという事実も確認できた。



最近の僕は調子に乗っていただけだと思い知らされる。

練習でもトレーニングでも、自分の変化というか進化を、成長を実感できていた。

だけど、世界のトップの連中はそのもっともっと先をものすごいスピードで走り抜けている。

それを知りもせずに、自分がちょっと成長できたからといい気になっていただけなのだ。



僕に足りないもの、それがこれまで以上に明確に出来た気がする。

もちろん技術もフィジカルも、メンタルも戦術を錬る頭も、コートに立ってプレーをする以前に、それまでの準備や心構えなども含め、全てにおいて自分のスケールの小ささを思い知らされた感がある。

悔しい。

子供の頃にケンカで負けた相手からナメられたような、そんな悔しさが強く残る。

ものすごく悔しい。

自信を持って挑んだだけに、結果を出せなかったことがものすごく悔しい。



でも、今回ようやく僕は世界のトップをこの目で見て、体感することもできた。

「中国で世界の頂点をこの目で見る」は僕がずっと求めていたこと。

ついにそれを実現することができたのだ。

それはやはり「すごい!」と思うものだった。

だけど、正直届かないものではないとも思えた。

山の頂上をこの目で見て、そこまでの道程をついにこの目で見たのだ。

ものすごく険しい道になる。

立ちはだかる難関が複数あることもよく分かる。

でもそこに道は確かにある。

今回世界のトップの連中をこの目で見て、対戦して、自分でつかんだこの感覚、そして悔しさ。

ものすごく強いバネを自分の中に仕込むことができた。

そんなこともあって、帰国後は空港からコーチの元へ直行。

報告を兼ねて、その確認後そのまま練習。

僕が思ったこととコーチの思ったことはほぼ同じ感覚。

でも、僕がcm単位で感じたことを、コーチはナノ単位で見ている、そんな印象。

僕はもっともっと練習をして技術力を上げる必要があるし、トレーニングで体づくりもしっかり行わなければならない。

と同時に、経験を重ねて心と頭も磨いていかなければならない。



みてろよ自分。



ついに迎えた、ようやくのスタートライン。

そして、ここからはもう全く言い訳の効かない道。

みんなから常に見られている、明るく華やかで、でも険しく厳しく、困難が絶えない道。

格好悪い走りはしていられない。

リタイアと言う名の逃げ道は常に側にある。

その選択はいつでも出来る。

楽も出来る。

どの道をどう進むかは自分次第。

人にも自分に嘘をつかずに、自分の美学と、スポーツマンとしてあるべき美学を貫いて、僕は僕の信念に従って、その険しい道のど真ん中を、大手を振って進んでやろうと思う。

かつて大和魂を抱いた偉人たちに、あの世で認めてもらえるような、そんな男でありたい。



さぁ、のんびりしている時間はない!

いくぞ!

自分!