車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

2月の学び

2024年03月05日 21時39分57秒 | 日記
2月の渋谷区長杯のあと、東京と埼玉の障害者スポーツ施設主催の大会がそれぞれ2月中にあった。

その他にも2月は何かと慌ただしく行動していたので、結果的に様々な角度から多様なことを学べたし、その先が凄く楽しみな時間となった。

いや、正確に言えばそれは現在進行形で今も継続している。

今までにないレベルでの学びが続いている。



まず試合の結果から。

最初にあったのは東京での試合。

団体戦と個人戦だった。

団体戦は準優勝、個人戦はベスト8敗退だった。

埼玉での試合は個人戦のみ。

決勝戦で敗退し準優勝となった。

どちらも良くなかった。

悪い部分が露呈し、それを修正することも出来ていなかった。

特に東京は酷かった。

だからこそ、学び成長していけるとも思っている。

収穫となるのだからそれはそれでプラスにはなるのだけれど、はやり結果を伴わないのは悔しいところ。



そして学びの部分はパラ卓球活動以外のところでも。

それは仕事において。

まさにビジネスシーンにおける学び。

それがパラ卓球に活かせる、というか直感的に直結する、あるいは変換できると認識出来たのだ。

自分のその思考を自分自身愉快に思った(笑)

でもこれは例えばチームビルディングや大人として次の世代の育成には重要なポイントになることだと思えたし、これから社会に出るという若い世代も複数身近にいるので、それを具体的に彼らにどう伝えていくのか、どう行っていくのか、どう行うことが出来るかというのもイメージ出来、そんな自分を楽しみつつ(笑)、その対象をどの範囲まで?などなど様々考えると、いやぁ、この先が楽しみでならないという思いが溢れるのだった(笑)



そういう思考に至ったこと、そういう思考に至れるだけど心の余裕が生じたこと、それを嬉しく思うし、そこに自信をも抱ける。

ようやくここに至ったという思いもあるけれど、思考と感情の点において僕の目指すゴールはそこではなく、人生をマクロでみればようやくスタート地点に立てたというのが正直な感覚と言える。

だからこそ、パラ卓球活動を行うにおいて視野も思考も広がりを実感できるのかもしれない。

まだまだ磨いていける。

まだまだ伸ばしていく自信がある。

もっともっと磨き上げて、高めていきたい。



卓球においてはいろいろな方から「(車椅子としてはプレーが)綺麗ですよね」と言っていただくことがある。

これは対人競技の卓球においては決して誉め言葉ではない。

その後には「だから」という逆接続詞がつくから。

特に車椅子においては。

それはずっと言われてきたことだし、自認していることでもある。

けれど、それは僕にとっては確信的行為であり、目指すべきスタイルだと思っているので、誉め言葉として受け止めている。

そういうところは都合の良いことにすごく頑ななのだ(笑)

ただし、そのスタイルを成り立たせるためにはベースが必要であり、障害があるからこそその為のハードルはより一層高いものになるし学びも必要になるのだけれど、でもそれを積み重ねていくことはパラ卓球だけでなく僕の人生そのものを色濃く豊かにしてくれるものだとも実感できているので、これからもそうやって取り組んでいきたい。



まずは2月の試合で得た反省を糧とし毎日の積み重ねを行っていく。

次の試合は3月の全日本オープンパラ卓球選手権大会。

個人戦と団体戦が行われる。

クラス分けがされないオープン大会なので意識的にはちょっと違った大会にはなるけれど、個人戦でどこまでいけるか、どんな試合が出来るか、自分の現在地を確認したいと思っている。

そして、これから先をどう描いていくのか、自分をどの方向にどう進めていくのか、その為になにをどうしていくのか、確認する。

中学の時に読んだ漫画のセリフだけど、「運命」という言葉、この意味を多くの人は「(神様とか見えない存在や力によって自分の)命を『運ばれる』」と読む、解釈するという。

僕もそれまではそう思っていた。

けれど、「自分の命は自分で『運ぶ』ものだ」と書いてあった。

だから僕も、自分で運ぶ。

自分が運びたい方向へ。

それが僕の分度器の理論(笑)

3月も慌ただしい毎日が続くけれど、まずは体調管理とコンディショニングを万全に行って、パフォーマンスを十分に発揮できる状態をキープしていきたい。

花粉対策も忘れずに(笑)

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