ゴエモンのつぶやき

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:「益子マインド」4月オープン 「365日一時預かり」対応 /栃木

2010年02月24日 00時34分55秒 | 障害者の自立
 ◇婦人服会社元社長の坂本さん「理想の障害者施設つくる」
 高根沢町の婦人服製造業者「モードライラック」元社長、坂本士郎さん(68)=宇都宮市清原台=が今年4月、益子町山本の旧山本小跡地に、全国でも数少ない365日受け入れ体制を整えた障害者施設「益子マインド」を開設する。「障害者の保護者の力になりたい」と障害者、保護者、職員にとって心地よい「理想の施設」づくりを目指す。

 坂本さんは同社社長だった約10年前、通勤途中に障害者が熱心に空き缶を拾う姿が目にとまり、障害者に興味を持った。県内の障害者施設に通い交流するうちに、障害者にかかわる仕事をしたいと思い始めた。08年息子に社長の座を譲ってからは障害者施設を定期的に訪問。「土日も預かってほしい」という保護者の要望や、忙しさから「食事の時間もとれない」という職員の悩みを聞くうちに、自分で理想の施設をつくろうと決意した。益子町が貸与先を探していた旧山本小跡地を利用し、施設の設置にこぎ着けた。

 施設の最大の特徴は1年を通し土日祝日関係なく、障害者の一時預かりに対応すること。利用時間は基本、午前9時~午後8時だが、保護者の希望次第で柔軟に対応するという。坂本さんは「とにかく保護者の要望はなんでも応えていきたい」と意欲を見せる。この他にも障害者の就労支援や、野菜、総菜販売など施設での仕事も提供する予定だ。

 既に仕事に意欲的な職員10人の採用も決まり、現在は4月のオープンに向け準備に追われる毎日だ。坂本さんは「周囲から『理想通りにはいかない』と言われることもあるが、自信はあります」と力強く語った。【毎日新聞 2010年2月23日 地方版




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