上尾市内の障害者就労施設などで作られた食品や工芸品を合同で販売する「手づくり市」が二十一日、JR上尾駅であった。
障害者製品への理解促進と障害者の収入アップを目的に同駅で定期的に開かれている。この日は十三施設が出店。焼きたてのパンやクッキーが並ぶ店を中心に、大勢の駅利用者が立ち寄って買い求めた。
古タオルを活用した布製品や季節限定のロールケーキ、美しいデザインの陶器といった力作も並び人気を集めた。市役所では毎週水曜日に同様の手づくり市を開いており、市の担当者は「駅での販売も継続して広く障害者製品をPRしたい」と話していた。
次回の同駅での手づくり市は六月十五日の予定。
パンやクッキーを買い求める人でにぎわう手づくり市の会場
2018年4月22日 東京新聞