Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

山間 仕込み2号&仕込み4号 イヅミ~ル汲み 22BY

2011年05月15日 | 日本酒
えー、ご紹介がまだの【山間】がまだたくさんある関係で、2種類ずつのエントリを続けております。
今回は、「仕込み2号」と「仕込み4号」です。

【山間 仕込み2号&仕込み4号 イヅミ~ル汲み】


どちらも「直汲み」。
噂の「イヅミ~ル汲み」です。笑
表ラベルは全く同じなので、「2号」と「4号」の区別がつきません。



裏ラベルを見て、ようやく違いがわかります。

ちなみに、「2号」と「4号」はどちらも純米吟醸スペック。
「2号」は、麹米が越淡麗、掛米が五百万石ですが、「4号」は全量五百万石です。
出荷は1ヶ月違いで、「2号」が22.12、「4号」が23.1。

さっそくレビューにいきたいと思います。


まずは「2号」から。

香りはうっすらと広がる程度の吟醸香。
口当たりから少しのガスと酸、遅れて甘み・旨味が広がります。
全体のバランスは米の旨味を感じさせるもので、とろみのある酒質。
余韻は酸で締め、ピリッとした辛味を残してしんなりと消えていきます。


次は「4号」。

香りは同じく、少し広がる程度の吟醸香。
口当たりに感じるガス感は強めで、酸と絡んでフルーティな印象。
芯は細いがしっかりした旨味と、含み香に現れる甘みがいい感じです。
後半、若干の渋味を感じますが、開けてからしばらくするとどこかへ行ってしまいますね。
余韻は同じく酸締め、辛味は無く、ぽてっとした甘みを残して消えていきます。


「2号」、開けてから2週間くらい経ちました。
そのせいか、少し生老ね感が感じられるようになっています。
同じ日に開けた「4号」、その後の保存状況は同じなのですが、コンディションはずっと良いですね。
個人的な嗜好では、4号に軍配です。

そういえば、前回のエントリでご紹介した「ORI-ORI ROCK」でも、4号に白星を与えました。
今期の「仕込み4号」は、godanism的にはヒットなのでしょう笑


先日、東高円寺の「天★」さんで、著名な日本酒ブロガーさん達と酒を交える会に参加させていただきました。
酔って候」の酒呑親爺さま、「家呑み時々外飲み」のinoさま、それから日本酒ランナーさまと、私の4人でございました。
大変楽しい会にてご一緒させていただいたこと、この場を借りて感謝申し上げます。

その会の様子について・・・は・・・。
まぁ、どなたかがきっと、ブログにアップしてくださることでしょう。笑