Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

十四代 純米吟醸 出羽燦々 生酒 22BY

2011年03月21日 | 日本酒
連続で【十四代】のご紹介です。

【十四代 純米吟醸 出羽燦々 生酒】


酒米「出羽燦々」を50%まで磨いた純米吟醸酒。
生酒、今年の2月出荷です。



プレミア吟醸酒の代名詞ともいえる銘柄【十四代】。
飲むほどに、「いったいどうやって造ってるんだろう?」という疑問が募ります。

では、レビューのほうへ。


上立ち香はすうっと透き通るような吟醸香。
果実感もあり、甘い香りです。

口に含むと、これまたすうっと通るように旨味が広がってきます。
酸は舌の奥のほうでじわっと出てくる感じ。

口の中で転がすと、酸は上顎のほうへ。
舌先にぴりっと辛味が感じられてきます。
旨味は強くなるのではなく、引き延ばしたように口全体へ。
含み香による甘みはありますが、味わい自体はどちらかというと辛口で、タイトな印象です。

後口は酸と渋味。
キレはよく、しっとりした余韻。
爽やかな返り香が良いですね~。

旨いです!が、槽垂れのほうが好みかな~。

アテは「鰤カマ塩焼き」。


旬の魚は脂がしっかりのっていて、こたえられない旨さですね!