小石川植物園「春の花」を撮ってみました。1
「小石川植物園」を訪ねてみました。正式名称は「国立大学法人 東京大学大学院理学系研究科附属植物園」と言う、とっても長く堅苦しい名前の様です。先月初めて「白金自然教育園」に行き、すっかり都心の中で味わえる自然に嵌ってしまったので、今回は文京区の小石川まで少し足を伸ばしてみました。
ここに来て一番うれしかったのは「カントウタンポポ(関東蒲公英)」に出会えた事です。都心では「セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)」にすっかり占領されてしまっているとのことで、カントウタンポポを見つけようとタンポポを見かけると、よく総苞片をCHECKするんですが、いままでカントウタンポポには出会う事が出来ませんでした。
「カントウタンポポ(関東蒲公英)」はキク科の関東地方と東海地方の一部に生える多年草。古典園芸植物のひとつで、江戸時代幕末には園芸化されていたらしい。英名の「dandelion」はフランス語で「ライオンの歯」を意味するdent-de-lionに由来するが、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによる。全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬として用いられ、解熱、発汗、健胃、利尿などの作用があるらしい。
「アオナシ(青梨)」はキバラ科ナシ属の落葉高木。中部地方と関東地方北部に分布している野生の梨で結構珍しい植物のようです。実は3cmと小さいようですが食べられるそうです。白い花の中央のピンクの雄蕊がとってもおしゃれです。
「イヌナズナ(犬薺)」はアブラナ科イヌナズナ属の北海道、本州、四国、九州に分布する1年草で、ナズナに似ているけど食用に出来ないという事からこの名前になったそうです。
「イカリソウ(錨草)」は北海道・本州・四国・九州に分布するメギ科の植物で白からピンク・紫の花を咲かせる多年草。鉢物・切花・薬用として幅広く利用されているようで、全草は淫羊霍(いんようかく)という生薬で精力剤として有名みたいです。「白金自然教育園」に植わってるのと比べこちらのはずいぶんピンクが濃い目でした。
「イヌムレスズメ (犬群雀)」は朝鮮原産のマメ科のエキノソファラ属の植物で、群れた雀が木にとまっているように見えることからの命名のようです。「ムレスズメ」と言うもう少し花が大きい種類もあります。
「サギゴケ(鷺苔)」はゴマノハグサ科サギゴケ属の本州以南の日本各地に分布する多年草。「ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)」はいろいろな所で見かけますが白い花のサギゴケは珍しいので、あまり綺麗な花は無かったんですがとりあえずUPしてみました。
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