ガチャコのお絵かきブログ

私、ガチャコがアニメ・コミック・ドラマ・映画・音楽その他について、イラスト付きで語ります。

虚栄色

2009年03月17日 | コミック

この間まで、最高気温10度くらいが普通だったのに、日中20度にもなって、汗かいて鼻かんでゼイゼイ。
この分だと桜も早くに咲きそうだ。

ドラマ「銭ゲバ」終わりましたねー。
最終回の、こうだったら良かったのにと、今までの出来事を真逆に回想する造りが面白く、また胸につまされました。
風太郎=松本ケンイチさんは、長回しに耐えられ、見ていて飽きない俳優さんであることを変わらず確認出来たです~。

その銭ゲバを見て思い出したのが、大昔の少女漫画「孔雀色のカナリア/美内すずえ」。 (角川ホラー文庫「人形の家」に収録。)
私生児として生まれ、惨めな生活を送っていた亜紀子は、生まれた直後、裕福な家に養子に出されていた双子の妹・優子になり替わり、あこがれていた世界を満喫する。
しかし、優子に化けた亜紀子が、本来付き合っていた優等生ではなく、校内の問題児を好きになってしまったことが、転落のきっかけになるのだった。

孔雀を殺して、その羽を身につけ、鳥の国の王を装うカナリアの創作童話が、タイトルに使われた通りに、いいアクセントになってます。
もろ昔マンガのつたない表現があるものの、野望の為に手を汚し、破滅していく主人公は昔も今もあまり見かけないので、なおさら印象に残っているのでしょう。
こうゆう話もドラマで見てみたいなー。
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