徳興山・建中寺の伽藍:名古屋市東区筒井1丁目7番57号
総門:三門の道路を隔てて公園の一部にある。
三門:名古屋市指定文化財
慶安4年(1651)創建当時の建造物で総檜造り三間重層門の建築様式で、本
瓦葺きである。
本堂:天明7年(1787)大火の後に再建されたもので入母屋造り本瓦葺きで
古式を保っている。間口27m、奥行き25.2mの巨大な木造建築で、現在名古屋
で、最大の木造建築物である。
尾張徳川家 菩提寺 浄土宗 徳興山 建中寺
大聖不動明王:昭和44年に(1969)の再建で本尊不動明王は江戸時代から
尾張徳川家戦勝祈願の秘仏として伝えられてきた貴重なものである。
開山堂:名古屋市指定文化財
棟札によると、火災消失後天明6年(1786)に再建された。
厳正公廟:名古屋市指定文化財
唯一の藩主(第二代尾張藩主光友鄕)の墓所となっている。
原則、公開しない。
経蔵:名古屋市指定文化財
内部の八画輪蔵内には鉄眼禅師改版の黄檗版大蔵経五千八百巻が納められている。
徳興殿:文化庁登録文化財
手前の玄関が徳興殿の入口であり、その向こう右側が事務所となっている。
その右側の裏側の屋根がわずかに見える処が徳興殿の一部です。
10月23日 徳興殿については公開。
鐘楼;名古屋市指定文化財
天明七年の再建で入母屋造りの本瓦葺き、台形の袴腰つきの建築様式、五百貫の
梵鐘が吊されている。
姓
御成門:名古屋市指定文化財
四脚平唐門・本瓦葺き、華やかな小門である。現在は賓客をもてなす為の門と
して移築されている。
御霊屋:愛知県指定文化財
尾張徳川家の霊廟。寛政10年(1798)の建立。本殿内には尾張家代々の藩主
の位牌が安置され一代ずつ厨子の中に納められている。
11月3日 文化の道にて公開。 本堂の裏側に御霊屋がある。
建中寺幼稚園:昭和2年(1927)創立の慈友会幼稚園を経て昭和37年(1962)
認可の建中寺幼稚園へとその建学の精神が受け継がれている。
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