漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

夾竹桃(7/27) 猫様の御名はカンディドゥス =^・。・^= <Mya

2009年03月29日 13時17分48秒 | 第13話/夾竹桃
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 カンディドゥスという名は、ラテン語からの名前です、
意味はハリソンさんが言っている通りで、ホントに 「 まんまの名前 」 なのでした。
日本ではヒカル君といった所でしょうか。

 しかし、猫っていうのは、たとえノラに生まれても、
シンプソンさんちみたいないい家に引き取られれば一生安泰です。
現代なら上手く行けばブログのアイドル猫にもなって引っ張りダコといった所なんでしょう。

 反対にいい家に生まれても、きょうだいゲンカ等で家を出てノラになってしまい、
非業の最期を遂げる猫も有り
なのだという事を作者は自ら猫を飼い、
猫達の世界を深く観察するようになって知ったのでした。

 猫ってだけで、お気楽なのかと思っていたけど、
全然そうじゃないんですな。


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 作者さんって、 「 でも、この人本当は心が優しいんだよ。 」
って、表現したい時には、
動物を一緒に登場させるみたいね。

ホリーの兄貴が表紙になってる、第8話10話でもその手を使っていた。

 何かでも、ウォルポールさんの猫っちらと来たら、
そのうち2匹は日本のそこらにでもいそうなドラ猫だし、
英国土着系のブリショーの原種みたいな猫もいたけど、
甥っ子が3代目オーフォード伯爵で、
自分も大蔵省出身の二世議員やってるくらいの金持ちなんだから、
もっといい猫飼えるんじゃないの?

 でも犬は、いい種類っぽかったよ。
アイリッシュ・セッターみたいな感じだったじゃん。

 別にいい家で雑種の犬猫を飼っててもいいじゃないの。
日本の皇太子御一家だってそういう犬を飼ってるんだし。
この前一匹死んじゃったみたいだけど。

ここんトコこの話、薀蓄系話がとんと少なくなって、
犬猫だの女性プロジェクトメンバーの身の上話だのといった、
女子向けの話題に傾いているのを不満に思っている男子閲覧者もいると思うぜ。
あと、タイトルの後ろに付く =^・。・^= <Mya
も評判悪いんでね?

 えー? 別にカワイイからいいんじゃなーい?

 この話が 「 トリストラム・シャンディ 」 がらみの話を標榜しているにしては、
女子を指揮を執る将官として制作陣の要 ( かなめ ) に迎えて、
女子向けの話題に傾かせるのは異例
なのじゃろうな。
何せ 「 トリストラム・シャンディ 」 というのは、
「 男の牙城 」 だった のじゃからの。

そう、
「 知性と教養に自信のある、高学歴男しか読んじゃいけません。 」
 
つーイメージが 「 トリストラム・シャンディ 」 にはあるのだった!!

 放っときなさいよ。
そんなムカつく事を臭わす人達が本当にいるんなら!!

 私も読んでみたけど、シャンディさん自体は面白い人だし、キライじゃないよ。
グループ交際のメンバーで相談役とか、ジョージさんとハリソンさんみたいな感じで、
親戚のおじさんくらいだったらいいと思う。

お前、ホントにゲイとか、オネエマンとか、オトメンとか、女傾男 ( ジョケオ )
とかが好きだよな~。

 お前じゃないっ!!
スエナ姫と呼べと言ってるでしょーがっ!!

 

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 次回の更新は、「 テ●●ン2号パト●●ット迎撃で日本中が騒然! 」
― と、なっていなければ、4月4・5日の予定。
ホント、大丈夫なのかな ― ?

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