マーシィ君、何かいい案でもあるんですかね?
先週、主人公の性格が悪いと書いたのですが、いい所についても弁護しなくては公平じゃあありませんね。
本当は心が優しい人物なんです。それなのになぜこういうふるまいをするようになったのか―というのが、
この物語の主題の一つなのです。
まだずっと先の話なのですが、過去の主人公に様々な不幸が襲います。
そしてそれはおよそ10年の時を経た将来に、再び繰り返されようとします。
その時に主人公がどうするのかというのが、物語のクライマックスとなります。
実はもっと若い時に、自分の心の中の棚卸しができて、この話が描ければ良かったのですが。
でも、「人生の正午を告げる鐘の音」を聞かなければ、分からない事も沢山あったものですから。
<次回の更新は5月19・20日の予定です。>
次回は第1話完結編&カラーページ&第2話予告編となります。