漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

紳士と若者(14/16) 明日あいにいきます

2007年05月13日 11時51分04秒 | 第1話/紳士と若者

 マーシィ君、何かいい案でもあるんですかね?

 先週、主人公の性格が悪いと書いたのですが、いい所についても弁護しなくては公平じゃあありませんね。
本当は心が優しい人物なんです。それなのになぜこういうふるまいをするようになったのか―というのが、
この物語の主題の一つなのです。
 
 まだずっと先の話なのですが、過去の主人公に様々な不幸が襲います。
そしてそれはおよそ10年の時を経た将来に、再び繰り返されようとします。
その時に主人公がどうするのかというのが、物語のクライマックスとなります。

 実はもっと若い時に、自分の心の中の棚卸しができて、この話が描ければ良かったのですが。
でも、「人生の正午を告げる鐘の音」を聞かなければ、分からない事も沢山あったものですから。

<次回の更新は5月19・20日の予定です。>

 次回は第1話完結編&カラーページ&第2話予告編となります。
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