風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

紙おむつ

2011-07-23 10:45:09 | 健康
  齢をとるとトイレが近くなる。
 旅行の際など、もっとも気がかりなことのひとつである。

  旅好きな友だちが一計を案じた。
 紙おむつの着用である。

 「それがね、よかったのよう! なにがいいってね、つけ心地……。
 ふっかふっかで気持ちいいの。思わずウフフって嬉しくなっちゃった」

  ほう! である。

  人のすることなら何でも真似してみたい風子ばあさん、
 シルクロード旅行のときに早速試しに穿いてみた。

  う~ん? 
 ふっかふっか……というより、モゾモゾだなあ。
 穿き心地 × だった。

  せっかくの試着だから本来の用も足してみようと気ばってみたが、
 気温40度の砂漠のまんなか。
 塩を吹くほどの汗をかいているから、ほかからの水分排泄はゼロだった。

  あのとき買った紙おむつが、まだ押し入れの一画をふさいでいる。
 邪魔だから捨てようと思ったが、永久にご縁がないとは考えられない。
 それどころか、そろそろ出番が近いかもしれないので、
 手前の取りだしやすい場所に移動させた。

 さあ、ばあさん度アップ! 用意万端、こわいものないぞ!

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