BC自由学園チームの隊長マリーは、周知のように小さなルノーFT-17を搭乗車としています。この軽戦車は二人乗りですから、予告PVで上図のシーンが出た時は、隊長に傘をさしてあげているのが操縦手で、マリーが砲手を兼ねるのだろう、と思っていました。
「最終章」第一話のワンシーンで、傘を持っていたのが、実際に操縦手であることが確認出来ました。マリーは砲塔後部のハッチに陣取ったままですから、砲手も兼ねるのだろう、と考えていました・・・。
しかし、上図をよく見ますと、開かれた操縦手ハッチの内部にもう一人居るのが分かります。砲塔内に立っているようです。
つまり、砲塔内にもう一人居るわけです。これが本来の砲手なのでしょう。先のシーンで見た操縦手と同一人物のように見えがちですが、よく見れば髪形が違います。
それに、公式キットを作ってみて分かったのですが、操縦席と砲塔内空間の間には仕切り板があって、内部で行き来が出来ません。
したがって、BC自由学園チームの指揮車は、本来の定員数ににマリーが加わっている形になります。三人も中に入れないのかもしれませんが、とにかくマリーが車内に潜り込む場面と言うのは、第一話においてはありません。
よく考えると、このような、定員数プラス隊長で人数オーバーになっていることが明らかなガルパンの戦車というのは、このルノーFT-17が初めてなのですね・・・。他にもあったかなあ・・・。