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ゆるキャン△の聖地を行く2 その3  四尾連湖キャンプ場と桜

2018年04月18日 | ゆるキャン△

 尾崎龍王の碑の横から、四尾連湖を見ました。この構図が、アニメでは秋の色彩に満ちて美しく見えましたが、春の風情もまた素晴らしいものです。

 

 アニメ第7話に登場した、ほぼ同アングルの景色です。もともと紅葉の名所として知られており、原作コミック第2巻94ページ3コマ目の志摩リンのセリフでも、「紅葉ではそこそこ有名だよ四尾連湖」とあります。
 その紅葉の時期にまた行ってみたいですね・・・。

 

 尾崎龍王の碑の位置から南側にキャンプ場のサイトが広がります。その東端にあたる林間のサイトが、各務原なでしこと志摩リンがテントを張った場所にあたります。

 

 劇中でも、そのままの景色の中に二人のテントが並んでいます。他のサイトは芝生が張られて直に焚火をすることが禁じられているため、直火も可能な林間のサイトを選んでいます。各務原なでしこが「グリーンサイト」と呼んでいますが、現地の案内図にはそうした名称は見当たりませんでした。

 

 この位置に二人がテントを張ったわけです。地面がフラットで小石も見当たらず、テント内で横になっても快適に過ごせそうです。朝はけっこう陽光が差し込みます。

 

 この林間サイトはけっこう奥行きがあって、西に三段ほどの平坦面が並びます。三段目の平坦面から湖を見ると、劇中の夜の場面とほぼ同じになります。

 

 この場面ですね。左が志摩リンのムーンライト3型、右が各務原なでしこの980円テントです。

 

 二人がテントを張った位置は、劇中のこのシーンからも確認出来ます。手前に立つ何かの案内板が、実際に同位置に設けられています。しかし、アニメでは何の案内図であるかが分かりませんでした。

 

 実際の案内板はこうでした。四尾連湖エリアの野鳥の紹介でした。一帯は県立自然公園になっているので、各所にこうした野鳥観察地の案内板が設けられているそうです。
 この図を見て、この湖のまわりを一周出来るのだと知りました。一通り回ってみることにしました。

 

 林間サイトから芝生サイトへと出る辺りに、桜の木と船着き場があります。キャンプ場の湖畔で最も立派な桜の木でしたので、思わず一枚撮りましたが、劇中でもほぼ同じアングルの図がありました。

 

 このシーンですね。各務原なでしこがキャンプ場のなかを散策して撮影して回った際、一番に船着き場から湖を撮っていました。左の立派な木が、桜の木であるわけですが、劇中シーンは秋ですから分かりませんね・・・。

 

 芝生サイトは広くて丘裾までサイトが並んでいます。林間サイト寄りに、上図の対岸ロッジと炊事場が設けられています。芝生のところどころに、焚火用の区画があります。

 

 劇中では、反対側の芝生を各務原なでしこが歩いていました。彼女の視線の先には・・・。

 

 お手洗いの小屋があります。一応、周囲にネットが張られていて、サイトからはあまり見えないようになっています。

 

 劇中では、志摩リンが夜間に利用していました。私も一回利用しまして、その時に気付いたのですが、志摩リンが出てきたのは男性用のほうなんですね・・・。

 

 芝生サイトには、昨日から泊まっているらしいテントがありました。唯一のテントでしたので、ほぼ貸し切り状態であるわけですね。
 この時私が立っていた位置が、劇中ではグビ姉とその妹がテントを張っていた場所にあたるようです。

 

 劇中の当該シーンです。湖畔に白樺が並んでいる場所はそんなにありませんので、すぐに位置が特定出来ます。芝生サイトの南端の散策路沿いにあたります。

 

 その位置から湖を見ました。

 

 散策路のすぐ横から、水辺に降りることが出来ます。

 

 現地で出会った、同じ「ゆるキャン△」巡礼の方に写真撮影を頼まれて撮ってあげました。私も記念撮影をお願いして撮っていただきました。

 

 水辺にてもう一枚撮って貰いました。相手は茨城県の坂東からマイカーでやってきた方でした。朝6時半に出発して、10時過ぎに着いたと話していました。三時間ずっと走るのは結構大変でした、と笑っていて、私が京都からやって来たと知ると「うわあ、運転は何時間ぐらいなんですか」と驚いていました。
 いや、甲府駅からレンタカーで来たので一時間もかかりませんでした、と話すと、「ああ、甲府から。ああ、そういう手もあるんですね」と感心したようにポンと手をたたいていました。
 彼は湖畔の散策路を私とは逆に回っていて、そのままキャンプ場へと去って行きました。

 

 私は、そのまま散策路を歩いて湖の西側に進みました。水明荘付近の湖畔に林立する桜が目だって見えました。

 

 散策路は、南側では湖畔より高い位置に設けられています。山道のような風情で、湖面を見下ろしながら進みました。

 

 龍雲荘キャンプ場の駐車場の近くまで来ました。散策路は、そのまま水明荘の前まで通じていますので、そこまで行けば、出発した地点に達するわけです。
 途中、数組の一般の観光客とすれ違いました。多くは龍雲荘キャンプ場の駐車場のほうに車を停め、湖畔を右回りに散歩するようです。対岸のキャンプ場へ行くという方は、大体は左回りでゆくそうなので、アニメでも北側のルートを各務原なでしこと志摩リンの二人が歩いていました。

 

 桜は満開でした。甲府市街ではほぼ散っていましたが、さすがに標高850メートルの高地帯だけあって、気候も異なります。自然の移ろいも、ワンテンポ遅れるわけですが、おかげで今回は咲き誇る桜をもう一度満喫することが出来ました。
 ですが、水明荘にて話を伺ったところ、花見客はあまり多くないのだそうです。むしろ紅葉の時期の方が混雑する、ということでした。 (続く)

 


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2 コメント

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ゆるキャン△の放送 (フカサワ)
2018-04-19 12:20:40
こんにちは。
アニメでは、かなり詳細な風景描写がされているんですね。絵もきれいですし、是非視聴したいです。
と、思っていましたら、4月28日から地元、山梨放送で放映が決定しました!
楽しみです。その前に、原作本も読んでおこうと思います。
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Re. ゆるキャン△の放送 (ホシノ)
2018-04-19 18:15:23
ゆるキャン△に限らず、聖地となった地元での放送が遅れるアニメというのは結構ありますね。確か、ガルパンも茨城での放送は少し遅れたとか聞きました。

ゆるキャン△のアニメは完成度が非常に高くストーリー編集も物凄く入念に突き詰められていますから、原作を知らなくても楽しんで見られます。
むしろ、原作を読まないで先にアニメを観る方が、視聴後に原作コミックを数倍楽しめるような気がします。

当方は原作の連載を昔から読んでいて独特の世界観と味わい深いキャラクター達の人間模様は知っていましたが、アニメでああまで忠実に再現されるとは思いませんでした。

山梨放送でのオンエア、楽しんで下さい。録画は必須ですね。
返信する

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