![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/39/510e648da8d5f9a8827a335abf820f8b.jpg)
庭にある「ざくろ(石榴)」が実をつけている。
このざくろが実をつけたのは30数年ぶりのことだ。
旧家屋に住んでいたころは、もう「お年寄り」だからと勝手にあきらめていたが、家を新築したら、花を添えるように実をならせてくれた。
といいつつ、予感のようなものはあった。
新築にあわせて庭の植栽を一部変える必要があり、ざくろを移植したのだ。距離は3mほどだが、ご老体はさぞびっくりしたことだろう。予期せぬ大事件に、子孫を残そうという生存本能が働いたのではなかろうか。
もっとも今回の移動によって、以前より日当たりが良くなったせいかもしれない。
あのルビーのようなしっとりと赤い美しい粒を見るのが楽しみだ。
願わくは、これから毎年実をつけてほしいと思う。
ざくろについて調べてみると、うれしいことが書かれていた。
ざくろの素朴な美しさは、古くから詩人、作家、画家、彫刻家達にインスピレーションを与えてきました。聖書やホメロスの作品にも、ざくろのことが書かれています。古代の神話には、神々がこのフルーツを好んだと述べられています。種がいっぱいのざくろは、中国、ギリシャ、ペルシャ、ローマ、そしてヘブライの伝承で、肥沃を象徴するものでした。またキリスト教美術では、ざくろは希望を、そしてユダヤ人の伝統では繁栄を象徴しています。
「ざくろ協会」のHPより
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます