手縫い開始――ナイフシース作り(4)からの続き
レザークラフトにはコバ磨きという工程がある。
革の裁断面はざらざらしていて、そのままでは見た目も悪く、カスも落ちる。そのため、磨いて固める必要がある。それがコバ磨きである。なお前回のエントリの写真がコバ磨き前である。
前回紹介したようにナイフシースの場合、裁断面を合わせた分厚い縫い合わせ部分があるため、ほかの製作物以上にコバ磨きが重要な工程となる。
普通は、コバ面をヤスリ(カンナも可)で削ってならしたあと、コバ処理剤を塗ってスリッカーという道具(縁にぐるりと溝をつけた円盤のようなもの)で磨く。
ただ、今回のコバは厚過ぎて、溝が小さい円盤状のスリッカーは使えない。
そこで、自作した棒状のスリッカーを使った。
スリッカーは固く目が細かい木が好ましい。写真の下に写っているのが自作のスリッカーだが、これは「カリン」で作ってみたものである。他に「黒檀」と「サクラ」でも作ってあるが、使った感じではどれも悪くはないと思う。
コバ処理剤は「オーリー」の黒を使った。
相当磨いたつもりだが、写真ではその苦労がいまひとつにじみでていないのが残念である。
レザークラフトにはコバ磨きという工程がある。
革の裁断面はざらざらしていて、そのままでは見た目も悪く、カスも落ちる。そのため、磨いて固める必要がある。それがコバ磨きである。なお前回のエントリの写真がコバ磨き前である。
前回紹介したようにナイフシースの場合、裁断面を合わせた分厚い縫い合わせ部分があるため、ほかの製作物以上にコバ磨きが重要な工程となる。
普通は、コバ面をヤスリ(カンナも可)で削ってならしたあと、コバ処理剤を塗ってスリッカーという道具(縁にぐるりと溝をつけた円盤のようなもの)で磨く。
ただ、今回のコバは厚過ぎて、溝が小さい円盤状のスリッカーは使えない。
そこで、自作した棒状のスリッカーを使った。
スリッカーは固く目が細かい木が好ましい。写真の下に写っているのが自作のスリッカーだが、これは「カリン」で作ってみたものである。他に「黒檀」と「サクラ」でも作ってあるが、使った感じではどれも悪くはないと思う。
コバ処理剤は「オーリー」の黒を使った。
相当磨いたつもりだが、写真ではその苦労がいまひとつにじみでていないのが残念である。