フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

それは~とは何の関係もありません

2006年03月11日 22時45分57秒 | 発音
去年の秋に奮発してTalkmasterを買い、NHKラジオフランス語講座は録音だけはばっちり。
(Talkmasterについては姉妹blog「がんばるんねんフランス語」に詳しく書いています。トピック「ラジオ」を見てください。)

録音したものは朝の通勤電車の中で聞いています。
睡眠学習状態の日もありますが・・・。
電車の中ではテキストを一切見ずに聞いています。
何言っているのかわからないとか、知らない単語がでてくると、家でテキストを確認しています。
入門編だと5ヶ月目にはいったころから知らない単語が出てきたりして、100パーセントすみずみまで理解することはちょっと難しくなります。
応用編は・・・まあ聞かないでちょーだいって感じです。

今週のフランス語講座入門編は結構難しかったです。
スキットはラジオ番組の街頭インタビュー(もちろん本物ではありません)。
ジャーナリストの質問

Avez-vous l'impression que le climat se dètraque ?
気候がおかしくなっているような気がしますか

に対し女性が

Oui.
はい。

と答え、今の状況についてこんな風に答えています。

Ils sont hypnotisés par la course au progrès alors que la Terre est en danger.
地球は危険に曝されているのに、人々は進歩への競争にとりつかれています。

hypnotiser(心を奪う、催眠術をかける)

のつづりは聞いただけではわかりませんよね。

さて、先ほどの問いに対してもう一人が答えます。

Je ne vois pas d'effets à court terme sur le temps.
短期的な影響は見て取れません。

そのあと続けてこういいました。

サナリアンアヴォワールアヴェックァファインデュモンド

こんなふうに聞こえてきたので私は

C¸a n'a rien avoir avec la fin du monde.

と思い、電車の中で小声でリピートしました。
でも会社に着いてふと思ったんです。
これって複合過去?
「それは世界の終わりとは何の関係もありません」って解説してたし、avoirだし・・・おかしい!

家に帰って早速テキストを広げると

Ça n'a rien à voir avec la fin du monde.

と書いてありました。
avoirじゃなくてà voir!

テレビの番組で外国人が「どこでお知りになりましたか」を「どこでお尻になりましたか」と聞かれているのだと思ったと言っていました。

こういう間違いは誰でもありますよね?