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痛風はビールを飲みながらでも治る!

2009-05-13 01:23:09 | 読んだ
一時帰国の際にBook Offの105円コーナーで見つけた本です。

「痛風はビールを飲みながらでも治る!-患者になった専門医が明かす闘病記&克服法」 納 光弘 著 小学館文庫

酒好き-しかもビール好き-の内科医が痛風になったのをきっかけに、自分の身体を通してデータを記録し、対処法を記述した本である。

痛風にはビールが悪いのではなくて、過度のアルコールやストレスが悪いと言うの本書の基本線。アルコールは日本酒換算で1.5合までなら、ストレスを発散する効果もあり寧ろ良いほうに作用すると述べている。

因みに1.5合の日本酒に含まれるアルコールは
1.5×180×0.15=40.5mL
なので、5%のビールだと810mLだから大瓶1.3本くらい。
酒好きはこれでは我慢できませんね。
飲めるだけマシと思えと言うことでしょう。

著者はかなり凝っていて、pH計を購入して3ヶ月くらいの尿pHを計ったり、飲酒量を記録して血中尿酸値を計ったりしています。まあ、医者、しかも大学病院の教授だからなせる業なのかも知れませんが、そのデータは有益です。薬のことも載っているし、この本と以前紹介した「ビールを飲んで痛風を治す!」でビール悪玉論は充分に駆逐できると思います。