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Billu

2009-03-10 01:31:04 | インド映画
「Billu」を観るか「Delhi-6」を観るかで悩んだのだが、結局「Billu」を見ることにした。結構SRKの出演している映画が好きなもので。

田舎町で床屋を営んでいる主人公Billuの自慢はSRK演じる大映画スターSahir Kahnと学校時代に親友だったことで、そのことは町中の人が知っていることだった。
その田舎町に映画ロケのためにSRKが長期滞在することになり、町中お祭り騒ぎ。そして、Billuの伝でSRKに合わせてもらおうと、Billuにゴマをする輩が集まってきた。しかし、BilluはSRKに合って話はしたいと思っているものの、ゴマすり連中をSRKに合わせることはあまり乗り気ではなかった。
で、BilluがSRKの親友だと言うのは「ウソ」なのではないかと疑われる。まあ、小さな町なので、完全に村八分。
地元の学校の記念式典に呼ばれたSRK。町中皆がSRKを見るために集合していた。そこでスピーチを頼まれたSRKが学校時代の思い出を語り始め、親友「Billu」について何度も触れた。それを遠くから見ていたBilluはSRKが自分のことを忘れていなかったことに安心し、また町中の誤解が解けたことで安堵して家に戻った。
最後はSRKがBilluの家を訪ねて、感動の再開。

と言った感じ。この映画Hindyの会話が多くて、話が掴みづらかったのよ。学校のスピーチで「Billu」と言われるまで、BilluとSRKがどう繋がっているのかが全く見えなくて・・・。

しかし、話の本筋とは違うけれども、SRKの映画撮影シーンでDeepika Padukone, Priyanka Chopra, Kareena Kapoorと言った今人気の女優3人が登場するあたりで見て損はないと言った印象だった。私の好みではKareena Kapoorの代わりにKatrina Kaifだったら言うことナシだったんだけれども。

Rab Ne Bana Di Jodi

2009-01-27 00:36:39 | インド映画
観たのは1月4日だったのだが、ついつい書きそびれてしまっていた。
12月13日あたりの公開だったとおもうが、一時帰国とちょうど重なっていたためインドに戻ってきてからもバローダで上映されており、ホッとしたのを覚えている。それが1日1回ではあるが、今でもバローダで上映が続いているところをみると、ヒットしているのは間違いない。
Shahrukh Khan(=SRK)主演の最新作なんだから当然と言えば当然なのかも知れないが、Ghajiniが2週後に公開しスーパーヒット(興行収入200Crore=40億円越)している影で6週間以上の上映を続けているのは流石と言うべきなのか・・・。

さて、内容は
電力会社に勤める堅物サラリーマン役のSRKが許婚(?)と結婚するのだが、新妻のほうは全くSRKに気がない。結婚も新妻の父親が決めたようで、父親が亡くなったので仕方なく結婚したと言う感じ。SRKのほうは妻のことを気に入っており、何とか上手く行くようにしたいと内心思っているが、堅物ゆえに上手く表現できないでいた。
新妻はダンスが好きで、新しくダンス教室ができるから、通いたいとSRKに申し出る。で、ダンスしてる妻の姿を偵察に変装してSRKがダンス教室を訪れると、偶然にもダンスのペアになってしまう・・・しかし、妻はSRKの変装に気付かない。
だんだんと妻はダンスペアの相手に惹かれていく。しかし、夫は裏切れない。そんな中でダンス教室もレッスンが進み、最後の仕上げにコンテストとなる。コンテストに出る前に妻はペアの相手に別れを告げる。
そして、一人コンテストの壇上に立ち、相手が現れないので棄権する・・・と言おうとした瞬間にサラリーマン姿のSRKが登場する。
そして、踊るうちにペアの相手と夫が同一人物であることに気が付き、ハッピーエンド。

この作品、観たときは「イマイチ」かなぁ?と感じたんだけど、Ghajiniを観終えたときにこの作品の良さが判ったと言う変な印象です。この作品、面白いし、爽やかです。そこが素晴らしいところ。悪い人がいないんです。Ghajiniのテーマが暗いだけに、引き立つ気がするんです。

今でも上映が続いているのはGhajiniを見た後に、ホッとするためにこの作品を見るリピーターがいるような気がします。

Slumdog Milionaire

2009-01-25 21:11:04 | インド映画
オススメ!!!

インド映画と言うよりは、インドを描いた映画と言ったほうが正しいのかもしれない。
さすがに賞を取った映画だけあって良くできているし、非常に暗く重いテーマの割には見終えた後も尾を引かず、何だかホッとしたと言うのが正直な感想である。最後に本当に欲しかったものが手に入ったからだと思う。

主人公Jamarが警察で尋問を・・・と言うか拷問を受けているところから話が始まる。何で警察に・・・TV番組クイズミリオネアでスラム育ちの若者が正解し続けたため、何か詐欺を働いて正解を出し続けていると言う嫌疑で。スラム育ちのものがそんなに知識があるわけないだろうってことなんでしょう。
で、電気ショック拷問(本当にインドでこんなことやっているのか?あったらあったで何の不思議もない国であることは確かだけれど)で、Jamarは「答えは知っていたから答えられた」と言う趣旨の発言をしたので、番組の流れに沿って1問目から何故答えを知っていたのかを語り始めた。

生い立ちって言うのが結構過酷で、こんな世界があるのか?と一瞬疑いたくなるが、その傍から「こんなこともありそう」と思えてしまう。恐らく映画館で私と同じスクリーンで英語版を見ていたインド人は大げさな作り話と思っていたのではないだろうか?Hindy版もやっているのに、英語版を見ているあたりでスラム生活とは程遠い世界に住んでいるインド人と思えるからである。
スラムのトイレ事情、孤児を集めての商売、宗教対立の暴動など実は現実に起きていることと差異がないような気がしてならない。流石に最近は故意に不具にしたてて、憐れみを乞うのはほとんどないように思えるが・・・(インドでは身体障害者の乞食をあまり見かけないので)。

まあ、後は実際に見てもらったほうがいいと思う。

GHAJINI

2009-01-18 00:32:52 | インド映画
今日はインドで最もヒットしている映画「GHAJINI」を見てきた。
Aamir Khanが主人公Sanjay役で恋人Kalpanaを殺した相手Ghajiniに復讐すると言うストーリー。

Aamir Khanの演技と言うのは本当に迫力があっていい。
けれども、今回の映画に合わせて(?)肉体を作り上げたようで、ムダに筋肉露出があったところは少し興ざめだった。半そでのYシャツ着て三つ揃いのベストを着ているのはやっぱり変でしょ。しかも、半そでからムキムキの腕だし。
むしろビジネスマン姿の回想シーンでは上着も着ていたほうが自然だったかと。

注目したいのはKalpana役のAsin Thottumakal。Bollywood(Bombay=Mumbai)よりもMollywood(Madras=Chennai)のほうで活躍していた女優さんのようなんだけど、表情が豊か。インドって本当にタレントの宝庫って感じがした。よく見かけるタイプのインド美人で、以前にも映画で見たような気がしたんだけれども、今回がBollywood初作品みたいなので、思い違いなんでしょう。
目がイイのよ、この娘。

ストーリーは、大手携帯電話サービス会社のトップSanjayが、広告の場所取り(?)か何かで部下にKalpanaに接触させる。KalpanaはTV CMの端役だったのだが、Sanjayの部下が接触してきたことからCM製作会社の社長が仕事をもらえると期待してKalpanaを持ち上げた。で、ダメもとでKalpanaはSanjayの恋人だとゴシップ誌に情報を流したところ、Sanjayは怒りKalpanaへ抗議に行く。
その途中でSanjayは心優しく頭の良い女性を見かける。その女性は10人くらいの足の悪い女生徒を引率していたシスターを見かけ、排水溝の凹凸が松葉杖を突いている女生徒達が通れなくて困っているところを、大きな門扉を利用して排水溝の凹凸を超えさせたのであった。
その後SanjayはKalpanaに会うのだが、Kalpanaがその心優しく頭の良い女性だったので、すっかり惚れ込んでしまった。そして、自分がSanjayであることを言い出せずにいた。
で、二人は愛し合うのだけれど、KalpanaがGoaとMumbaiの列車の中で10代前半の女の子が座席の下で泣いているのを見つける。女の子の話を聞くと、人身売買(?)か何かに連れて行かれるところを逃げてきたとのこと。そこで、この女の子を助け、また列車内に軟禁されていた女の子の仲間も救い出し、Kalpanaは時の人となる。
これを快く思わないのはダークサイドのボスGhajiniである。Kalpanaを殺しに行き、そこへ駆けつけたSanjayの頭も強く殴打した。Sanjayは一命を取り留めたものの短時間しか記憶が維持できない記憶障害となった。
Ghajiniへの復讐を忘れないために、家の内壁には資料を貼り付け、身体には重要な情報を刺青にして彫りこみ、まさに復讐だけに生きる人となった。
そして、Ghajiniへの復讐を果たす。

見終えて少し陰鬱な感じがした。
去年のTaare Zameen Parがさわやかな感動作品だっただけに、そう感じたのかも知れないけれど。

Yuvraaj

2008-12-01 05:28:11 | インド映画
麗しのKatrina Kaif様が出演されているので見てきました。

話は3兄弟の親の遺産相続の話なんですけど、まあ最後は皆で助け合っていこうということで、Happy Endになるのですが。
歌あり、ダンスありと見ている方としてはヒンディが解らなくてもそれなりに楽しいんですけど、話の筋がイマイチだったかな。

まあ、映画の内容なんてどうでもいいんですけど・・・。
Katrinaは3兄弟の真ん中の恋人役で、チェロ奏者なんですよ。
やっぱりKatrinaは知的な感じがする役がピッタリ。

Fashion

2008-11-17 04:11:57 | インド映画
映画2本観て、家に戻って萬金餃子をツマミにビール2本飲んだら、しっかり寝てしまって、今眠れない・・・。
いやー、萬金餃子旨かった。

さて、2本目「Fashion」
Priyanka Chopra主演のFashion Modelの成長、挫折、復活を描いた映画です。
主人公は地方都市のモデルをやっていたのだが、トップモデルへの夢があり、ムンバイに上京。複数のブランドを抱えるアパレル会社のオーナーに気に入られ、引き上げてもらいTopモデルとなるも、実力でなった訳でもなく、愛人となることと交換条件みたいなもの。しかし、妊娠してしまい、契約によりアパレル会社とは縁が切れる。当然、オーナーにも飽きられ、酒に溺れる。すさんだ生活を送り、ふと鏡で自分の姿を見たら、目の周りにはクマができ、とてもモデルとは言えないようなひどい状況。で、実家に戻り引きこもり1年。ムンバイに舞い戻り、友人達の助けもあり、モデルとして復活。最後はParisでもFashion Showに出るまでになる。

まあ、内容はどうでも良かったんですけど。
綺麗どころが見たかっただけなので。
しかし、Priyankaはここ半年くらい沢山映画に出ているような気がする。1年位前は殆ど見かけなかったんだけど。その前はいっぱい出ていたらしいんだけどね。

まあ、調子に乗って天狗になってしまうことは、よくあることだし。虎の威を借る狐で、実力ないと干されるのは仕方のないこと。自分にも思い当たるところがないか気をつけないといけませんねぇ。

Dasvidaniya

2008-11-16 20:17:10 | インド映画
実は先週も1日に2本映画を観たのだが、今日も2本観ました。
だいたい普通は1本当たり120~140ルピーの鑑賞料金がかかるのですが、主にMorning Showの割引時間帯に行っているので、1本80ルピーくらいしかかかっていません。1ルピー=2円くらいですから、相当に安い!のですが、今日の場合Morning Showで1本60ルピーを2本観たので、結局120ルピーしかかかっていません。こんなにお得で良いのだろうか・・・?

まずは、本日の1本目「Dasvidaniya」
映画の始まりは、主人公のシンガポールに住む幼馴染が、ロシア系の出稼ぎ売春婦にプレゼントを渡すところから始まります。
主人公は37歳の製薬会社の経理課長。やさしそうで、押しの弱そうな感じ。独身で母親と2人暮らしと言う設定。この主人公が胃がんであることを宣告されます。そこで、彼の日課であるTo-Do ListをTo-Do List before dieに書き換えて・・・。
まずは車。
1.新車購入です。Show Roomのお姉ちゃんと親しくなれることもオマケで期待していたようですが・・・残念。でも、母親を喜ばすことは出来ました。
2.海外旅行は幼馴染の男友達のところへ。幼馴染がシンガポールで成功していました。
3.幼馴染の女友達に会うこと。結婚していました。
4.Guitarの演奏が出来るように。これも練習して母親に歌を作りました。
5.ボスのこと。仕事をしないボスだったのですが、反抗したらボスらしくなった???
6.母親のこと。弟に託すことにしました。
7.男の幼馴染に会うこと。Rajevはシンガポールで成功していました。その彼に会いに行って、胃がんがバレます。
8.Love:シンガポールで親友の家に居られなくなり、町で佇んでいたら売春婦に絡まれ・・・、でもその売春婦とイイ仲に。
9.新聞の一面に出ること。新聞の死亡広告を大きく出し一面の一角を占めました。
10.弟Vivek:音信不通だったようですが、自分の体調と母親の今後のこともあり、連絡を取ったら、きちんと対応するようになりました。

最後に、主人公は自分が死を悟ってから、自分に関わってくれた人にプレゼントを用意していました。それが、映画冒頭の幼馴染が売春婦へプレゼントを持っていくシーンとなるのです。

なんだか、死を感じたときに、どうふるまうのかを考えさせる映画でした。

自分があと数ヶ月で死ぬと判ったときに、会いに行きたい友はどれだけ居るのだろうか?逆に友があと数ヶ月で死ぬと判ったときに、彼は僕に会いに来てくれるのだろうか?などと。

41歳独身としては、非常に考えさせられる映画でした。

Welcome to Sajjanpur

2008-10-11 19:03:22 | インド映画
評価をするのが難しい映画を観てしまった。
映像的にはインドの村の生活を描いていて、非常に興味深いのだが、ヒンディーを理解しない私には、会話の内容がほとんど解らなかったからだ。

主人公は手紙の代筆屋(男)。たぶん田舎の村にはまだまだ文盲がかなりいるのだろう。恋人への手紙を書いて欲しいと依頼して来た娘さんに恋しちゃったり、男友達のラブレターの代筆をしたり。でもこの友達、お医者さんだから字が書けない訳じゃなくて、きっと主人公の作文が好きなんだと思う。あとは、携帯もってきて、携帯メールの代筆なんかも。

話の内容よりも、Mumbaiのような都会がある一方で、このSajjanpurのような田舎もしっかり残って・・・と言うか、こんな田舎のほうが多いんだろうけど。

日本にいて「インドってこんな感じかなぁ」を映してくれる・・・そういう感じの映画だった。DVDが出たら英語字幕で内容を確認したいと思わせる映画でした。

Hari Puttar

2008-10-03 03:28:21 | インド映画
どう見ても「ハリーポッター」のパクリである。ただし題名だけ。少々ハリーポッターのシーンを連想させる場面もあるが・・・。
まあ、このタイトルに釣られてかどうかは解らないが、見に行った28日日曜日の朝10:00~の回はほぼ満席で、Ticket Officeで購入するときには、あと2席しか残っていなかった。しかも、最前列。超人気!まあ、子供が多かったけどね。
しかし、最前列はスクリーンまで5m位しかないから首が疲れるー。回を変えたほうが良かったかも・・・って感じだったけど、インド映画にしては短いほうで2時間くらいだから、何とか我慢できたって感じかな。
内容は15年位前に流行った「ホームアローン」のパクリ。主人公のハリープッターが大きな屋敷に残され、家に侵入して父親の所有する機密文書の入ったUSBメモリーを狙う悪党相手に奮闘すると言うもの。
まあ、観に来ている少年少女はホームアローンを公開していたときには存在していないか、せいぜい生まれたときくらいだろうから、パクリとは気付かないかも知れないけど。まあ、ドタバタで笑えることは笑えたけど、本家ホームアローンには敵わないなぁ。

Mamma Mia

2008-10-02 03:01:43 | インド映画
27日土曜日はアメリカ映画「Mamma Mia」を観に行った。
この映画はイイ。面白い。一緒に楽しめる。
ミュージカル映画の部類に入るのかもしれないが、観た感想を素直に言うと「カラオケ映画」。昔に流行った歌で挿入歌が構成されていて、30代後半~には懐かしい歌の連続(英語の歌ですけど)。これが上手くストーリーにはめ込まれている。
後ろの席のインドのおばさん二人は楽しそうに、挿入歌を口ずさんでいました。そういう楽しみ方が正しいんだろうなぁと思わせる映画。歌詞が字幕で出るから本当にカラオケ映画です。

ストーリーは昔ヒッピーだった母親(メリルストリープ)がギリシャの島でホステルを経営していて、その20歳の娘が結婚式を挙げると言うところから話が始まる。娘は父親が誰かを知らず、母親の日記にあった3人の男性へ結婚式の招待状を出し・・・。

しかし、メリルストリープがもう結婚するような子供を持つ母親役になっているのにはちょっとショックを感じるとともに、自分自身もいい歳したオッサンになっていることを認識させられました。