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海外ブラックロード-危険度倍増版

2010-07-12 00:12:13 | 読んだ
昨日は7.5km+2.5kmの計10km走った。で、お決まりのエクササイズバイク1時間。
一旦家に戻り、今度はMegamallへ。Tong Yangで昼食を摂り、Fitness Firstで読書開始。

と言うことで、昨日読みきってしまったのが、嵐よういち著「海外ブラックロード 危険度倍増版」である。
バックパッカーの旅行記なんだが、まあ、かなりヤバイ旅をしているなぁと感じた。しかし、憧れもある。何せ駐在員と言うのは危険回避のためにヤバイものには近づかないように生活しているのだから。冒険してみたくもなる・・・、けどできないんだなぁ。
また、読んでいて我が社の社員はこの国の中で良心的なマトモな人たちなんだと気付かされた。

それにしても、旅行がしたくなったなぁ。

125歳まで、私は生きる!

2010-01-04 22:13:59 | 読んだ
日本に戻ったときの楽しみの一つは本屋へ行くことである。
諸外国に比べて、日本の書店は店舗数やサービスから見て世界で一番充実しているのではないかと思う。
そのようなサービスを提供する書店に行って最新刊の流行書籍を買えば、日本の書店文化を支えることになるのだが・・・、BookOffと言う古本屋の低価格の魅力には太刀打ちできず、私の場合、まずBookOffの100円コーナーで探して、次に半額コーナー、その次に一般書店と言うルートで本を探すことになる。
と言うことで、最新流行本を追わず100円コーナーで40冊くらい買ってしまい「読みきれる?」と思う今日このごろである。

その40冊の中の一冊が
「125歳まで、私は生きる!」渡辺弥栄司著ソニーマガジンズ新書
である。
最近元気な年寄りの話が面白く、かつ、勇気付けられる感じがしている。聖路加国際病院の日野原重明さんがその最先鋒である。
この渡辺さんによると、成長期の5倍くらいが生物の寿命と言うことで125歳までと言う定義になったようだ。125歳から見れば私の42歳など、まだまだ3分の1に過ぎない。そして、125歳まで生きられるとなると、あと80年もあるではないか。今から若い嫁さんもらっても曾孫まで見られるかも・・・と言う長さである。
まあ、そのためには努力は必要なんだけれども。
本書で一番心に残っているのは「体の柔軟性は頭・心に通ず」と言うところである。最近体は固いし、頭も凝り固まってきている。ここは一つ柔軟体操とかストレッチってヤツでカラダだけでなくアタマも柔軟になるのか試してみたいところである。

まあ、とにかくこの本は歳を重ねる人向けの本としてオススメなので読んでみてはどうだろうか?

痛風はビールを飲みながらでも治る!

2009-05-13 01:23:09 | 読んだ
一時帰国の際にBook Offの105円コーナーで見つけた本です。

「痛風はビールを飲みながらでも治る!-患者になった専門医が明かす闘病記&克服法」 納 光弘 著 小学館文庫

酒好き-しかもビール好き-の内科医が痛風になったのをきっかけに、自分の身体を通してデータを記録し、対処法を記述した本である。

痛風にはビールが悪いのではなくて、過度のアルコールやストレスが悪いと言うの本書の基本線。アルコールは日本酒換算で1.5合までなら、ストレスを発散する効果もあり寧ろ良いほうに作用すると述べている。

因みに1.5合の日本酒に含まれるアルコールは
1.5×180×0.15=40.5mL
なので、5%のビールだと810mLだから大瓶1.3本くらい。
酒好きはこれでは我慢できませんね。
飲めるだけマシと思えと言うことでしょう。

著者はかなり凝っていて、pH計を購入して3ヶ月くらいの尿pHを計ったり、飲酒量を記録して血中尿酸値を計ったりしています。まあ、医者、しかも大学病院の教授だからなせる業なのかも知れませんが、そのデータは有益です。薬のことも載っているし、この本と以前紹介した「ビールを飲んで痛風を治す!」でビール悪玉論は充分に駆逐できると思います。

「負けるが勝ち」の生き残り戦略

2009-02-22 12:42:03 | 読んだ
アグラネタも飽きてきた頃なので、最近読み終えた本から。

「負けるが勝ち」の生き残り戦略-なぜ自分のことばかり考えるやつは滅びるか
秦中 啓一 著 ベスト新書(KKベストセラーズ)

何となくではあるが、Amazonで気になったので購入し、会社経由でインドまで送ってもらった。

今、地球上で生息している生物は生き残りのために最適な選択をしてきたが故に生き延びられたのであって、その最適な選択とは利他主義である、と言うのが本書の基本線である。

短期的には利己主義が勝る例は多いが、それはミクロな世界であって、マクロから見れば利己主義が淘汰され、利他主義が生き残ると、本書は説明している。

だから、自分の欲するところを他人に施せとか、自分の嫌なことを他人にするなとか、宗教的な教えも理に適っていると言うことを数学的にも計算できる、と言う具合である。

薄い本だし内容も解りやすい。オススメの書である。

しかし、数学や物理学を学んで、それでメシを食おうとしている連中と言うのは非常に面白い。この本と同時に「渋滞学」「無駄学」の西成活裕さんの著書も買って読み始めたのだが、こんなところにまで応用して考えられるのかと感心してしまう。逆に言えば応用を思いつく人が生き易い世界なのかも知れないが。純粋を極める人には困難な道なのかも。

ビールを飲んで痛風を治す!

2009-01-05 00:17:10 | 読んだ
不健康体改善の第二弾です。
尿酸値が高め病気を「高尿酸血症」と言うようです。まあ、不幸にして(・・・と言うか、自業自得なのかも)私も仲間入りしてしまいました。

で、読んだ本が
「ビールを飲んで痛風を治す!」 田代眞一著 角川Oneテーマ21新書
です。

この本は超オススメです。
論理的だし、実証試験結果(著者の実体験です)も付いているし。だいたい医者の話や巷に流れる健康話って言うのは定性的なんだけど、この本は定量的に書いてある。
著者が薬学部出身で化学系だから、定量的に話を進めるのに長けているからじゃないかなぁ。

プリン体が多く含まれているビールは痛風には厳禁と言われるけれども、尿として排泄できれば問題がないハズで、ビールには利尿作用も期待できることから、痛風の原因はビールではないだろう・・・だから、高尿酸血症でもビールは飲む。と言うのが著者の主張である。
その代わり、尿を酸性化する肉・魚を酒肴では控えるべきで、レバーやとんこつラーメンは食べてはダメとある。

まあ、著者のγ-GTP値は誇れる値ではない(500IU/Lって基準上限の7倍くらい)が、その他は問題ないようなので、1日3Lのビールはやり過ぎだが、適度にビール飲んで、更に水分補給を多くし、尿として排出すれば良いってことのようだ。


血液サラサラで病気を防ぎ治す

2009-01-04 00:03:15 | 読んだ
健康診断の血液検査で高脂血症(最近は脂質異常症と言うらしい)+尿酸値高めだったので、理論武装をするために本を読み始めた。

因みに悪い数値を抜粋すると
       2008年4月 8月  12月  基準値
総コレステロール 189  215  268  (150~219)
LDLコレステロール 112  149  182  (70~139)
中性脂肪     117  146  306  (35~149)
γ-GTP       45   62   79  (75以下)
尿酸         6.3  6.2  7.3 (2.6~7.0)

会社の看護士からは「高脂血症のほうがシリアス」と言われたので、とりあえずそれらしい本  
「血液サラサラで病気を防ぎ治す」菊池佑二・栗原毅著 講談社+α新書
を読んでみた。

まあ、それはそれは恐ろしいお話の連続で、危機感をあおられっぱなしでした。

一番細い毛細血管の管径って、赤血球の径の半分くらいしかないんだそうです。そこを赤血球は変形能が高い(柔軟に形を変えられる)ので、通過できるそうなんですが・・・。
高脂血症だと、ドロドロ血ってやつで血が凝集しやすく、赤血球が通り抜けられないくらい毛細血管の入出口を狭くしちゃうことが充分に考えられ、赤血球が通ることができない=栄養・酸素が行き渡らない=組織の死滅=線維化を引き起こすってことらしい。
いやいや、組織が死滅って怖いねぇ。

そういうDetailの死滅が積もり積もって、脳疾患・心疾患・がんに繋がるようなんですが、今は発見が早いと中途半端に生き長らえちゃうからねぇ。微細組織みたいに一気に死んじゃえば楽なんだけど。
で、変な状態で生き長らえるのは嫌なので、健康を取り戻そうと思う訳です。
でも、酒は止めないし、死ぬまで飲み続けたい!

で、対応としては、とにかくエネルギーバランスが悪い。食事から摂るエネルギーに対して日々の暮らしで使っているエネルギーが小さいから、こういうことになる。と言うことで、脂質と炭水化物(使われない炭水化物は肝臓で中性脂肪に変えられるから)を減らして、たんぱく質を摂る(脂肪の分解にはたんぱく質が必要なんだそうだ)食生活に変える必要が出てきた訳です。
それから、運動でのエネルギー消費ね。

おかげさまで、現在主食が大豆となっております。それに野菜とひじき。
3日くらい大豆食っているけど、意外と腹もちがいいし、味もウマイと感じるし、これは行けそうな感じです。
でもねぇ、たまにはトンカツとか天ぷらとか揚げ物も食べたいんだよねぇ。

あとは、お酒とどう付き合っていくか。
土日集中飲酒にするか、平日飲酒の週末休肝にするか。
で、とりあえず土日集中飲酒にしようと思っています(平日休肝)。まあ、日本から来るお客さんの対応もあるので、臨機応変にやりますけど。

目標は体重-10kg @次の一時帰国。
それで、血液検査All Clearを願います。
毎日計れるもので指標となりそうなのは体重しかないからねぇ。体重が満たせなくても、結果的に血液検査All Clearなら、それはそれでOKなんですが(と、今から予防線張ってどうする???)。

2010中流階級消失

2008-05-29 01:30:39 | 読んだ
講談社「2010中流階級消失」田中勝博

著者はテクニカル系の証券アナリストとして有名で、私も日本で毎朝見ていたテレビ東京「モーニングサテライト」に週1回くらいのレギュラー出演をしていたので、顔は覚えているのだが・・・1964年生まれの44歳、私より3歳年上にはドー見ても見えなかった。
おっと著者の見掛けはドーでも良い。

この本は1998年に発売されたもので、私はebookoffで発見して購入した古本である。読んでみて驚くのだが、まあまあ当たっているんだなぁー、彼の2010年への道筋が。怖いくらいに。それだけ、日本がイギリスに似た先進国病だったということなのかも知れない。で、そろそろ未体験ゾーンに突入(イギリスはサッチャーの出現で方向転換できた)なのかも。
まあ、若い20代以下の方には読んでもらったほうがいいかも。多分目から鱗だと思いますよ。古典的な考え方の上司に遠慮してサービス残業している場合じゃないって考えると思うよ。

日本って本質的にはそれほど豊かな国ではない。天然資源に恵まれている訳でもないし、肥沃な土壌で天候もよく2毛作や3毛作ができる訳でもない。だいたい食料自給率が40%くらいってことは、急激な円安が来たら(ハイパーインフレが起きても同じこと)1人当たりの食料を2/5くらいに減らして対処するしかないような状態なんじゃないのかなぁ?その点、インドなんて偉いよ。自給率100%に近いからね。
だから、日本は食料を確保するために付加価値(右から入ってきた原料を、使い勝手の良いものに加工して左へ流す)を高めるように頭を使わないといけないんだよ、きっと。そのことを解っているのかなぁ、パラサイト(役人)達は。彼らは何の価値も生み出していないと言うと言い過ぎかも知れないが、生み出す価値以上に浪費していると言う言い方は当たっているでしょ。その浪費の部分を整理(トヨタ生産方式で言うところのムダを捨てて)して行かないと、日本って将来暗いよ。
で、インドに来ちゃった・・・と言うのも、動機の10%くらいを占めているかも。

日本がしばらく世界の良い位置を占めるためには、技術面から言うと「太陽と水からエネルギーを生み出す技術」に特化するしかないような気がする。これができれば石油価格に左右されないし、産油国以外の他の国からも尊敬されるね。エネルギー革命だからね。だから、太陽電池と水素貯蔵(太陽光発電の余剰電力で水を電気分解し、水素として貯蔵する。太陽光発電でのエネルギーが必要な足りないときには水素を燃料電池の原料に使って電気を起こして供給する)には思い切って金を突っ込んだほうがいいと思うよ。バイオなんかやるよりは(自給率40%の国ですから)。穀物じゃなく、捨てる部分(稲藁とか籾殻など)から燃料を作るならいいんだけど。

いつの間にか「読んだ」の範疇から「主張」に変わっちゃいましたね。

億万長者の教科書

2008-05-09 10:25:20 | 読んだ
最近、エクササイズバイクに跨りながら、読書をするようになり、積読だったものが、本当に読まれるようになってきた。
ビジネス社「異端の成功者が伝える 億万長者の教科書」渡部昇一 大島健伸
をこの前の一時帰国のときにブックオフで購入したものだが、これを最近読み終えた。
タイトル負けの感は否めない-これ読んでもお金持ちになるKnow-Howは書いてない-が、Mindの持ち方と言うのは多少参考にはなるかも。
事業者向けローン会社大手2社と言えば「日栄(→現在のロプロ)」と「商工ファンド(→現在のSFCG)」で、どちらも悪徳事業者として商工ローン問題のときに社長が国会にまで呼ばれたのだが、著者の大島健伸さんは商工ファンドの創業者社長である。現在の両社の株価を見ても判ることだが、SFCGは業績を伸ばしているものの、ロプロは全く振るわない。その理由がこの本に書いてある。
まあ、もったいぶらずに書けば、商工ローン問題=日栄問題だっただけで、商工ファンドはとばっちりを食っただけと言うことのようだ。「目ん玉売れ、腎臓売れ」と違法かつ強引な取立てをしていたのは日栄で、商工ローンはそんなことはしていなかったと。
そんなことより、この本には大島健伸さんの子供の頃から今に至るまでの話が載っている。これを真似したからと言って必ず億万長者になれるとは言えないが、中には億万長者になる人が出てくるかも(かなり低い確率で)知れない。要は、「自分で考え、決断しなさい。他人に流されてはダメ!」と言ったところか。