One WorldはJAL Global Club(JGC)になっているし、Star AlianceはANA Super Flyersになっているので、たいていの航空会社の場合、チェックインカウンターはビジネスクラス用で、空港ラウンジも使え、優先搭乗もありと言う待遇である。
今回の一時帰国の帰りには成田→マニラをJet Starを使ったのだが、チェックインカウンターでは並ばされるは、空港ラウンジは使えないは、優先搭乗もなしで、かなり寂しい思いをした。
Jet Starを使っての感想。
1.チェックインカウンターには早く並びましょう。前の客がゴネて時間がかかることがあります。私は手荷物が2個だったけれども合計で10kg以下だったので、チェックインカウンターですんなり通してくれたけど、荷物を沢山持っている人の手荷物にはうるさかった感じがしました。
2.One Worldつながりで、カンタスのラウンジをTryしましたが、受付であえなく撃沈。空港内のレストランで寿司、サラダ、ウインナーソーセージ、大ジョッキで\2,500くらいかかった(ロイヤルホストの優待券を使ったけど)。飛行機に乗る前に350ccのスーパードライを1本飲んで350円だった。これらは空港ラウンジが使えれば、かからないコストだと思うし、これでも抑制していたので、ラウンジ並みに飲んだら、更に3,000円以上かかっていると思う。
3.機内サービスは基本的に有料で、ビールなどもAS$5=400円位。しかも、1回くらいしか巡回しない。JALやANAならば缶ビール4本は飲んでいるから、1,600円位余分にかかる計算。
4.機内の映画なども金がかかる。まあ、基本見ないので問題なし。
5.免税店で酒を買ったらどうなるのか不安で買わなかったのだが(買って没収されても癪だし)、これは買っても問題なく1Legの到着地まで運べると思う。
要するに、現在One WorldもStar Alianceも上級会員がKeepできているので、Jet Starに対しては物足りなさを感じるが、単純に移動だけに価値を見出すなら、LCCはありだと思う。さらに、一般航空会社が([往復運賃]<[片道運賃]×2)の関係にあるので、海外発券をする目的なら日本脱出にLCCは充分にあり。
結論として、特殊な場合を除いて、LCCを使いたいとは思えない=上級会員向けサービスが良い。