寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

小池都知事さん、ウヤムヤにしないで

2016年10月01日 21時33分53秒 | 日記・エッセイ・コラム

 小池都知事さん、豊洲市場の問題だけでなくお役所の

清掃をきちんとやって他道府県に見本を見せてほしいと

思います。大きな事業を計画するとそこに群がってくる

人たちがいると聞きます。

 せっかく良い計画を立てて入札して計画が実施される

段階になると人件費や資費が高騰してこの予算では到底

できないと言い出すようですね。一度任せた事業につい

ては責任をもって実行するのが契約でしょう。それが入

札時の予算の数倍からひどいものになると十倍にもなっ

てしまうということはあり得ない話です。もしかしたら

契約の中に人件費や資材費が高騰した場合には施主側が

これを負担するという条項が入っているのでしょうかね。

約束事がかくも簡単に破棄され一度契約をしてしまえば

後はいくらでも予算を増額できると初めから考えていた

のでしょうか。

 昔こんな話があったのを思い出しました。ある大学で

一つの学部の校舎を建設するときに、砂を食ったという

のです。その意味は、コンクリートを造る際にセメント

の量をつなぎ程度しか入れないで施工したというのです。

そのためにその校舎を使用し始めたら校舎の壁や床や天

井が簡単に削れてくるというのです。幸い怪我人などは

出ませんでしたが大きな地震が発生したら崩壊してし

まったでしょうね。

 こんな例は公共の建築物に限ったことではありません。

我が家を立てる際にも似たようなことがありました。

応接間にピアノを置くスペースを作るよう依頼してあっ

たのですが、ちょうど私が見に行った時にそこを施工し

ていました。ピアノを置く予定のところの補強が全くさ

れていないことに気が付いて施工者に連絡してやり直さ

せたのです。また同じ施工者に増築を依頼した際にもい

ろいろ見積書と違うところが出てきました。それで済ま

そうとしましたので、七分の一ほど支払い金額を減額さ

せました。施工者はそんなに減額することは出来ないと

いうので、では見積書の通りにしなさいというと引き下

がってしまいました。個人の家でも同じですが、監視し

ていないところですぐに手抜きをするという習慣がつい

てしまっているのでしょうかね。困ったものです。

 小池都知事さん、これからも大変でしょうが、是非一

部都議会議員他の圧力に負けないで頑張ってください。

都民はこぞって応援していると思います。